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ドレスデン旅行のおすすめ観光スポット5選!

2017/10/10 更新

エルベ川のほとりの古都「ドレスデン」は、ドイツ最古のクリスマスマーケットが行われる街として知られている。クリスマスシーズンには、ここドレスデンが発症とされるドイツでクリスマスに食べられるパン「シュトーレン」を手にした人々がたくさん歩いている。またドレスデンは手工芸が盛んな街でもあり、中でもマイセンと並ぶ名磁器ドレスデン磁器を一度は手に入れたいと願うドイツ女性は多い。また木工製品なども有名。ベルリンからも電車で二時間と近く、ドイツを旅する際にはぜひ訪れておきたい街の一つだ。

聖母教会

  • 旧市街中心にそびえたつ「聖母教会」はドレスデンを代表するモニュメントだ。東ドイツ時代には長く瓦礫の山のまま放置されていたこの教会も、統一後は壮大なドームを持つ荘厳極まる本来の姿を取り戻した。ドイツ国民の愛国心と、忠実に再現しようとする律義さでに支えられて「世界最大のジグソーパズル」にも例えられた再建作業は10年近い歳月をかけて完了した。現在はドレスデン観光名所の筆頭にあげられており、絶え間なく観光客が訪れるスポット。

  • ザクセン州立歌劇場

  • 数多くのオペラ作品の初演の舞台となったオペラ愛好家の聖地。現在も毎晩のようにオペラやコンサートが行われているが、見学のみで入場することも可能。冷戦時代には東ドイツの国立歌劇場として「ドレスデン国立歌劇場」と呼ばれたが、東西ドイツ統一を果たした現在では「ザクセン州立歌劇場」と名称が変更された。ほかの建築物同様に、ドレスデン空襲で破壊された苦い歴史があるが、現在の風格ある姿からはみじんも感じられない。

  • ドレスデン城

  • 「ドレスデン城」あるいは「レジデンツ宮殿」とも呼ばれるザクセン国王が起居した城。1階、2階ともに緑の円天井と呼ばれるドーム型の天井が有名だが、圧巻の豪華さを誇るのが1階の方なのでよく見ておきたい。ただし、見学は予約制になっておりドイツらしく15分刻みで時間厳守というルールがあるので注意しよう。ザクセンの王族たちが集めた目がくらむばかりの宝物と、空襲の爆撃によってがれきと化した後の対比がいつまでも胸に残る。

  • エルベ渓谷

  • 一度はその歴史と景観が評価されて世界遺産に登録されたものの、世界遺産に値する景観よりも渋滞緩和を優先した「ヴァルトシュレスヒェン橋」の架設により登録抹消された記憶が新しい。そんな俗界の事情には関係なく、エルベ川とドレスデン市街を谷間に抱くエルベ渓谷には数々の名所がある。乗り物好きには「ドレスデン・ケーブルカー」、「ドレスデン・モノレール」がおすすめだし、「ブリュールのテラス」でティータイムを楽しむのも一興だ。

  • アルテマイスター絵画館

  • ドレスデン美術館を構成する12の美術館の1つであり、ツヴィンガー宮殿内にある美術館。ヨーロッパの歴史に残る大画家たちの大作が数多くコレクションされており、ラファエロの「システィーナのマドンナ」やレンブラントの「ガニュメデスの誘拐」など枚挙にいとまがない。また、30数点しか現存しないとされるフェルメールの絵画「手紙を読む女」と「取り持ち女」の二点が収蔵されている。美術ファンならずとも名前を見知っている見応えのある絵画が多いので十分に時間を取っておくことをおすすめする。

  • (Photo by Harshil ShahSven Wusch Poom! AugustusTours Allie_Caulfield Gemaldegalerie Alte Meister)