パリ5日間
84,800円-
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2023/11/10 更新
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メトロ4号線 St-German des Prés駅
料金
無料
営業時間
月曜-土曜は8:00-19:45
日曜は9:00-20:00
休業日
年中無休
HP
なし
目次
この教会の起源は6世紀でメロヴィング朝時代、スペイン遠征中に殉教したサン・ヴァンサンの遺体をおさめるために、パリ司教であったサン・ジェルマンが建立した。
8世紀には「黄金のサン・ジェルマン」と呼ばれる程の盛り上がりを見せたこの地区だったが、9世紀のノルマン人の侵略を受けて破壊される。
990年から再建工事が始められ、1014年には現在にも残る鐘楼が建てられた。
17世紀には大幅な拡張工事を請け、城壁や壕を備えた城の様な外観の教会となった。
しかしその後のフランス革命を経て大部分が破壊され、1821年に修復されたものの、最盛期のような規模は失われてしまった。
この教会の特筆すべき点はその鐘楼に代表されるロマネスク建築様式だ。
ロマネスク建築様式とは、パリのほとんどの歴史的建築物で使われているゴシック建築様式が生まれる以前の、1000年から1200年頃に西ヨーロッパで流行した建築手法だ。
建築当時の面影はほとんどが失われてしまっているが、20世紀になってかつての聖母像が発掘されるなど、この教会が歩んできた歴史の長さを肌で感じることができる。
大体的に宣伝されていないこともあり、事前に知らないと見過ごしてしまうような教会内の一角にデカルトの墓はある。
RENATI DESCARTESというフランス語での記載がまさかデカルトを示していると気付かない観光客も多い。
フランス生まれのデカルトであるが、スウェーデン女王に招かれてストックホルムで晩年を過ごし、没した。
その後パリに遺体は移され、このサン・ジェルマン・デ・プレ教会に埋葬されたのは死後100年以上経った1792年のことだった。
パリ5日間
84,800円-
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