ミュージアム
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ベルリンの壁記録センター
東西分断の歴史を保存する「記憶の場所」
東西の分断を象徴する場所の一つであるベルナウアー通りにあるこのベルリンの壁記念センターは、通り全体のほぼ半分を「記憶の場所」として保存している。
プレッツェンゼー記念館
ナチスの中心的な刑務所、プレッツェンゼー監獄
第二次世界大戦当時のプレッツェンゼー監獄。 反ヒトラー抵抗運動に参加していた市民は捕らえられ、この中に収容されていた。 その際処刑された人数は2891人。 今も当時の処刑室の一部を見て回ることができる。
ハンブルク駅現代美術館
広大な駅の空間を贅沢に使った現代美術の作品群
ベルリンとハンブルクを結ぶ鉄道のターミナルを再建して美術館としたのが、ハンブルク駅現代美術館。 元々駅なだけあって、スペースは非常に広大。 そこのアンセルム・キーファー、ヨーゼフ・ボイス、マリオ・メルツ、アンディ・ウォーホルなど、まさに現代美術の代表と言えるアーティストの作品が並べられている。 基本はポップ・アート、コンセプチュアル・アートなどで、渡り廊下の…
楽器博物館
音楽と職人の街ベルリンの魂が宿る博物館
楽器博物館は1888年、王族の大学のために建てられた。16世紀につくられたチェンバロやカール・マリア・フォン・ウェーバーの「ハンマー・クラビア」などをはじめ、現在3500以上の楽器を所有している。 第二次世界大戦を経て元々4000あったコレクションは700まで激減。 戦後しばらくの期間、西ベルリンが直接管理していたこの博物館は、1949年、シャルロッテンブル…
ベルクグリュン美術館
ピカソの歴史をなぞる旅。錚々たる作品群が凝縮された美術館
ベルリン出身の美術賞であり、収集家ハインツ・ベルクグリュンのコレクション。 この美術館において驚かされるのは大量のピカソの作品群。 常設で3階にわたり120点以上の絵画・彫刻・素描が展示されている。
シャルフ・ゲルステンベルク・コレクション
歴史深い美術館で潤沢なシュルレアリスムのコレクションに浸る
フランスのロマン派からシュルレアリスムまで幅広く揃っているこの美術館はシャルロッテンブルクにおけるプロイセン王の近衛連隊が置かれていた。 プロイセン王フリードリッヒ・ヴィルヘルム4世の命により1851年から59年に向けて建設された。 その後1967年から2005年にかけて旧エジプト博物館として使われ、東西ドイツの再統一に伴って貯蔵されていたエジプトのコレクシ…
ブローハン美術館
調和された静かな空間で、アールヌーボーに浸る
アールヌーボー、アールデコ、ベルリン分離派の作品の集う博物館。 その中は装飾品としてのアートと絵画に分かれている。 部屋のアンサンブルと呼ばれる原則に基づいて、美術品は設置されている。 アールヌーボーの時代からアールデコ、機能主義の時代にかけて、磁器、陶器、銀、金属が家具やカーペット、照明などと調和をなしている。
ブリュッケ美術館
古典的モダニズムを発展させた、若きアーティスト集団の作品群
1905年ドレスデンで結成されたブリュッケ(ドイツ語で「橋」)という芸術家集団は、北欧の表現主義の基礎を築いたことで知られている。 対照的な組み合わせの多彩な色や、さっと描かれたスケッチのようなタッチが表現主義の特徴。その自由さはアーティストの主観的な感覚によって醸成されていった。
シュタージ・ミュージアム
東ドイツ秘密警察(シュタージ)の裏側に戦慄する
シュタージは英語で言う国家保安省・State Security (Staatssicherheit)を略したもので、東ドイツのスターリン主義の資料を保存する博物館である。この場所自体がシュタージの本拠地でもあった。 シュタージの目的は国民の情報を完全に把握すること。 日本でも有名なスパイ、ゾルゲもこの点においてシュタージを賞賛している。 あなたの妻が、友人が…