定番をおさえた人気旅☆鷲の巣村エズとモナコ観光ツアー
美しい南フランスを巡る贅沢な半日プラン。曲がりくねった石畳を登った先にあり「鷲の巣村」とも言われる絶景のエズの村を始め、モナコではF1コースや衛兵交代式の見学も。香水工場にも訪問するので香水好きにもおすすめだ。2023/11/10 更新
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Avenue du Docteur Ménard 06000 Nice
ニース市駅から徒歩可能
路線バス15番、22番でシャガール美術館駅(Musee Chagall)下車
料金
€7.50
第一日曜は無料
営業時間
5/1-10/31は10:00-18:00
11/1-4/30は10:00-17:00
休業日
火曜、1/1、5/1、12/25
HP
http://www.musee-chagall.fr/
英語、イタリア語、フランス語
目次
マルク・シャガールはロシア生まれのユダヤ人であったが、その制作の大半をパリと南フランスで行った。その名残ともいうべきシャガールの美術館がニースにある。
ニースのシミエの丘の麓に建てられた美術館は建築家アンドレ・エルマン(André Hermant)の設計で、聖書のメッセージ展示室、デッサン展示室、企画展示スペースに加え、音楽好きのシャガールにあやかり、コンサート・ホールが設けられている。また、糸杉、オリーブ、ラベンダーなどの咲きほこる南仏らしい素晴らしい庭園も魅力だ。
シャガールはユダヤ人としてユダヤ民族の歴史を物語る旧約聖書のメッセージを絵画化することに情熱を持っていた芸術家であり、シャガール美術館の展示も、シャガール聖書が中心になっている。
シャガール美術館の設計者のアンドレ·エルマンは、イエナ宮殿や国立古代博物館改修等を手掛けており、美術館には造詣の深い建築家である。彼は、シャガールがフランス政府に寄付した17の聖書の物語を絵画化した大作を中心に、それらに相応しい落ち着いた雰囲気の空間を設計した。
中でも「創世記と出エジプト記」を描いた12の絵画が掛けられる大きな部屋には、それぞれの絵画を展示するために12枚の壁が用意されており、迫力がある。また、異性間の愛を賛美する「ソロモンの雅歌」の物語を絵画化した5つの連作には、赤で彩られた作品に相応しい色調の六角形をした部屋が用意されている。
その他、コンサート・ホールの青いステンドグラスの他、450点ものシャガール作品の陳列スペースも整えられている。
庭に入り口に、オリーブの木、ヒノキ、松や樫等の地中海で一般的な樹木を配置することで、神が作成したエデンの園のイメージを表現し、美術館への訪問者を庭が歓迎しているかのように思わせている。
また、ラベンダーの咲く庭の緑の中にはテラス席のある小粋な軽食堂があるので、休憩を兼ねてシャガールに想いを馳せてみてはいかがだろうか。
定番をおさえた人気旅☆鷲の巣村エズとモナコ観光ツアー
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路線バス15番、22番でシャガール美術館駅(Musee Chagall)下車
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