パリ5日間
84,800円-
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住所
メトロ12号線Solférino駅
RER C線Musée d’Orsay駅
料金
€12
16:30以降の入館は€9(木曜は18:00以降)
18歳-25歳は€9
18歳未満は無料
オランジュリー美術館との共通チケットは€16(4日間有効)
営業時間
9:30-18:00
木曜は9:30-21:45
休業日
月曜、1/1、5/1、12/25
HP
http://www.musee-orsay.fr/
フランス語、英語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語
※日本語、韓国語、中国語、ポルトガル語、ロシア語による案内文あり
目次
ルーブル美術館と並ぶ、パリの代表的な美術館。1986年開業で美術館としての歴史は浅いが、1848年から1914年までの近代美術を集め名声を集めている。約2万点もの作品が並び、世界的に貴重な美術品が盛りだくさん。所要時間としては最低でも2時間、ゆっくりみてまわる場合は4時間程度と考えておきたい。
美術館は1900年のパリ万博の際に作られた駅舎を改装して作られており、随所に昔の面影を感じることができる。大時計の裏にあるカフェも有名だ。入り口に案内所があり、無料で館内案内パンフレットがもらえるので貰っておくと良い。オルセーでは、作者ごとに展示ブロックが別れているので、お目当ての画家の名前を見つけてじっくり鑑賞しよう。
作品は、地上階(1階)、2階、5階で展示されている。地上階には19世紀後半の新古典主義から、初期印象派の絵画が展示されている。2階にはゴッホ、ゴーギャンらポスト印象派が並び、5階は印象派の名画が名を連ねている贅沢な構成になっている。5階フロアに行くには、館内突き当たりもしくは入場してすぐ左手にあるエレベーターを使用する。
■地上階
・退廃期のローマ人達(クチュール)
・落ち穂拾い(ミレー)
・手(ガレ)
・踊るジャンヌ・アヴリル(ロートレック)
・画家のアトリエ(クールベ)
・オランピア(マネ)
・タヒチの女たち(ゴーギャン)
■2階
・自画像(ゴッホ)
・オーヴェルの協会(ゴッホ)
・タヒチの女たち(ゴーギャン)
・サーカス(スーラ)
■5階
・ムーラン・ド・ラ・ギャレット(ルノワール)
・リンゴとオレンジ(セザンヌ)
・アプサント/カフェにて(ドガ)
・草上の昼食(マネ)
ミレーの代表的な作品の一つ。豪華絢爛な絵画が当たり前の中、農民をそのまま描いた画期的な作品。当時工業化が進んでいたフランスに対する揶揄となっている。農民と絵画左奥の藁の構図が、絵画全体のバランスを整えている。
おそらく世界で一番有名な自画像である。この自画像は、ゴッホが錯乱して南仏サン・レミの精神病院に入院している間に描かれた。威厳と強固な意思を感じさせる一方で狂気も伝わってくる。色使いや背景のゆらぎにも鬼気迫るものがある。
日本でも非常に人気のある、ルノワールの代表作。木漏れ日を暖かなタッチで描き、ダンスホールの活気に満ちた空気を見事に描き切っている。ルノワールの魅力がぎゅっと詰まった、見ているだけで元気になれる絵画だ。
バレリーナの少女をモチーフにした、印象派の画家ドガの彫刻作品。当時は実際のバレエシューズやチュチュを着用させて展示しており、あまりのリアリティの高さに当時は「気味が悪い」との声も。
印象派を代表する画家であるモネは、生涯に渡って200点以上もの睡蓮の絵を残している。モネが睡蓮を描き始めたのは晩年のこと。パリ近郊の村に居を構えた際、水辺を伴う庭を造り、そこに睡蓮を植えたことに端を発する。オルセー美術館の睡蓮には橋が描かれているが、こちらも実際にモネの造った庭にあったものだ。季節の移り変わりに応じて変化する睡蓮を描き続けたことが、多数の睡蓮の絵を生み出すことに繋がった。同じくパリにあるオランジュリー美術館の睡蓮も有名だ。
パリ5日間
84,800円-
駅を出てRue de Solferinoを直進、2つめの交差点で右に曲がればオルセー美術館に辿り着く。
地上階にある入口にチケット売り場がある。正面向かって左側の、セーヌ河側の個人用入り口に並ぶと荷物チェックを受けられてチケット購入窓口に進むことが出来る。右側は団体用と出口になっているので注意したい。
大きな荷物がある人は入場前に荷物を預ける必要がある。荷物は入場口向かって右側にある。荷物を預けたらいよいよ展示会場に入場だ。チケットを係員に見せて芸術の園に入ろう。
展示場入り口はチケット売り場と同じ場所なので、迷うことは無い。パリ・ミュージアム・パスを持っていれば、チケット購入の列に並ばずにすぐに入場できる。
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