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住所
Neuhauser Straße 6, 80333 München
地下鉄Uバーン4号、5号線 Karlsplatz (Stachus)駅
Sバーン1号-4号、6号-8号線 Karlsplatz駅またはMarienplatz駅下車
料金
・教会
無料
・ヴィッテルスバッハ家の墓所
€2
営業時間
・教会
月曜-土曜は10:00-19:00
日曜は7:00-22:15頃
・ヴィッテルスバッハ家の墓所
月曜-金曜は9:30-16:30
土曜は9:30-14:30
休業日
・教会
年中無休
・ヴィッテルスバッハ家の墓所
日曜、祝日
HP
目次
バイエルンの王家ヴィッテルスバッハ家の歴代の王たちの遺体が安置されているのがミヒャエル教会だ。
その墓は教会の地下にあり、見学もできる。
ミヒャエル教会は、バイエルン公ウィルヘルム5世によって、16世紀後半に建設されたものだ。
教会分裂の時代に、カトリックの力を強調する目的で作られたものである。
ミヒャエル教会はアルプス以北で最大規模のルネッサンス様式の教会としてもよく知られている。
内部には、世界で2番目に大きい独立型のアーチ天井も見ることができる。
エントランスの大きな作りの窓は、光を上手く取り入れ、建物内を明るくしている。
同教会では、合唱団やオーケストラによる定期演奏会も行なわれるので、訪れる人はスケジュールのチェックも必要だ。
ルネッサンス様式で建設された建物として有名なミヒャエル教会。
ルネッサンス様式とは、15-17世紀初頭にイタリアを中心に広まった建築・美術様式のこと。
その様式は古代ローマを思わせ、建築ではシンメトリー(左右対称)、バランス(調和)を重視したものである。
教会の正面は、三角形の切り妻屋根になっておりルネッサンス様式であることがわかる。
また、ルネッサンス様式ならではの、大きなアーチ形の天井を持っているので注目だ。
(Photo by Michela Simoncini Ştefan Jurcă)
ミヒャエル教会の地下にはバイエルンの王家の墓があり、著名な人物たちの棺が安置されている。
バイエルン王家ヴィッテルスバッハ家の歴代王である狂王ルードヴィヒ2世や、ボヘミア王オットーも安置されている。
狂王ルードヴィヒ2世は、別名メルヘン王とも呼ばれた非常に有名な王。
幼いころから神話や騎士伝説を好み、統治中には実際に中世風の「ノイシュヴァンシュタイン城」や、ルイ14世を敬愛してヴェルサイユ宮殿を模倣した「ヘレンキームゼー城」などを建築させている。
ルードヴィヒは若い頃美貌に恵まれ、多くの画家たちによって描かれた人物で、未だに人気のある王だ。
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