レジデンツ入場&旧市街&市場で食べ歩き 半日ウォーキングツアー
日本語ガイドとミュンヘン・レジデンツを見学、その後はフラウエン教会や新市庁舎など見どころいっぱいのミュンヘン旧市街を散策し、青空市場で食べ歩き。ミュンヘンの歴史から台所までカバーした、土地勘を掴むのにも丁度良いプランだ。住所
Frauenplatz 12, 80331 München
ミュンヘン中央駅から電車で2駅Marienplatz下車
料金
入場料は無料
南塔に上るには、一般は3€、学生は1.50€
毎週火曜、木曜、日曜にガイドツアー開催(2015年9月末まで)
14:00にパイプオルガンの下に集合すればガイドツアーに参加出来る。
参加費は6€
営業時間
7:00-19:00
木曜は7:00-20:30
金曜は7:00-18:00
ミサの時間は入り口までの入場
休業日
年中無休
HP
目次
フラウエン教会は聖母教会を意味する。
13世紀に建築された古い教会に代わる形で、1468年にジギスムント公爵によって礎石が据えられた。
以前の教会の老朽化という理由だけではなく、ミュンヘンの人口の増加によってより大きなものが必要になったという理由があったようだ。
実際に建築が始められたのはその20年後の1468年、完成にはさらに20年を要した。
赤いレンガを用いた後期ゴシック様式の建物は、長さ190メートル、幅40メートル。
ミュンヘンのシンボルとしてそびえたつ2つの塔は、北塔が99メートル、南塔が100メートルという高さで、カメラに全体像を収めるどころか、見上げても最上部まで見えないほどの規模である。
内部の回廊には多くの礼拝室が作られ、バイエルンを長く統治したヴィッテルスバッハ家の王族たちの棺が置かれている。
第2次世界大戦中には屋根が落ちるなど大きな被害を受けたが、現在まで何度も修復を重ね、維持されている。
この教会で目を引くのは何といっても空に向かってそびえたつ、タマネギ頭の2つの塔である。
フラウエン教会の建築された際には、資金面の問題で上部の丸屋根をつくることは予定されていなかった。
教会が完成した37年後の1525年に、塔を保護する目的で当時流行していたルネサンス様式の屋根を増築することが決定された。
4月-10月は南塔にエレベーターで上ることができ、天気がよければアルプスまで見渡すことができる。
ミュンヘン中心部に位置し、周囲には歴史的建造物が多くフラウエン教会が最も背が高い。
それゆえ、遮るものなくミュンヘン市街を一望できるフォトスポットでもある。
風が強いので防寒対策と、手荷物を飛ばされないように注意が必要だ。(2015年、南塔修繕工事のため閉鎖中)
教会に入るとすぐの床のタイルに、中央の祭壇に向かってひとつの足跡が付いているのを見つけることができるだろう。
これは悪魔の足跡と呼ばれ、フラウエン教会の完成の完成直後に悪魔がここを訪れたときに残したものという伝説がある。
建築家のイェルク・フォン・ハルスバッハはこの教会を建てるにあたって悪魔の協力を得たと言われる。その時に悪魔から出された条件が「教会に窓をつくらないこと」。
教会内は22本の白い柱が2列に並んで立っており、両側は側廊となっている。
この足跡の上に立つとわかるが、これらの柱が左右に並ぶ様が壁のように見え、この位置からは窓が全く見えないようになっているのだ。
「教会に窓がないなんて」と勝ち誇った悪魔は上機嫌で自分の足跡を残した。
しかしそこから1歩踏み入れた途端に両側の窓から光が差し込み、悪魔は逃げるように帰って行った。
塔の上に今でも強く吹き続ける風は、治まらない悪魔の怒りとも言われているので気を付けよう。
Frauenplatz 12, 80331 München
市の中心部に位置し、2つの塔は遠くからも見えるので迷わず行くことができる。
ミュンヘン観光の際には必ず訪れるであろうカールス門とマリエン広場の間にあるので、ミュンヘン中央駅を起点とする場合は歩いて行くことをおすすめする。
カールス門からは徒歩で約5分、マリエン広場からは約3分。
中央駅からは徒歩10分ほど。
ミュンヘン空港から行く場合には中央駅に向かう電車(Sバーン)が最寄り駅(マリエン広場)を通るので、そこで下車すると良い。
・乗車時間
S1線は50分、S8線は40分。
・予算
大人片道で10.80€
・電車時刻
約10分間隔
・乗車時間
3分
・予算
大人片道で1.40€
・電車時刻
約3分間隔
・乗車時間
6分
・予算
大人片道1で.40€
・電車時刻
約10分間隔
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