ミュンヘン旅行にかかる費用を徹底解説!
日本と同じくらいの物価水準のドイツ。
相場金額とサービスのレベルを知ったうえで、自分にあった旅行を楽しみたい。
①飛行機代ってどのくらい?
直行便
せっかくの休暇だし、現地で長く遊びたい!移動時間を短縮したい!という人は、直行便を選ぶとよいだろう。
ミュンヘンまでの所要時間はおよそ12時間。現在、羽田空港から直行便が出ている。
料金は高めになるが、時間を有効に使えるのが魅力。
大まかな値段
通常期は¥100,000-¥120,000程度
繁忙期は¥120,000から
※航空会社や時期によって変動あり。
経由便
渡航費をなるべく安く収めたいという人は、経由便を使おう。
経由便だと最短でも16時間程、長い場合だと1日以上かかることも。
経由地はドバイ、モスクワ、UAE、コペンハーゲン、ドーハ、上海、北京など。
時期ごとの大まかな値段
通常期は¥60,000-¥100,000程度
繁忙期は¥70,000から
※航空会社や時期によって変動あり。
代表的な航空会社
・KLMオランダ
・S7航空
・アエロフロート・ロシア
・アリタリア航空
・エア・ベルリン
・エティハド航空
・エミレーツ航空
・エールフランス
・オーストリア航空
・カタール航空
・シンガポール航空
・スイスインターナショナルエアラインズ
・スカンジナビア航空
・タイ国際航空
・ターキッシュ エアラインズ
・フィンランド航空
・ブリティッシュ・エアウェイズ
・ユナイテッド
・ルフトハンザドイツ
・中国南方航空
・中国国際航空
・中国東方航空
・全日空
・大韓航空
など
②ミュンヘンの物価解説
ミュンヘンの物価は日本と同じくらいの水準だ。
スーパーなどで販売されている食料品やお酒は日本よりも安い場合が多い。
ただし、格好品に税金がかかる国のため、外食など贅沢をすると日本と同等か高くなる場合もあるだろう。
日本よりも安いもの
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・食料
・衣料、洋服
・国産ビール
・医薬品
・タクシーやバス
など
日本と同額、もしくは高いもの
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・時計やバッグなどブランド品
・電化製品
・コンピュータや機械類
など
③宿泊費解説!
観光の中心エリアにあるホテルは、観光に便利だが基本的には高くなりがちだ。
基本的には、自分の行きたい観光スポットへのアクセスと、ホテルに自分が求めるサービスは何なのかを検討しつつ決めるのが良いだろう。
ユースホステルなどに宿泊する場合は、他の旅行者と一緒に泊まることになるので、貴重品の管理に注意したい。
また、ドイツでは水道水が飲める場所と飲めない場所があり、ホテルなどの水道は基本的に飲料可能となっている。
ただし硬度が高めなので、気になる人はコンビニやスーパーなどでボトルウォーターを買うのが良い。
また、ミュンヘン全土において、トイレにウォシュレットはついていないので、気になる人は携帯型のウォシュレットを持って行っても良いだろう。
ホテルのレベルごとの大まかな費用
5つ星ホテル (平均費用 およそ¥15000-¥50000/泊)
ミュンヘンの5つ星ホテルは、豪華なインテリア、多彩なレストラン、Free Wifi、スイミングプール、スパやマッサージ、サウナなどが併設されていることがほとんどだ。また、ホテルによっては専属のタクシードライバーや空港への送迎サービスがあり、安心/安全に目的地に到着できるのも魅力的。
多くの5つ星ホテルが都心部や観光に便利な場所にホテルを構えていることがほとんどで、観光及び商用利用にも役立つ。
Sofitel Munich Bayerpost(ソフィテル ミュンヘン バイヤーポスト)
外観がとても重厚でクラッシックな雰囲気の高級ホテル。
ミュンヘン中央駅から徒歩1分の便利な立地で、近代的なデザインのインテリアに屋内スイミングプール、スパ、サウナ、ジムなどを取り揃える。
■住所:Bayerstrasse 12 Munich BY 80335
■電話番号:+49 89 599480
■予算:25,000円-
4つ星ホテル (平均費用 およそ¥14000-¥18000/泊)
レストラン、サウナ、フィットネスセンター、バー、スパ、空港送迎サービスなどを取り揃え、子どものいる家族連れにも泊まりやすい。このランクのホテルで不満足する人はいないだろう。
Eurostars Book Hotel(ユーロスターズ ブック ホテル)
ミュンヘン中央駅から650メートル、マリエン広場にも2キロ圏内に位置する、現代的なデザインのホテル。
清掃の行き届いた全201室の客室に、様々な各国料理が味わえるレストラン、24時間営業のフィットネスクラブ、バーラウンジを完備。
■住所:Schwanthalerstrasse 44 Munich BY 80336
■電話番号:+49 89 5999250
■予算:10,000円-
3つ星ホテル (平均費用 およそ¥6000-¥13000/泊)
そこそこの値段で、綺麗で、立地もある程度良いのが3つ星ホテルの特徴。基本的なアメニティも取り揃え、生活には何一つ困らない。
Vi Vadi Hotel downtown munich(ヴィ ヴァディ ホテル ダウンタウン ミュンヘン)
ミュンヘン中央駅から250mの位置で、繁華街や博物館などへのアクセスも良い。
客室はシンプルな内装で、無料Wi-Fi、バスルーム、薄型テレビ、ミニバーが備わる。
スタイリッシュな館内にはイタリアンレストランがあり、朝食やディナーが楽しめる。
■住所:Marsstraße 6-10, 80335 München
■電話番号:+49 89 545190
■予算:8000円-
2つ星ホテル (平均費用 およそ¥3000-¥8000/泊)
1人旅やバックパッカーには便利なミュンヘンの2つ星ホテル。
昼は街で観光、夜はホテルで寝るだけといったスタイルの旅行ならこのクラスで十分だろう。
Hotel Dolomit (ホテル ドロミット)
91室の客室を備える2つ星ホテル。
ミュンヘン中央駅から徒歩1分、マリエン広場へも1.5キロの好立地だ。
ランドリーサービスや空港シャトルサービスもあり、1人旅や学生旅行でも使用しやすい。
■住所:Goethestraße 11, 80336 München
■電話番号:+49 89 592847
■予算:5000円-
おすすめホテル
ミュンヘンのおすすめホテル特集
ミュンヘンの観光に便利なホテルを厳選しておすすめする。ホテルの立地や居心地は、旅行の中で重要な位置を占めるので慎重に選びたい。今回は、立地、価格、サービス面で優れたホテルを厳選しているので、どのホテルに宿泊してもきっと満足できるだろう。
詳細はこちらから
(Photo by Mandarin Oriental, Munich公式Facebookページ)
④食事の相場金額は?
ミュンヘンでの食事には、レストランの他、ホテルのビュッフェ、パブやフードコートなどがある。
チップについてはレストランやホテルの料金にはサービス料が含まれているので、基本的には必要ではない。
レストランのレベルごとの大まかな費用
高級レストラン (平均費用 ¥4000-)
ミュンヘンの高級レストランのレベルは高く、基本的にどこで何を食べてみても美味しい。
ドレスコードについては、服装が原因でレストランへの入店を拒否されることはないが、高級レストランに入る場合は、なるべくハーフパンツやサンダルの着用は避けたいところだ。
Schwarzreiter Tagesbar & Restaurant
高級ドイツ料理レストラン。
オススメはドイツ名産のソーセージの他、シーフードの盛り合わせや、牛ヒレステーキなど。
クリスマスシーズンは、カップルや夫婦で訪れる人も多い。
■住所:Maximilianstraße 17, 80539 München
■電話番号:+49 89 21252125
■予算:4000-13000円
中級レストラン (平均費用 およそ¥2000-)
旅行などで是非訪れたいのが中価格帯のレストランだ。
都市部にあるレストランならどこを利用しても基本的には美味しい。
Trattoria Da Fausto
繁華街から外れたDietlindenstrasse駅の近くにある、本場のイタリアン料理が味わえるレストラン。
店内は天井が高くレトロな雰囲気を醸し出している。
ピザ、パスタ、ラザニアなどどれも美味しいが、ボリューム満点なので注文し過ぎには注意しよう。
■住所:Helmtrudenstraße 1, 80805 München
■電話番号:+49 89 32705553
■予算:3000円-
⑤現地での移動費を知ろう
ミュンヘン観光には、地下鉄やトラムが欠かせない。
ほとんどすべての観光地に電車で行くことができるので、乗りこなすと基本的にはどこへでもいけるだろう。
その他、バスやタクシーも走っているので、基本的な交通手段は日本と同様と考えて良いだろう。
移動費については、
ミュンヘンの交通情報をご紹介!メトロ、鉄道、バスなどを乗りこなそうの記事を参照にして欲しい。
⑥ミュンヘン旅行の5泊7日の予算とモデルプラン
ミュンヘンに旅行に行った場合に、実際に予算毎にどのような旅になるのかまとめました。
最低予算約120,000円のモデルプラン
飛行機代70,000円-100,000円
できる限り費用を抑えたい場合、フライトはウィーン、モスクワ、アブダビなどを経由する乗継便になる。安さが魅力の乗継便だが、直前になると高額になる場合もあるので、日程が決まったら早めに予約をしておきたい。時期により60,000円台のフライトが見つかることも。通常行きは同日着だが、出発時間や乗継時間の関係で到着が翌日になる場合は、ホテルのチェックイン日に注意しよう。
※長期休暇シーズンには、飛行機代はオフシーズンの2倍程度になる。
ホテル代20,000円-40,000円
ミュンヘンには中心部に近いところにも1泊4,000円台-7,000円台の低価格ホテルがある。少し離れるところでも、トラムやUバーンの駅から遠くなければそれほど不便は感じない。
※長期休暇シーズンには、低価格ホテルの宿泊費はオフシーズンより多少高めの設定になる。
飲食代25,000円-40,000円
飲食代を節約したい場合はカフェやマーケット、「レバーケーゼ(Leberkäse)」やホットドッグのスタンドが強い味方。3食外食となると1日5,000円は見ておきたい。ミュンヘン伝統の朝食「ヴァイスヴルスト (Weißwurst)」とプレッツェルに白ビールを試してみるのもいいだろう。
「ズィクル」はリーズナブルに伝統的なドイツ料理が楽しめると人気。ディナータイムより価格設定もお手頃なランチタイムにレストランで食事をして、夜は軽めにするのも1つのアイディア。
平均的予算約240,000円のモデルプラン
飛行機代100,000円-130,000円
到着した初日からめいっぱいミュンヘンを満喫したいなら、フライトは直行便(羽田空港から)または出発/到着時間に無理がなく乗継時間が短い乗継便を利用したい。料金は高めになるが、時間を有効に使えるのが魅力。直前になるとオフシーズンでも高額になることがあるので、2-3か月前には予約を済ませておこう。※長期休暇シーズンには、飛行機代はオフシーズンの2倍程度になる。
ホテル代45,000円-70,000円
主要観光地へのアクセスが良い中心部の三つ星/四つ星ホテルは、1泊9,000円-14,000円前後のところが多い。
※長期休暇シーズンには、中/高級ホテルの宿泊費はオフシーズンより多少高めの設定になる。
飲食代50,000円-80,000円
美しく盛り付けられた話題のバイエルン料理が味わえる「シュワッツレイター タゲスバー&レストラン」は、食事と飲み物で1人15,000円-30,000円ほど。「ブローディング」では、1人10,000円-20,000円でこだわりのドイツ料理とオーストリアワインが楽しめる。
高級レストランへ行く場合は、予約が必要かどうかに加え、ドレスコードのチェックも忘れずに。イースターやクリスマスなどは休業や特別メニューのみの提供となる店舗もあるので、事前に確認しておくようにしよう。
とりあえずホテルを予約してみては?
後悔しないホテルの選び方
少しでも旅行の可能性があるのであれば、とりあえずホテルを予約しておこう。飛行機は直前でも予約できる場合があるが、人気ホテルは半年前には埋まり始める。一部の例外を除いて、基本的に直前までキャンセルは無料なので仮押さえしておいて損はない。
これまで70カ国以上を旅した経験を持つHowTravel編集部がお勧めする、ホテル選びにおける要チェックポイントは、「立地」と「口コミ」と「料金」の三つだ。
まず第一に検討すべきはホテルの立地だ。ホテル自体の評価が悪くない場合でも周辺の治安や観光地へのアクセスが良いとは限らない。
次にチェックすべきなのは口コミと価格だ。観光の拠点に最適なエリアで、自分の予算に合った口コミ高評価ホテルを見つけられれば、最高の旅行は半分約束されたようなものだ。
なお、数あるホテル予約サイトの中でも、エリアにこだわるのであればBooking.comが圧倒的に探しやすい。地図上からホテルを探すことができるため、是非活用して欲しい。またBooking.comは世界最大のホテル予約サイトでもあるので、取扱件数・口コミ・信頼性どれもこれ以上はない。
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(Photo by Tspec7, Mandarin Oriental Hotel Group, Michael J Fromholtz, Unique Hotels, Kanko, Florian Schütz, digital cat, Renate Dodell )