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ケルン旅行のおすすめ観光スポット5選!

2017/10/10 更新

ドイツ連邦共和国で、ベルリン、ハンブルグ、ミュンヘンに次ぐ第四の都市、ケルン。ライン川の両岸に位置し、古くから東西ヨーロッパを結ぶ交易の中心として栄えた。第二次大戦により市街地のほとんどの建物が破壊された経緯があり、現在残る歴史的建造物は1950年代以降に再建されたものである。数少ない戦前の建築物の中には、奇跡的に崩壊を逃れたケルン大聖堂があり、現在もケルンのシンボルとして親しまれている。また、100以上の美術館と30以上の博物館を有する芸術と文化の街として知られる。

ラインエネルギーシュタディオン

  • ドイツのサッカーリーグ、ブンデスリーガに所属する、1FCケルンのホームスタジアムとして知られる、ラインエネルギーシュタディオン。5万400人を収容する天然芝のスタジアムで、観客席とピッチが近く臨場感があるのが特徴だ。2006年に開催されたFIFAワールドカップの会場として使用されたことでも知られる。日本人選手も多く所属する迫力あるブンデスリーガリーグの試合をビールとソーセージのサンドウィッチを片手に観戦することができる。

  • チョコレート博物館

  • ライン川にせり出した船のようなチョコレート博物館。カカオの生産地、カカオ豆からチョコレートが作られていく様子や様々なチョコレートのパッケージデザインなど、約3000年と言われるチョコレートの歴史を学びながら見学することができる。また、カカオの木が育てられている温室もある。作りたてのチョコレートの試食や、併設するカフェではケーキやチョコレートを堪能することができる。入場券を買うとチョコレートが付いてくるのも嬉しい。

  • カーニバル

  • デュッセルドルフ、マインツとともに、ドイツ三大カーニバルに数えられるケルンのカーニバル。カトリック教の古い風習として行われるカーニバルは、第5の季節と呼ばれる。毎年2月の木曜日から6日間にわたるクライマックスでは、仮装行列などが開催され大賑わいを見せる。中世の騎士や道化師、魔女など様々な姿に仮装した市民が、「アラァーフ」の掛け声とともに街を練り歩く仮装行列は毎年ケルンには欠かせない光景となっている。

  • 愛の南京錠

  • ケルン市内を縦断するライン川に架けられた、ホーエンツォレルン橋。恋人たちが永遠の愛の象徴として、名前入りの南京錠を取り付ける「愛の南京錠」として知られている。ケルンのシンボルである、ケルン大聖堂の前に位置する全長409メートルの橋のフェンス一面にかけられた南京錠の多さに、どれほど多くの恋人たちが愛を誓ったのかがわかる。かけられる南京錠は年々増え、現在では重さが約2トンを超えていると言う。また、この南京錠は橋の周辺のギフトショップで手に入れることができる。

  • ケルン大聖堂

  • ケルンの中心部に位置する、世界遺産ケルン大聖堂。正式名称をザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂と言い、ゴシック様式の建築物としては世界最大規模を誇る。最初に建築されたのは4世紀頃で、その後何度かの改修が行われ現在は第四代目となる。高さが157メートルの大聖堂は1884年まで世界一の高さを誇る建築物であった。正方形のガラスを1万1500枚使用したステンドグラスは厳格ながらもカラフルな装いが美しいと評判だ。第二次世界大戦によって街の9割の建造物が消失した中、奇跡的に残ったケルン大聖堂は、その後もケルンのシンボルとして市民に親しまれている。

  • (Photo by Michael RastetterSascha Brück Kate Hopkins Robert Brands Adam Lerner jay8085)