出発地 | 貯まるマイル数 |
東京/成田 | 1万2190マイル |
東京/羽田 | 1万2190マイル |
大阪/関西 | 1万2060マイル |
名古屋/中部 | 1万2102マイル |
※マイル数は往復分を表記
※航空会社や利用する時期、割引によってマイル数は変動する
目次
ベルリン・テーゲル空港は、ベルリンの中心から北西におよそ8キロメートルのところに位置する空港。ユダヤ系ドイツ人で航空工学の先駆者、のちにライト兄弟にも大きな影響を与えたオットー・リリエンタール(Otto Lilienthal)にちなんで、オットー・リリエンタール空港とも呼ばれている。規模はそれ程大きくないが、5つのターミナル(A-E)がある。2014年の総旅客数は2070万人を超え、ドイツ国内で4番目に忙しい空港であった。
テーゲル空港は、ベルリン・シェーネフェルト空港を拡張して工事中の新空港ベルリン・ブランデンブルク(Berlin Brandenburg)空港のオープンに伴って、シェーネフェルト空港の旧ターミナルとともに閉鎖されることになっている。もともと新空港の開港は2010年の予定だったが、度重なる工事などの遅れで2018年以降になる見通しだ。
・テーゲル空港公式ホームページ
http://www.berlin-airport.de/en/travellers-txl/index.php
・各ターミナルのマップ
http://www.berlin-airport.de/en/travellers-txl/at-the-airport/airport-map/index.php
空港内で無料のWi-Fi利用可。〈Free Airport WiFi Telekom〉に接続すると、60分間無料でインターネットに接続することができる。
なお、テーゲル空港にはSIMカードを購入できる店舗はない。ネット環境を整えたい場合には、あらかじめ日本で海外旅行用のWi-Fiルータをレンタルしておくか、ベルリン市内の携帯ショップやショッピングモールで観光客向けのプリペイド式SIMカードを購入しよう。
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※上記リンク外からの申し込みは特典対象外
全体的にこじんまりとしているテーゲル空港でのショッピングは、やや物足りなく感じるかもしれない。しかし5:00-7:00台から営業している店舗も多いので、お土産を買い忘れた人には便利だ。制限エリアには免税店「Heinemann Duty Free」も営業しており、高級ブランドの化粧品や香水、煙草等を購入できる。
また、空港内には30近くの飲食店が営業中。サンドイッチ等の軽食が食べられる小さな売店やカフェを中心に、中には本格的なドイツ料理やビールが楽しめるレストラン「Restaurant Red Baron」も。スターバックスやバーガーキング等の世界的なチェーン店も揃っている。
両替所とATMは空港各所にある。24時間営業している両替所も空港内に3ヶ所あるので安心だ。VAT(付加価値税)の払い戻しカウンターも空港内に6ヶ所あり、5:00-22:30頃まで営業している(カウンターによる)。なお、手荷物預かり所はターミナルAのサービスセンターにある。
テーゲル空港では「Air France Lounge」や「British Airways Terraces Lounge」を始め5ヶ所のラウンジがある(いずれもターミナルA)。その内プライオリティパス(年会費を支払う事で世界中900ヵ所以上の空港ラウンジに無料で入場できるパス)を使って利用できるのは「BERLIN AIRPORTCLUB LOUNGE」(営業時間は6:45-21:00、日曜のみ7:45-21:00)。その他のラウンジの入室資格はカード会社等で確認を。なお、空港内にシャワーの設備はない。
入国審査⇒預けた荷物の受け取り⇒税関を通過して出口を出たら、空港内の標識にしたがって各交通機関の乗り場まで。メトロや鉄道は乗り入れていないため、乗車したい場合はまずはバスやタクシーに乗車してから乗り継ぐ必要がある。
ベルリンにはVBBという公共交通機関のネットワークがあり、VBBのエリア内はメトロ(Uバーン)、Sバーン、トラム、路線バス、トロリーバス、フェリーのチケットは共通、料金はゾーン制になっている。チケットの有効時間内・有効区間内で適正なルートあれば、VBBの他の交通機関への乗り継ぎもできる。
テーゲル空港「ゾーンB」から市内中心部「ゾーンA」へ移動するには、「ゾーンAB」のチケットが必要だ。また、Sバーンのベルリン・テーゲル(Tegel)駅とUバーンのアルト・テーゲル(Alt-Tegel)駅は、テーゲルと名が付くもののテーゲル空港からは離れているので注意が必要。
ベルリン市内に数日滞在するなら「ベルリン・ウェルカムカード」または「ベルリン・シティツアーカード」の利用が便利だ。どちらのカードも、VBBのゾーンA-ゾーンB間またはゾーンABC内の公共交通機関が乗り放題になるのに加え、ミュージアムや観光スポットなどで割引が受けられる。旅程にあった特典のあるカードを選ぼう。
どちらのカードも、有効期限が48時間・72時間・5日間のバリエーションがあり、さらにウェルカムカードには博物館島(ムゼウムスインゼル/Museumsinsel)の美術館や博物館の無料入場を含む72時間のカードがある。
テーゲル空港ではターミナルAのゲート1近くにある観光案内所、またはゲート2近くにある窓口「DER Touristik Airport Services GmbH」、または券売機で購入できる。ウェルカムカードは48時間(ゾーンAB)€19.5-、シティツアーカードは48時間(ゾーンAB)€17.4-。
テーゲル空港とベルリン市内中心部を結ぶバス。ベルリン中央駅(Hauptbahnhof)等を経由してアレクサンダー広場駅(Alexanderplatz)まで移動できる。ベルリン中央駅からはSバーンの5号、7号、75号線やUバーンの55号線に、アレクサンダー広場駅からはSバーンの3号、5号、7号、75号線やUバーンの2号、5号、8号線に乗り継ぐことができる。購入日時の表示がないチケットは、乗車時に打刻機で有効化することを忘れないようにしよう。
■所要時間
ベルリン中央駅までおよそ20分。アレクサンダー広場までおよそ40分。6分-10分おきの運行。
■料金
VBB大人1回券(Einzelfahrausweis): €2.7(ゾーンABの料金)。
※ターミナルA/BにあるBVG(ベルリン市交通局)チケットデスクまたはバス乗り場にある券売機で購入可。
■乗り場
ターミナルA/Bを出たところのバス乗り場。
テーゲル空港とベルリン市内を結ぶバス。ベルリン動物園駅(Zoologischer Garten Bhf)からSバーンの3号、5号、7号、75号線やUバーンの2号、9号線に乗り継ぐことができる。購入日時の表示がないチケットは、乗車時に打刻機で有効化することを忘れないようにしよう。
■所要時間
動物園駅までX9番でおよそ20分、109番でおよそ30分。およそ10分おきの運行。
■料金
VBB大人1回券(Einzelfahrkarten):€2.70(ゾーンABの料金)。
※ターミナルA/BにあるBVGチケットデスクまたはバス乗り場にある券売機で購入可。
■乗り場
ターミナルA/Bを出たところのバス乗り場。
ベルリンの公認のタクシーは車体がクリーム色で屋根の上に「TAXI」のサインがあり、後ろの窓に営業許可ナンバーが表示されている(8000番を超える番号はベルリンには存在しない)。空港内で客引きをしている非公認のドライバーもいるが、安全の為にもタクシーを利用する際はタクシー乗り場で公認のタクシーに乗車しよう。また、乗車したらメーターがきちんと動いているのを確認することをお勧めする。
■所要時間
市内中心部まで20分-30分。
■料金
市内中心部まで€25-€30。
※料金はメーター制、テーゲル空港から利用の場合の追加料金€0.5、大きな荷物1つにつき€1。現金以外での支払いは+€1.5。
■乗り場
ターミナルAのゲート6-ゲート9、ターミナルCまたはターミナルEを出たところのタクシー乗り場。
(Photo by Uli Herrmann Tim Pritlove André-Pierre du Plessis Follow AleGranholm Stephen Smith)
出発地 | 貯まるマイル数 |
東京/成田 | 1万2190マイル |
東京/羽田 | 1万2190マイル |
大阪/関西 | 1万2060マイル |
名古屋/中部 | 1万2102マイル |
※マイル数は往復分を表記
※航空会社や利用する時期、割引によってマイル数は変動する
長時間に及ぶ飛行機で十分な睡眠を取れずにテーゲル空港に到着するとせっかくの旅行にも関わらず満喫できないどころか、最悪の場合は体調を崩すことがある。飛行機内でしっかり睡眠をとれるように対策をしておこう。ネックピロー、アイマスク、耳栓などはもちろん、必要に応じて睡眠導入剤も持っていこう。
治安が良いベルリンなので、もちろんタクシー利用でも問題はないが、やや料金が高いし、ホテル到着時間が明け方近くなってしまってもしんどい。テーゲル空港には空港すぐそばにメルキュール エアポート ホテル ベルリン テーゲルという口コミ評価抜群のエアポートホテルがあるので、選択肢として考えておこう。空港から出ている無料シャトルもあるので真夜中でも安心だ。出発が早朝の場合にも便利。
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ベルリン6日間 129,800円-
成田を夜出発し到着は現地の朝、帰国の際も現地を夜発つため泊数は少ないが現地での観光はたっぷりと楽しめる旅程となっている。市内の公共交通機関が乗り放題、さらに美術館などの優待も受けられる「ベルリンウェルカムカード」付き。活用してベルリンを満喫しよう。人気記事