ミュンヘンのお土産を買おう♪
ドイツ・ミュンヘンでは、お土産としてお菓子やバウムクーヘンなどの食べ物の他、コスメや化粧品などの美容商品と、日本に帰ってからも重宝するようなお土産がたくさんある。
ミュンヘンに旅行に行ったら、観光だけでなく、ショッピングも贅沢に楽しみたいところだ。
しかし、残念ながらお得でない商品や、思わぬ関税がかかって気分を害してしまうこともしばしば。。。
ミュンヘンに行く前に、正しい知識を身に着けて、賢くお土産を購入しましょう!
①お土産を買うときの注意
消費税は高めなので注意!
ドイツの消費税は、19%が適用される場合と7%が適用される場合の2種類に分けられる。
概要として、生活必需品(食料品や教育に必要な本など)は7%、贅沢品は19%の軽減税率制度が採用されている。
また、同じ食料品であっても、牛乳は7%の税率が適用される一方、ビールやジュースなどの飲み物は19%、カフェなどで持ち帰りにすると7%、店内で飲食すると19%などのルールがある。本についても、紙の書籍の場合7%、電子書籍だと19%など、同じ商品でも贅沢をすると税率が高くなる。
どちらの税率が適用されているのかは、買い物後のレシートに、購入した物の横に「A」もしくは「B」のマークが明記されている。Aの場合だと19%、Bの場合だと7%と、どちらの税率が適用されているのかがわかるようになっている。
また、ドイツでは多くの店で税込み価格が採用されている。
空港を出る時の免税制度は?
ドイツでは、外国人旅行者が、同じ店で一定金額以上の買い物をした場合に、消費税14.5%が返金されるTAX REFUND制度がある。
手順
【1】
「TAX FREE SHOPPING」の看板があるお店で総額€25以上の買い物をし、支払い時にパスポートを提示し「Tax free shopping check, please」と言おう。その場で免税申告書類がもらえる。また、「TAX FREE SHOPPING」の看板がないお店でも、TAX FREE SHOPPING加盟店の場合もあるので、一度スタッフに確認してみよう。
【2】
出国の際の空港の最終税関で、購入した商品(未使用に限る)、免税書類、パスポートを提示し、確認スタンプを押してもらおう。
【3】
成田空港もしくは関西国際空港に払い戻しカウンターがあるので、確認スタンプを押した書類を払戻しカウンターに持っていけば、日本円で返金される。また、成田空港と関西国際空港以外の場合でも、専用の封筒に書類を入れて送付すれば、自分の銀行口座に振込んでもらうことも可能だ。
注意事項
・「TAX FREE SHOPPING」加盟店以外のお店での買い物は免税されない
・ドイツ国内で購入した商品を使用してはいけない
・購入商品は個人使用に限る
・申請書類を貰うためには買い物時にパスポートが必要
為替はどうやって知るの?
HowTravelミュンヘンガイドブックページの、右上に記載しています。
ミュンヘンの観光ガイドブックTOP
為替レートは日々変動するので、旅行に行く前にはかならずチェックしてから行きたいところ。
肉製品って持って帰れるの?
基本的にはソーセージやハムなど、ミュンヘンの美味しい肉製品を飛行機で持ち帰ることはできない。持ち帰るためには検査証明書が必要だが、一般客向けに販売されている肉製品で検査証明書が付いていることはほぼないためだ。税関で引っ掛かり、捨てることになるので、持ち帰らないようにしよう。
※肉製品をお土産にする裏技を記事最後部で解説中
②関税徹底解説
ドイツの税関制度は、EUの中でも特に厳しいとされている。
最近では、ドイツ在住のバイオリニストの方が、フランクフルト国際空港の税関当局に自分のバイオリンを差し押さえられ、さらに関税として約1億2000万円を請求されるという事件が起こっている。
入国および出国の際に、うっかりして、高額な金額を請求されないよう、前もって準備したい。
なぜトラブルが続出するのか
ドイツで関税に関するトラブルが頻発している原因として、「旅行者が免税範囲外の物を申告していなかった」ということが挙げられている。
税関のゲートは「赤」と「緑」の2種類があり、赤は申告ゲート、緑は申告不要ゲートとなっている。
免税範囲外の物を持って緑のゲートをくぐると、運が悪いと抜き打ちでチェックされ、今回のような騒動が起こる。
申告義務が必要なのか不要なのかよくわからない場合は、赤いゲートをくぐって個人用であることを伝えたほうが安全だ。
購入から半年以上経過した領収書があると個人使用を証明しやすいだろう。
入国/出国の際に申告が必要なもの
・€10,000以上の現金
・€430(約4万円)以上のもの(PCやカメラなど個人使用でも申告が必要。個人使用を証明すれば関税は不要)
・商用利用する物品
また、ドイツでは、預入荷物と機内持込荷物で、別々に合計2回の税関申告が必要となるので注意が必要だ。
入国/出国の際に申告なしで持ち出せるもの
・€10,000以下の現金
・€430(約4万円)以下の個人使用物
日本へ持ち込んではいけないもの
・コピー商品
・ワシントン条約で定められた毛皮、皮革製品、象牙製品など
・植物の種、果物、土のついた花などの植物
・肉製品(ソーセージ・ハムなど)
※肉製品をお土産にする裏技を記事最後部で解説中
③物価徹底検証!
ミュンヘンの物価は日本と同じくらいの水準だ。
スーパーなどで販売されている食料品やお酒は日本よりも安い場合が多い。
ただし、格好品に税金がかかる国のため、外食をすると日本と同等か高くなる場合もあるだろう。
日本で買うより安くてお得なもの
・食料品(スーパー)
・アルコール(スーパー)
日本で買ったほうが良いもの
服など(ドイツ人はあまり服にこだわらないため)
④お勧めお土産ショップ
旅の最中、なかなかいいお土産屋さんを見つけられず、苦労した経験はないだろうか。
ミュンヘンでのおみやげの購入にオススメのスポットをご紹介しよう。
まとめて効率よくお買い物♪総合系おすすめショップ
-
"REWE(レヴェ)
ドイツ全国にある大手スーパー、レヴェ。
大型店舗ならドイツのチョコやスナック菓子、グミ、ビールやワインなどをまとめて購入できる。
-
"GALERIA Kaufhof(ガレリア カウフホーフ)
たくさんの商品を取り扱うミュンヘンのデパート。
日曜でも営業しているので、他のお店でおみやげを買い逃してもOKだ。