パリの建築物人気ランキング
フランスには世界的に有名な建築物が数多く存在し、「エッフェル塔」「ヴェルサイユ宮殿」「凱旋門」「モン・サン・ミッシェル」等々、挙げればきりがない。一週間かけても回りきれないほどだ。あらかじめそれぞれの建築物について調べ、気になるスポットに絞って回るのが良いだろう。「パリ・ミュージアム・パス」という定期券が使える建築物が多いので、行きたい建築物が使用可能であれば購入を検討したい。
フランスには世界的に有名な建築物が数多く存在し、「エッフェル塔」「ヴェルサイユ宮殿」「凱旋門」「モン・サン・ミッシェル」等々、挙げればきりがない。一週間かけても回りきれないほどだ。あらかじめそれぞれの建築物について調べ、気になるスポットに絞って回るのが良いだろう。「パリ・ミュージアム・パス」という定期券が使える建築物が多いので、行きたい建築物が使用可能であれば購入を検討したい。
建築物
26件
コンシェルジュリー
暗い歴史を持つ司法の館
コンシェルジュリーはセーヌ側沿いにある建物である。昔からパリの司法を司り、現在もパリ大裁判所と警視庁として機能している。 建物の歴史は古く、カペー朝まで遡ることが出来る。10世紀からは牢獄として使用されるようになった。展示場では、当時の牢獄の様子がリアルに再現されていて非常に興味深い。セーヌ川からシテ島を望むと、コンシェルジュリーの外観を眺める事ができる。そ…
パンテオン
パリの偉人達の霊廟
奥行き110メートル、高さ84メートルのこの巨大な教会はパンテオンと呼ばれ、新古典主義建築の特徴のひとつであるドームを持つ荘厳な外観をしている。このパンテオンには数多くの偉人が埋葬されており、小説家のヴィクトル・ユーゴー、哲学者のジャン=ジャック・ルソー等、世界史で一度は聞いたことがある著名人の棺を見ることができる。
シャイヨー宮
パリ万博時に建設された大型展示場
エッフェル塔とセーヌ川を挟んで対峙するこのシャイヨー宮は1937年のパリ万博にあわせて建設された大型展示場だ。 新古典派主義建築で、見事なシンメトリーを成している。 セーヌ川沿いにはアンリ・ブシャール作の「アポロン」などの彫像が並んでいる。
フォンテーヌブロー城
700年以上もの間、歴代のフランス王に愛された居城
この城の建築が着工されたのは16世紀のことで、フランソワ1世がイタリアから呼び寄せた建築家のデザインが基本となっている。 しかし、その何百年も前、12世紀頃からこのフォンテーヌの地はパリの歴代王達の狩猟の場として愛されており、当時から王が宿泊するための家が建てられていた。
パリ市庁舎
世界遺産に登録されている現役の市庁舎
ノートルダム寺院のあるシテ島から、橋を渡ってすぐのところに、まるで城のような壮麗な建物が建っている。世界遺産にも登録されているこの建物はなんと現役のパリ市庁舎なのだ。
サン・シュルピス教会
ダ・ヴィンチ・コードの舞台となった巨大教会
このサン・シュルピス教会は奥行き113メートル、幅57メートル、高さ34メートルと、パリ市内ではノートルダム大聖堂に次ぐ大きさの教会だ。 ベストセラー小説「ダ・ヴィンチ・コード」の重要な舞台として取り上げられたことから、世界的に知られる。 劇中では教会内の真鍮の日時計をローズラインと呼び、同じく教会内にあるオベリスクと共に、物語の謎を解く重要な鍵とされた。
カタコンベ
地下にある、人骨ミュージアム
カタコンベは、ローマ時代の砕石場に建てられた地下墓地である。 18世紀末に行われたパリの都市改造計画に伴って、パリ市内にあった墓地が取り壊された。 行き場の無くなった人骨は一度旧モンルージュ競技場に集められたが、その後このカタコンベが人骨を使って作られた。 実に600万体の人骨で構成されている館内は圧巻。
サン・ジェルマン・デ・プレ教会
パリ最古の教会
かつて17世紀にはフランス中の思想家達がこのサン・ジェルマン・デ・プレ地区に集まり、革命への火種が醸成された。 この街のシンボルが、パリ最古の教会として名高いサン・ジェルマン・デ・プレ教会だ。
カルーゼル凱旋門
ルーブルを眼前に見下ろすもう一つの凱旋門
ルーブル美術館のすぐ西側にあるこの凱旋門はカルーゼル凱旋門と呼ばれる。 世界的に有名なシャルルドゴール広場のエトワール凱旋門の半分のサイズで高さ19メートル。 エトワール凱旋門が建築に30年を要したのに対し、カルーゼル凱旋門はわずか2年で完成した。
マドレーヌ教会
パリの中心地に突如現れるギリシャ神殿風建築
シャンゼリゼ通りやコンコルド広場から北へ約300メートル、パレ・ガルニエからもすぐの距離にある、まるでギリシャ神殿のような建物がマドレーヌ教会だ。 マドレーヌとはフランス語で「マグラダのマリア」を意味しており、聖女マリアに捧げられた教会である。