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【フィンランド】ヘルシンキ旅行のおすすめ観光スポット5選!

2017/10/10 更新

北欧フィンランド共和国の首都、ヘルシンキ。バルト海に面するヨーロッパ最北の大都市だ。19世紀初頭のネオ・クラシック様式の建築物と、様々な建築家が都市のデザイン計画に関わった20世紀に建てられたモダンな建築物が融合している。都市の3分の1を緑地が占め、森や自然豊かな公園、湖などが街のいたるところにあり、その美しい街並みから「バルト海の乙女」と呼ばれている。バルト海対岸に位置するエストニアのタリンまではフェリーで行くことができる。

クーシヤルヴィ

  • 約1000年の歴史を持つとも言われるサウナの発祥地として知られるフィンランド。国立公園の麓に位置するクーシヤルヴィでは、大自然に囲まれながら昔ながらの公共のスモークサウナを体験。広大な敷地には、体を冷やすための大きな湖とスモークサウナの小屋があり、雪に覆われた真冬でも、利用客はサウナ小屋と湖を行き来している。スモークサウナを体験できるのは、ヘルシンキ周辺ではここだけとあって、地元の人から観光客まで訪れる人気のサウナ施設だ。

  • 国立現代美術館キアズマ

  • ヘルシンキ市内には数多くの美術館が存在する。アメリカ人建築家スティーブン・ホールによってデザインされ、ギリシャ語で交差の意味を持つキアスマは、1950年以降のモダンアートを展示する美術館として人気を呼んでいる。フィンランド及び周辺国のアーティストの作品を中心に約8000点展示している。高い天井、吹き抜けの広い空間に、アンバランスな左右非対称の建物には、斬新なデザインや個性的な作品が多く展示されている。

  • ヘルシンキ中央駅

  • フィンランドの玄関口である、ヘルシンキ中央駅。フィンランド国内への鉄道(VR)、ヘルシンキ地下鉄のターミナル駅やバスターミナル、トラム駅がある。1919年、フィンランドで採れた花崗岩を利用して建築された駅舎には、街のランドマーク的存在の大きな時計台があり、4体の石像が立っている。その個性的なデザインは「世界でもっとも美しい駅ランキング」に何度も選ばれている。駅の前にひあ広場があり、街のメインストリートであるエスプラナーティ通りへと続いている。

  • スオメンリンナ島

  • ヘルシンキの沖合に浮かぶ群島、世界文化遺産に選ばれているスオメンリナ島。フィンランドを統治していたスゥエーデンによって軍事要塞として開拓さ、その後ロシアの拠点となった島は、水辺の要塞と呼ばれ、フィンランドでもっとも多くの観光客が訪れるスポットとして知られる。エテナ港からフェリーで15分、かつては激しい攻防戦が繰り広げられた砦が残り、当時の様子を垣間見ることができる。現在は約800人ほどの住民が暮らし、晴れた日には、ピクニックや散歩などのんびりとすごす地元の人も多く見かける。

  • ヘルシンキ大聖堂

  • 真っ白な壁に緑色のドームが映えるヘルシンキのシンボル、ヘルシンキ大聖堂。福音ルター派の聖地として知られる。街の中央に位置する小高い丘の上に建ち、大聖堂まで続く階段から眺めると、まるで空に浮かんでいるように見える。ドイツ人建築家カール・エンゲルによってデザインされ、ロシアによって首都がヘルシンキに移された際に造られた歴史ある大聖堂だ。かつては、聖ニコラウス教会と呼ばれたが、フィンランドの独立後、大聖堂と呼ばれるようになった。

  • (Photo by volk-y Paasikivi)