建築物
37件
ロースハウス
シンプルさを突き詰めたアドルフ・ロースの歴史的建築物
ロースハウスは、チェコ出身の建築家であるアドルフ・ロースが設計した現代建築だ。 ホーフブルク宮殿の向かい・ミヒャエル広場の一角に建つ、装飾を排したシンプルな鉄筋コンクリート造りの建物がロースハウスだ。
ヴォティーフ教会
ステンドグラスで飾られたゴシック教会
ヴォティーフ教会は、ウィーン歴史地区にあるネオ・ゴシック様式の教会だ。 広い敷地内に、天を指すかのようにそびえ立つ2本の尖塔が印象的だ。 高い位置に採光用の窓、その下の壁面にも大きな窓を備える「バシリカ様式」と呼ばれる建築構造になっており、見た目の重厚感に反して、中に光が満ち溢れるように設計されていることがわかる。
セセッシオン
「金のキャベツ」と呼ばれた独創的な建築
セセッシオンは、ウィーン・リンク沿いに位置する美術館の名前であり、同時に「ウィーン分離派」と呼ばれる美術団体の名前でもある。 セセッシオンの特徴は、何と言ってもそのユニークな建築だろう。建物の上部に設置された月桂樹の球体のオブジェは、通称「金のキャベツ」と呼ばれる。
マジョリカハウス
合理性と美術性が融合したワーグナーのアパート
マジョリカハウスは、ナッシュマルクト市場のほど近く、ウィーン・リンクの外周南側に位置する集合住宅だ。 ユーゲントシュテーィール様式の大家、オットー・ワーグナーの作品として知られる。
ペーター教会
重厚な教会でオルガンコンサートを楽しむ
ペーター教会は、ウィーン歴史地区のど真ん中、シュテファン教会近くに建つ由緒正しい教会だ。建立は9世紀と言われ、教会の中でもウィーンで2番目に古い建築物だ。
カールス教会
バロック建築で聞く宗教音楽のコンサート
カールス教会は、ウィーン・リンク沿いに建つバロック建築様式の教会だ。 大きな丸いドームが特徴的で、ドームの内側、天井はロットマイヤーによる天井画で飾られる。 内装は、ペストを撲滅するウィーン守護神のレリーフをはじめ、装飾性が高く非常に美しい。
クンストハウス・ウィーン
緑の茂るユニークな現代美術館
クンストハウス・ウィーンは、フンデルトヴァッサーの手による建築が有名な美術館だ。かつては曲木家具の工場だった建物を、フンデルトヴァッサーが改築した。 フンデルトヴァッサーの建築テーマは、自然との共存共栄だ。 そのテーマにのっとり、クンストハウス・ウィーンは、建物屋上が庭となっていたり、壁面にも蔦や枝葉がしげっていたりと、みずみずしい生命感を感じさせる。壁は白…
国会議事堂
ギリシャ建築をモチーフにした白亜の議事堂
オーストリア国会議事堂は、リンク(環状トラム)沿いにある。 着工は1874年。オーストリア帝国議会の議事堂として、10年の歳月をかけて建築された。ゆうに100年を超える、長い歴史を持った建物だ。
ドナウ・タワー
街並みを見下ろすウィーンのシンボル・タワー
ドナウ・タワーは、ドナウ運河とドナウ側の中州部分に建つ、展望タワーだ。 東京で言うところの東京タワーや東京スカイツリーのような建物だと言えば間違いない。しかし、それらのタワーと大きく異なるのは、そのエンターテインメント性にある。 高さは実に地上252メートル。 ウィーン歴史地区を見下ろし、遠くウィーンの森まで見晴らすことができる。
アンカー時計
ウィーンゆかりの歴史人物が登場するカラクリ時計
アンカー時計は、ウィーン歴史地区のホーアーマルクト広場を見下ろす位置に設置されたカラクリ時計だ。