適当に人気のホテルを予約するのは危険!
①後悔しないホテルの選び方
これまで70カ国以上を旅した経験を持つHowTravel編集部がお勧めする、ホテル選びにおける要チェックポイントは、
「立地」と
「口コミ」と
「料金」の三つだ。
まず
第一に検討すべきはホテルの立地だ。ホテル自体の評価が悪くない場合でも周辺の治安や観光地へのアクセスが良いとは限らない。特に
パリは街が非常に大きく、観光スポット間の距離も離れている。特定の観光地の近くでも良いし、この記事で紹介しているような街歩きが楽しいエリアでも良いが、どのあたりに宿泊したいのかを決めよう。
次にチェックすべきなのは口コミと価格だ。観光の拠点に最適なエリアで、自分の予算に合った口コミ高評価ホテルを見つけられれば、最高のパリ旅行は半分約束されたようなものだ。
この記事では、これらステップに従って、危険エリアと観光拠点に最適なエリアの紹介、そして口コミ高評価のお勧めホテルを料金別に紹介する。
②ホテル予約サイトはどこを利用する?
HowTravel編集部では、基本的にExpediaでのホテル探しをお勧めしている。大手海外ホテル予約サイトとして、Expedia、Hotels.com、Booking.com、Agodaなどが比較されるが、まずExpediaとHotels.comは同じ会社が運営しており、予約できるホテルもほぼ同じだ。また、Booking.comとAgodaも同じ会社が運営している。
Booking.comはゲストハウスやホステル、ホームステイなども掲載しており、予約可能件数は世界最大だが、旅慣れていない場合は選択肢に入らない宿泊施設も多い。
ホテルのみを掲載しているExpediaを利用することで、一般的にイメージされる"ホテル"の中から宿泊先を選ぶことができる。
旅慣れた人や、ホテル以外も候補として考えている人、最安値を予約したい人はExpediaとBooking.comを相互比較するのがお勧めだ。世界二大予約サイトなので安心して利用して欲しい。
➡ Expediaの公式サイト
➡Booking.comの公式ページはこちら
③できれば避けたいパリの危険エリア
18区(サクレクール寺院周辺)
パリは市街の北東部分である18区、19区、20区の危険度が特に高い。19区と20区は旅行者が足を踏み入れる機会が少ないエリアであり、ホテルも多くないので割愛する。
20区はサクレクール寺院やクリニャンクールの蚤の市といった観光スポットがあり、ホテルも多い。しかし、サクレクール寺院から一歩出ると、そこには移民街が広がっており、パリとは思えないようなどんよりとした雰囲気だ。実際、移民間の喧嘩や暴動、強盗などの発生数が多いエリアであり、宿泊先としてあえて選ぶような場所ではない。
また、それら地区に隣接する9区、10区、11区、12区などもパリ市街の中では治安が悪いエリアだ。安いホテルが多いエリアでもあるが、安全性に気を配るのであれば避けたいところ。
④観光の拠点にするのに最適なエリア
1区、2区
パリ市内に宿泊する場合にダントツお勧めしたいエリアが、ノートルダム大聖堂のあるシテ島の北に広がる1区と2区だ。パリ有数の繁華街エリアであり、百貨店BHVや数々のブランド品店、美味しいレストランが集まっている。
ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂、ポンピドゥーセンターなどの主要観光スポットへも徒歩圏内。また、RERのA、B、Dの3線が通っているシャトレ-レ・アル駅(Châtelet Les Halles)があり、パリ中の観光スポットへのアクセスが良い。1区、2区にホテルを予約しておけば、朝から晩までパリを満喫できる。
➡ パリ1区のホテル一覧はこちら
➡ パリ2区のホテル一覧はこちら
1区、2区のお勧め格安ホテル①: ホテル ブリタニック
格安ホテルには安かろう悪かろうが多いが、そんな中、ホテル ブリタニックは宿泊者がこぞって絶賛する高コスパホテルだ。こじんまりとしたホテルではあるが、その分アットホームなサービスがウリ。1区、2区の低価格帯ホテルの中では一番お勧めしたいホテルだ。ルーブル美術館やノートルダム大聖堂まで歩いてすぐの距離なのも嬉しい。
客室の清潔さ、防音性、WiFiなどどれをとっても文句なし。調度品にもこだわられており、まるでパリの中に家を借りたかのようなアットホームな気持ちにさせてくれる。部屋によっては窓からエッフェル塔やノートルダム大聖堂をみることができる。客室数は多くないので、是非早めに予約しておきたい。
1区、2区のお勧め高級ホテル②: ホテル レジーナ
高級ホテルは数多くあるが、パリらしさを満喫できるコスパ抜群の五つ星ホテルとしてレジーナをお勧めしたい。老舗ホテルなので、ホテル内はやや古いが、アールヌーボーの時代調度品で固められており、まるで100年前のパリを訪れたような気持ちにさせてくれる。ルーブル美術館のすぐ隣に位置し、買い物や他の観光スポットへのアクセスも抜群だ。
古い建物とはいえ、掃除が行きとどいているので清潔感がある。また、無料インターネットなども完備されており、快適に宿泊を楽しむことができる。部屋によっては窓からエッフェル塔をみることができるのも嬉しい。ホテルでもパリらしさに浸りたい場合はレジーナで決まりだ。
➡ その他のパリ1区のホテル一覧はこちら
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6区
1区と2区が繁華街だとすると、6区は古き良きパリの雰囲気を色濃く残すエリアだ。特に、サンジェルマン・デ・プレと呼ばれるエリアは芸術家や思想家が集まっていた地域で、おしゃれな雑貨屋やカフェ、地元民の集まるレストランやブラッスリーなどが数多くある。街歩きをしているだけでパリの空気を楽しめる。また、パリで一番美しい公園と名高いリュクサンブール公園もあり、サンドウィッチを購入して公園でランチをするのも良い。
6区はオルセー美術館やサン・シュルピス教会といった観光スポットがありながらも、観光客向けの犯罪者が比較的少ない安全なエリアでもある。他の地域へのアクセスも良いので、のんびりとパリを楽しみたいのであればお勧めだ。
➡ パリ6区のホテル一覧はこちら
6区のお勧め格安ホテル①: オテル・ル・サン・グレゴワール
オテル・ル・サン・グレゴワールはサン・ジェルマン・デ・プレ地区にある格安ホテルの中で最も口コミ評価が高いホテルの一つだ。こじんまりとしたホテルではあるが、ホテルでは寝るだけという旅行者にとっては十分すぎる設備だ。駅からも近いため、パリ観光の拠点にうってつけだ。
低価格であるため部屋は広くないが、収納スペースが多くあるので長期滞在で利用する場合でも安心だ。もちろんインターネットも無料。朝食付きのプランもあるが、せっかく6区にホテルを取ったのであれば、近くのブーランジェリー(パン屋)で美味しいフランスパンのサンドウィッチを購入し、リュクサンブール公園で朝ごはんがお勧め。
6区のお勧め格安ホテル②: ホテル ドーブッソン
6区でパリらしさを堪能できるホテルといえばこのドーブッソンだ。このドーブッソンは1634年からサン・ジェルマン・デ・プレ地区でホテルを構えており、この歴史ある地区の移り変わりの生き証人のようなホテルである。当時の典型的なパリ建築をしており、もはやドーブッソンに宿泊するのは博物館に泊まるようなもので、パリの歴史を感じることができる。
400年近く営業しているとは言っても、ゲストに快適に利用して貰うための改装がされており、設備や防音性も素晴らしい。立地も素晴らしく、サン・ジェルマン・デ・プレ地区へはもちろんのこと、ノートルダム大聖堂も徒歩圏内。1階のバーではジャズが演奏されており、夜に出歩くことが怖いような場合でも、ホテルでパリの空気を満喫することができる。
➡ その他のパリ6区のホテル一覧はこちら
最後に
この記事内で紹介しているホテルは、口コミ高評価の中から、立地、設備、サービス、価格などを複合的に分析したもので、当然ながら各地区で最も人気があるホテルが多い。数か月も先だとしても予約でいっぱいということもあるので、旅行を予定している日付で空室があればとりあえず予約しておくことをお勧めする。とりあえずキャンセル無料のプランで予約しておき、ゆっくりと他のホテルと比較しながら検討を進めよう。
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