リンク周辺×ミュージアム
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自然史博物館
地球の歴史を感じる多彩なコレクション
ウィーン自然史博物館は、マリア・テレジア広場にある大きな博物館だ。向かいには、ほぼ同じ建物に「美術史博物館」がある。 ウィーン自然史博物館は、古代遺跡の出土品、恐竜、隕石、貴重な宝石など、地球の歴史を一堂に会した展示が楽しめる。
美術史博物館
ハプスブルグ家の収集した世界の名画が並ぶ博物館
美術史博物館は、ウィーンの王宮群にある3階立ての大きな博物館だ。 マリア・テレジア像を挟み自然史博物館と対をなしている。 ハプスブルグ家の収集したコレクションは多岐にわたる。 ギリシャ・ローマの彫刻作品、貨幣のコレクション、そしてヨーロッパ中から集められた名画の数々が、広大な宮殿内に展示されている。
セセッシオン
「金のキャベツ」と呼ばれた独創的な建築
セセッシオンは、ウィーン・リンク沿いに位置する美術館の名前であり、同時に「ウィーン分離派」と呼ばれる美術団体の名前でもある。 セセッシオンの特徴は、何と言ってもそのユニークな建築だろう。建物の上部に設置された月桂樹の球体のオブジェは、通称「金のキャベツ」と呼ばれる。
ミュージアムクォーター
近現代の美術作品が揃う、ウィーン・アートの中心地
ミュージアムクォーターは、ウィーンの中心地にある美術館・博物館が集まった地区そのものを指す。 頭文字をとって「MQ」と略し、ミュージアムクォーターに近づけば、オレンジ色の円に「MQ」が白抜きされたポップなロゴをいたるところで見られる。
ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ
ウィーンの街を知る博物館・美術館
ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツは、その名の通り「ウィーン」という街そのものを知り、楽しむための博物館だ。 ウィーンという街の成り立ちから現代に至るまでのウィーンの歴史を知るためのさまざまな展示品をはじめ、19世紀のウィーン市の模型、甲冑や武器の展示、そしてウィーンゆかりの美術家による美術作品などが楽しめる。
造形美術アカデミー絵画館
ウィーンの伝統ある美術アカデミーのギャラリー
造形美術アカデミー絵画ギャラリーは、シュプリンツェンシュタイン伯爵の個人コレクションを寄贈されたことを発端としたギャラリーであり、ウィーン造形美術大学内に設置されている。 ウィーンは豪華な宮殿を美術館とした施設が多いが、このギャラリーはあくまで大学であり、うっかりすると見落としてしまいそうなほど、街並みに馴染んでいる。
パスクァラティハウス
ベートーヴェンが住んだアパートを改築した博物館
パスクァラティハウスは、ベートーヴェンが住んでいた家を改築した博物館だ。 ウィーン大学のほぼ向かいに位置する。 ベートーヴェンは生涯にわたり、頻繁に引越しを繰り返したことでも知られる。 そのため、この建物も、そう長く住んでいたわけではないようだ。実に80回ちかくも引越しをしていたというのだから驚かされる。
オーストリア応用美術博物館(MAK)
日常に密着するデザイン製品の博物館
オーストリア応用美術博物館は、「MAK」と略され、ウィーン市民から親しまれている博物館だ。 ウィーン・リンク沿い、ウィーン市場の隣に位置する。
フロイト博物館
生死分析の父、フロイトの生涯を追う博物館
ジークムント・フロイト博物館は、ウィーン・リンクの内側、ドナウ運河にほど近い小路の中にある。 もともと、この建物は、フロイトが住居兼診療所として使っていたものだ。 フロイトは、この建物の新築時に居住を開始し、その後実に47年間もの間、このウィーン市内で診療を続けていた。