建築物
37件
シェーンブルン宮殿
明るい黄色がシンボル。ハプスブルグ家の夏の離宮
シェーンブルン宮殿は、ウィーン・リンクから西に少し離れた場所に位置する広大な宮殿だ。もともとはハプスブルグ家の君主が代々離宮として使用していた場所であり、宮殿と庭園が世界遺産に登録されている。すべての部屋を合わせると1400室を超え、内1階-2階にある45室が一般公開されている。マリー・アントワネットが15歳まで暮らした場所であり、6歳だったモーツァルトが御…
ウィーン国立歌劇場
ウィーンが世界に誇る歌劇場
トラムのOper(オーパ)駅すぐ正面にそびえる大きな建物こそ、ウィーンが世界に誇る歌劇場、ウィーン国立歌劇場だ。全世界からオペラファンが集まるオペラの殿堂として名高く、古典の名作はもちろん、近現代のオペラも精力的に上演。さらには初心者や子供も楽しめる斬新なプログラムも取り揃えており、枠にとらわれない多彩なラインナップも魅力のひとつ言える。座席数は1709席、…
ホーフブルク宮殿 (王宮)
オーストリア皇帝が住んだ豪奢な宮殿
ウィーン・リンクの中央部、まさにウィーンの中心にそびえるのがホーフブルク王宮だ。 長い歴史とともに増改築が繰り返され、豪奢な建物と庭園とが広がる広大な建築物となっている。 ハプスブルグ家の王宮として長く使われ、神聖ローマ帝国時代からオーストリア・ハンガリー帝国までの皇帝の居城となった。 現在でも、オーストリア連邦大統領の公邸として使用されている。
ベルヴェデーレ宮殿
英雄が住んだバロック宮殿と豪奢な庭園
ウィーンのベルヴェデーレ宮殿は、バロック建築を代表する壮麗な宮殿だ。上宮・下宮とそれをつなぐ広大な庭園からなり、現在は中世から現代までのオーストリアの著名な美術作品をコレクションした美術館(オーストリア・ギャラリー)として、多くの人が訪れる場所となっている。オーストリアの€20硬貨の裏面に描かれているのもこの宮殿だ。 特に有名な作品が、グスタフ・クリムトの「…
ウィーン大学
ドイツ語圏最古の伝統ある大学
ウィーン大学は、ドイツ語圏最古の大学だ。 ウィーン・リンク沿いに位置し、その区画全体がウィーン大学となっている。 当然、学生たちのための建物ではあるのだが、一般の観光客も建物内に入ることが可能だ。 ウィーンの美しい街並みに馴染む重厚な石造りの建物は、建築物として鑑賞しても楽しい。
ウィーン・フォルクスオーパー
音楽の都ウィーンを象徴する大衆オペラ座
ウィーン・フォルクスオーパーは、ウィーン・リンクから北西に少し離れ、アルザーグルント地区にある歌劇場だ。ウィーン国立オペラ座と並んで、音楽の都ウィーンの象徴といえるオペラ座といえる。 ウィーン・リンク内から最寄り駅であるWähringer Straße-Volksoper駅へアクセスする際は、メトロU2線、トラム1、D線のSchottentor駅(ショッテン…
シュテファン寺院
ウィーンのシンボル、ゴシック様式の大聖堂
シュテファン寺院はウィーン旧市街の真ん中にそびえるゴシック様式の大聖堂。ユネスコの世界遺産にも登録されている古く美しい街並みを誇るウィーンのシンボルであり、観光スポットとして外せない教会と言える。 シュテファン寺院はオーストリアの盟主ハプスブルグ家の墓所としても有名で、カタコンベ(地下墓所)には、ハプスブルグ家の君主が眠っている。
ウィーン市庁舎
ウィーン市の自治と自立を体現する美しい市庁舎
ウィーン市庁舎は、フリードリヒ・シュミット広場に位置するウィーン市の市役所だ。この建物の役割は、単なる市政の執行だけに留まらない。広大なホールは展覧会や舞踏会等のイベントに使用され、地下室もまた豪奢な装飾を施されてパーティー会場等に利用される。ウィーン市の自治と自立を体現した、市の中心となる建物なのだ。 建築 かつてウィーン市を囲っていた城壁を取り壊し、環状…
アルベルティーナ
豪奢な宮殿建築と絵画コレクションを楽しむ
アルベルティーナは、ウィーン・リンクの内側、ウィーン歴史地区に位置する美術館だ。 マリア・テレジアの娘の婿であったアルベルト・フォン・ザクセン公爵による膨大な数の絵画作品のコレクションは圧巻の一言だ。
クロイツェンシュタイン城
中世の雰囲気たっぷりの丘に立つ古城
クロイツェンシュタイン城は、ウィーン中心部から離れたレオベンドルフという地域にある城だ。 古びたレンガづくりの城壁、立ち並ぶ尖塔はまさに「中世のお城」のイメージそのまま。CMや映画のロケ地としても、よく使われる場所である。