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モン・サン・ミッシェルの観光情報(歴史・料金・行き方・営業時間)

モン・サン・ミッシェル
Mont Saint-Michel

2023/11/10 更新

基本情報

住所

BP 4 50170 Le Mont Saint-Michel

電車Pontorson Mont St-Michiel駅から10キロメートル

料金

・修道院
€10
日本語オーディオガイドは€3
18歳未満はパスポート提示で無料

・ミュージアム
€9
4つある全てのミュージアムへの入場券は€18
18歳未満はパスポート提示で無料

営業時間

・修道院
3月2日-8月は9:00-19:00
9月-4月は9:30-18:00

・ミュージアム
ミュージアムに依るが、10:30-17:00の間であればどこでもオープンしている。

休業日

1月1日、3月1日、12月25日

HP

データガイド
アクセス・入場
データガイド

概要

特徴

モン・サン・ミッシェルとはフランス語で「聖ミカエルの山」を意味している修道院で、古くからカトリックの巡礼地として欧州の人々に親しまれている。

また、満潮時には四方を海に囲まれ、海の中にぽつりと浮かぶ様は、「西洋の驚異」と称されるほど美しい。

歴史

アヴランシュ(モン・サン・ミッシェルを見下ろせる丘の上にある都市)の司教オベールが夢の中で、大天使ミカエルからこの島に修道院を建てろとのお告げを聞いたことがきっかけで、708年頃から建造された。修道院としてだけではなく、英仏間の百年戦争時には要塞として使われたり、フランス革命時には牢獄として使われたりと数奇な運命を辿りながら、その時々の権力者の手によって増改築が繰り返されてきた。1979年にはユネスコ世界遺産に登録され、世界有数の観光地として名を馳せている。

チェック

①グランド・リュ(大通り)

レンヌやポントルソンからバス来た場合はモン・サン・ミッシェルの対岸の駐車場に着く。島へ渡る方法は、近くのシャトルバス広場から出る無料のシャトルバスに乗るか、徒歩で渡るか、馬車に乗るかのいずれかになる。

島に着くと、修道院までの間にグランド・リュ(大通り)というレストランやホテル、お土産屋が軒を連ねる坂道を上がっていくことになる。

東京にも支店があるオムレツが名物のラ・メール・プラール(La Mère Poulard)も島の入り口にあり、モン・サン・ミッシェルに来たなら是非堪能しておきたい。

②修道院

この場所に司教オベールが礼拝堂を建てたのは708年のことで、それから何度も増改築を経て現在の形となったため、様々な建築様式が織り交ざっている。特に修道院付属の教会(上写真)は「ラ・メルヴェイユ」(「驚異」の意)と呼ばれ、ゴシック芸術の傑作として名高い。

14世紀に建設された哨兵の門(下写真)をくぐるといよいよ修道院見学の始まりだ。

階段を上り、しばらく行くと見えてくるのが修道院付属の教会で、11世紀に完成した後、崩壊し、何度かの改修を経ているため、北側は12世紀のロマネスク様式で、最も奥と手前(内陣・外陣)は15から16世紀の後期ゴシック建築となっている。

様々な建築様式の違いを堪能しながら修道院の内部を巡っていると、聖ミカエルの像(右下写真)に出会うだろう。この像は実はレプリカで、本体は修道院の尖塔の上に、モン・サン・ミッシェルを見下ろす形で立てられている。ミカエルは戦いを司る最強の天使であり、この像の足元にはミカエルが退治したと言われるドラゴンのレリーフがある。

修道院内部はおよそ1時間で回りきれるほどの大きさなので、写真を撮りながらゆっくりと見学したい。

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    アクセス・入場

    モン・サン・ミッシェルへのアクセス

    モン・サン・ミッシェルはパリの370キロメートル西に位置しており、直行の電車もない。
    そのため、ツアーを利用しない場合は電車とバスを乗り継いで行く事になる。
    だが、しっかりと行き方を確認してから行けば日帰りで訪れることも十分に可能だ。

    個人で訪れる場合

    お勧めルート1(安くおさえたい人向け)

    ■パリのサンラザール(St Lazare)駅-カーン(Cane)駅乗換え-ポントルソン(Pontorson)駅-モン・サン・ミッシェル
    ・時間
    約5時間

    ・予算
    大人片道€40-60程度(時期により国鉄料金が変動)

    国鉄(サンラザール-ポントルソン間)の予約と時刻表
    http://www.voyages-sncf.com/(フランス国鉄サイト)
    http://www.raileurope-japan.com/train-tickets(レイルヨーロッパジャパン日本語サイト)

    ・バス(ポントルソン-モン・サン・ミッシェル間)の時刻
    2-3時間に一本で電車の到着時間に合わせて発着

    お勧めルート2(短い時間で行きたい人向け)

    ■パリのモンパルナス(Montparnasse)駅-レンヌ(Rennes)駅-モン・サン・ミッシェル
    ・時間
    約3時間半

    ・予算
    大人片道€50-€100程度(時期により国鉄料金が変動)

    国鉄(モンパルナス-レンヌ間)の予約と時刻表
    http://www.voyages-sncf.com/(フランス国鉄サイト)
    http://www.raileurope-japan.com/train-tickets(レイルヨーロッパジャパン日本語サイト)

    ・バス(レンヌ-モン・サン・ミッシェル間)の時刻表
    http://www.destination-montsaintmichel.com/en/mont-saint-michel-timetables-from-1st-of-january-p0-C61.html(バスKeolisサイト)
    一日4本程度

    ツアーで訪れる場合

    ※詳細は検索サイトにて「モン・サン・ミッシェル ツアー」で検索
    ■ツアー例1(日帰り且つ最小パッケージ)
    ・時間
    7:00集合、21:00解散

    ・予算
    大人€125(送迎と修道院入場券付き。ガイドを付ける場合はプラス€15等)

    ・特徴
    昼頃に現地に到着し、夕方までフリーのプラン。

    ■ツアー例2(島内1泊2日でライトアップや潮の満ち引きを鑑賞)
    ・時間
    7:00集合、翌日21:00時解散

    ・予算
    大人€300(送迎と修道院入場券、ガイド、昼食付き)

    ・特徴
    モン・サン・ミッシェル島内で宿泊し、夜の修道院ライトアップや潮の満ち引きを鑑賞できるプラン。周辺の街の観光がセットのケースもある。

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