レジデンツ宮殿礼拝堂コンサート&ディナー
モーツァルトも演奏したレジデンツ内の礼拝堂でクラシックコンサートを鑑賞、本格的なドイツ料理のディナーも味えるロマンチックなプランだ。純粋な見学よりはるかに貴重な経験ができる。宮殿博物館の入場チケット付き。住所
Residenzstraße 1, 80333 München
地下鉄Uバーン4号、5号線Odeonsplatz駅下車徒歩5分
料金
・レジデンツ博物館
€7
学生は €6
・レジデンツ宝物館
€7
学生は €6
・両館コンビチケット
€11
学生は€9
※18歳以下は無料
営業時間
3月24日-10月21日は9:00-18:00
10月22日-3月23日は10:00-17:00
(入場は閉館1時間前まで)
休業日
1/1、カーニバルの火曜、12/24、12/25、12/31
HP
http://www.residenz-muenchen.de/index.htm
英語、ドイツ語、イタリア語
目次
ミュンヘン・レジデンツは、4つの博物館と劇場で構成されている。代表的なものが、「レジデンツ博物館」と「レジデンツ宝物館」だ。
「レジデンツ博物館」では、栄華を誇ったかつての王宮が見られるようになっている。金で装飾されたきらびやかな数々の部屋は、当時の王国の繁栄を物語る。
「レジデンツ宝物館」では、10世紀からの王家の宝物が見ることができる。宝石が散りばめられた王冠、金細工、金の装飾の剣などの宝物が展示されている。ウィーンのハプスブルク家にも劣らない、当時のバイエルン王国の栄華を垣間見ることができるスポットである。
ミュンヘン・レジデンツ内(入り口は博物館と別)にはプフェルツァー レジデンツ ワインシュトゥーベというワインレストランがあり、連日大賑わいとなっている。歴史ある場所でドイツワインとチーズやソーセージ等の郷土料理を楽しむことができる人気レストランなので、ミュンヘン・レジデンツ観光前後にタイミングがあえば立ち寄りたい。
レジデンツを訪れた多くの観光客の目をくぎ付けにするのが、緻密な装飾が施された奥行き69メートルもある大ホール「アンティクヴァリウム」だ。アンティクヴァリウム部分は、16世紀のアルプレヒト5世の時代に建造され、現存するレジデンツの中では最も古い部分だ。
美しい曲線のルネサンス様式の円天井には、色鮮やかで美しいフレスコ画が幾つも描かれている。さらにアンティクヴァリウムの側面には、アルプレヒト5世のコレクションだった古代の彫像が並んでいる。ひとつひとつ見るだけでも、かなりのボリューム。時間には気をつけよう。また、時間帯によっては見学できない場合もあるので、HPで事前にチェックはするとよい。
アンティクヴァリウムと並ぶ、レジデンツの見どころのひとつは王家の「祖先画ギャラリー」だ。ヴィッテルスバッハ家の子孫たちの肖像画が、飾られている回廊である。その数なんと約120枚にも上り、代表的なマクシミリアン2世や、ルートヴィヒ2世の肖像画ももちろん飾られている。また、回廊の至るところに美しい金の装飾が施されているので注目だ。
レジデンツ博物館と同じ入り口から、レジデンツ宝物館に入場することが出来る。宝物庫には、ヴィッテルスバッハ家が10世紀頃から集めていた1250点ほどの金銀財宝が展示されている。
輝く宝石が散りばめられた王冠にはじまり、きらめく金細工、宝剣、金の笏、クリスタルガラス、象牙細工など数ある宝物に目もくらむ。数ある宝物の中でも、「王妃ギーゼラの十字架」、「騎士聖ゲオルグの彫像」、「バイエルンの王冠」は必見だ。6世紀にミラノで作られた壺や、モスクワで作られたイコンなどの、世界中から集められたコレクションも目立つ。バイエルン王国に君臨し続けた、ヴィッテルスバッハ家の権力のほどを物語る宝物館である。
レジデンツ宮殿礼拝堂コンサート&ディナー
モーツァルトも演奏したレジデンツ内の礼拝堂でクラシックコンサートを鑑賞、本格的なドイツ料理のディナーも味えるロマンチックなプランだ。純粋な見学よりはるかに貴重な経験ができる。宮殿博物館の入場チケット付き。Residenzstraße 1, 80333 München
マリエン広場からわずか350メートルほどの場所にある。
ミュンヘン中央駅から、Sバーン・Uバーン・トラムと、多くの交通手段を使って行くことができ、時間もさほどかからない場所だ。半日ウォーキングツアーなども行なわれているが、ツアー料金にはレジデンツの入場料は含まれていないことがあるので要注意。
レジデンツ宝物館では、英語のオーディオガイドを借りることもできるので、個人で行く場合は借りて楽しむことも良いかもしれない。
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