ルーブル美術館に並ばず入場!熟練ガイドがしっかり解説☆日本語ガイドツアー
膨大な作品数を誇るルーブル美術館を効率良く回りたいならこのツアーがおすすめ。熟練の日本語ガイドによる作品解説を聞きながら、必見のコレクションをベストコースで鑑賞できる。チケット付きで並ばず入場できるのも大きい。住所
メトロ7号線Palais-Royal駅
メトロ7号線Musée du Louvre駅
料金
・常設展
€10
18歳未満は無料
毎月第1日曜、7/14は無料
・常設展+企画展
€14
企画展のみは€11
パリ・ミュージアム・パス利用可
営業時間
9:00-18:00
水曜と金曜は9:00-21:45
休業日
火曜、1/1、5/1、12/25
HP
目次
年間を通して一千万人を越える来館者が訪れる、世界で最も入場者の多い美術館。もともと1190年にパリ防衛のために誕生した城塞で、その後1546年にフランソワ1世の統治下で王宮となり、以降歴代国王の宮殿として使われていた。世界遺産にも登録されていて、所蔵作品は30万点超。主要作品を見るだけで数日必要なボリュームだ。金曜の18:00以降、26歳未満は入場無料になる。
城塞として建てられたルーブル美術館だが、美術館としての歴史も長い。フランス革命後、ナポレオンが戦利品として持ち帰った美術品が加わり1803年にナポレオン美術館としてオープンした。近年になって改修が進み、1989年にガラスのピラミッド、1993年にはシュリュー翼が新たに加わり、今日の美しい外観のルーブル美術館が完成している。
ルーブル美術館はコの字型に建てられた3棟の宮殿からなり、それぞれリシュリュー翼(北棟)、シュリー翼(東棟)、南棟のドゥノン翼(南棟)と呼ばれている。3棟に囲まれた中庭にはガラスのピラミッドがあり、この下にあるナポレオンホールからすべての棟にアクセス可能だ。総合案内所やチケット売り場もナポレオンホールにある。
館内には19世紀中頃までの作品が時代・地域別に展示されている。見たい展示を確実に鑑賞する為にも、あらかじめお目当ての作品がある展示室を確認しておこう。フロアごとの代表的な作品は以下の通り。
■1階
・リシュリュー翼(フランス彫刻・メソポタミア美術)
・ハンムラビ法典
・シュリー翼(古代エジプト・古代ギリシア・東方芸術)
・ミロのヴィーナス(作者不明)
・ラムセス2世像
・ドゥノン翼(イタリア・北ヨーロッパ彫刻・アフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ美術)
・瀕死の奴隷(ミケランジェロ)
■2階
・リシュリュー翼(工芸品)
・シュリー翼(古代エジプト美術・古代ギリシアの陶器)
・ドゥノン翼(イタリア・スペイン絵画・フルーブル美術館の現地ツアーランス絵画の大作)
・モナ・リザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
・カナの婚宴(ヴェロネーゼ)
・サモトラケのニケ(作者不明)
・夏(アルチンボルド)
・ナポレオン1世の戴冠式(ダヴィッド)
■3階
・リシュリュー翼(ドイツ・フランドル・オランダ絵画)
・レースを編む女(フェルメール)
・マリー・ドゥ・メディシスのマルセイユ上陸
・アルカディアの牧人たち(プッサン)
・シュリー翼(フランス絵画)
・大工の聖ヨセフ
・トルコの浴場
・真珠の女
1503-1506年、イタリアの美の巨匠レオナルド・ダ・ビンチによって制作されたあまりに有名な絵画。絵画を覆っているのは防弾ガラスだ。モデルはフィレンツェの富豪ジョコンドゥの妻。ルーブル美術館に来たからには必ず鑑賞したい作品の1つ。館内のあちこちに案内表示があるので、それに従えば迷わずに辿り着けるだろう。ただし混雑していることが多いので、鑑賞は開館直後や閉館前を狙ってみよう。
1820年、エーゲ海のメロス島で発見されたヘレニズム美術の代表を代表する彫像。腰から流れ落ちるように重なる布の陰影と、肌の滑らかさボディラインが絶妙なバランスで、ため息が出る美しさ。腕や付属装飾品は未だ見つかっていない。どんな手が付いていて、横に誰がいたのか想像するのも楽しい。
エーゲ海のサモトラケ島で発見されたヘレニズム彫刻の傑作。ニケとは、ギリシア神話に登場する勝利を表す女神。両手を広げ、翼を羽ばたかせて飛び立つ瞬間を切り取っている。女神が身に着けているのは、キトンという足元まである薄い布のドレス。
古代バビロニア王朝時代にハンムラビ王の命によって建てられた、高さ2メートルの石碑。「目には目を、歯には歯を」という有名な復讐法が書かれている、メソポタミア文明の象徴である。石碑上部には、王と神が向かい合う場面が刻まれている。
1830年にウジェーヌ・ドラクロワによって描かれた絵画で、同年に起こったフランス7月革命を題材にしたロマン主義の代表作。銃剣が付いたマスケット銃とフランス国旗を掲げ持ちって民衆を導く中央の女性は、マリアンヌと呼ばれるフランスを象徴するイメージである。
ルーブル美術館内には複数の書店やミュージアム・ショップがあり、お土産探しにもぴったりだ。英語はもちろん、複数の言語で書かれたガイドブックを始め、絵はがきなどのオリジナルグッズも豊富。地下にあるショッピングモールで買い物を楽しむこともできる。
ルーブル美術館に並ばず入場!熟練ガイドがしっかり解説☆日本語ガイドツアー
膨大な作品数を誇るルーブル美術館を効率良く回りたいならこのツアーがおすすめ。熟練の日本語ガイドによる作品解説を聞きながら、必見のコレクションをベストコースで鑑賞できる。チケット付きで並ばず入場できるのも大きい。メトロ1号、7号線Palais-Royal Musée du Louvre駅
Musée du Louvre駅は地下から直接ルーブル美術館にアクセスできるので便利だ。
Palais-Royal Musée du Louvre駅についたら、「Musée du Louvre」の看板を探して出口に行こう。改札を出たところでいきなり荷物の確認があるので、手荷物を整理して向かいたい。
入り口は、ナポレオンホールとポルト・デ・リオン(アフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ部門への入り口)と駅直結の地下入り口がある。ポルト・デ・リオンの方が人が少なく、スムーズに入館可能。チケットは自動券売機で買うことができ、日本語表示もあるので簡単だ。
ルーブル美術館の入り口として名高いのが、ガラスのピラミッドのある中央口だろう。中央口のそばにはルーブル美術館のお土産が購入できるショップがあり賑わっている。
ルーブルの入り口として最も有名で、最も混雑する。連日超満員で、中央口から入場するには裕に1時間は並ぶ。時間のない旅行者の中には入場をあきらめる人も出てくるほどだ。
長い列を並び終えると、荷物検査がある。この荷物検査が2つの窓口でしか行われていないために長い列ができてしまっているのだ。
荷物検査を終えたら、エスカレーターで半地下に降りる。そこでチケットを買うために更に並ぶ必要がある。チケット売り場は各方角に設置されているので、なるべく列が短い売り場で並ぼう。窓口が非常に混雑しているのに比べ、自動券売機にはほとんど人がいないのでお勧め。
ポルト・デ・リオンはルーブル美術館に対してチュイルリー公園を背に右後ろにある。人っ子一人いないこともしばしばで、すぐに入場できるだろう。中央口から歩いて3分ほどですぐに入場でき、中央口で1時間並ぶことを考えたら、ポルト・デ・リオン入り口に行く方が確実に早く入場可能だ。ポルト・デ・リオン入り口では、荷物検査をした段階で館内に入場し、その後荷物検査場の隣にあるチケット窓口でチケットを購入しよう。自動券売機はないが、欲しいチケット枚数を英語で伝えれば問題ない。
パリ旅行の1時間以上を節約できるので、ルーブル美術館に入場する際はポルト・デ・リオン入り口を利用したいところだ。中央口は眺望が美しいが実際に入場するには不向きなので注意したい。
展示会場入り口前にはオーディオガイドの貸し出しが行われているのでチェックしたい。オーディオガイドの貸し出しにはデポジットとしてパスポートが必要。
また、日本語の館内案内図が無料で配布されているので利用すると良い。主要な芸術品の展示場所が分かりやすく記載されている。
ルーブル美術館から帰る際は、地下鉄直結で向かうのがお勧め。ルーブルの地下にはショッピングモールがあり、プランタンやロクシタンなど有名店がずらり。世界最高峰の芸術を堪能した後はショッピングを楽しもう。
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