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ウィーンのトラムの料金、乗り方 、路線図、注意点

ウィーンのトラム

2023/11/10 更新

データガイド
データガイド

路線説明

ウィーン市内を走るトラムは28路線あり、メトロやバスと同様に利用しやすい交通手段のひとつである。トラムは歴史的にも古く、現在新型と旧型が走行している。新型は低床となっているため、ベビーカーなどの乗り降りがしやすくなっている。

トラムの乗車券は、メトロ・バスと共通である。1回乗車券は有効時間内であれば、何度でも乗り換えが可能だ。トラムからメトロメトロからバスなど、乗換え時に乗車券を買う必要がないため、便利である。1回券のほか、24時間券、48時間券、施設の割引や特典がついたウィーン・カードなどお得な乗車券もある。

路線図HP
http://homepage.univie.ac.at/horst.prillinger/ubahn/m/largemap-tram.html

乗車券の種類

乗車券の種類と料金

■EinzelfahrtVollpreis(1回券):1回分の乗車券。€2.2
■24 Stunden Wien(24時間有効券):24時間乗り放題。€7.60
■48 Stunden Wien(48時間有効券):48時間乗り放題。€13.3
■72 Stunden Wien(72時間有効券):72時間乗り放題。€16.5
■8 TageKlimakarte(8日間有効券):8日間乗り放題。€38.4
■ウィーン・カード:72時間ウィーン市営メトロ・市電・バス乗り放題
博物館・美術館・カフェハウスなど210か所以上で割引・特典あり。€21.9

乗車券の購入場所

■ウィーン市交通局チケット窓口
■自動券売機
■ウィーン市交通局WEBサイト
■たばこ屋
■トラム車内の自動券売機
※ウィーン・カードは、観光案内所・宿泊ホテル・主要メトロの窓口・WEBサイトで購入可能。

人気の観光スポットの無料入場券とウィーンカードをセットで日本で予約しておき、現地で受け取るという方法もある。バウチャーを印刷して受け取り場所までいけば簡単に手に入れることができるため、言語面で不安がある場合にはお勧めだ。
➡ 日本語でのWeb予約はこちら

券売機での購入場所

タッチパネル式の自動発券機の使用方法
①表示はドイツ語になっており、一番下にある国旗を選択すると、言語が選べる。
②購入したい乗車券の種類を選ぶ。
③枚数を選ぶ。
④すぐに乗車する場合は、この券売機で打刻することが可能。
すぐに打刻する場合は、Validate nowを選び、後で打刻する場合は、Validate laterを選択する。
⑤金額が表示されたら、支払いをする。
現金・クレジットカード・マエストロカードと呼ばれるデビットカードで支払いが可能である。

トラムの乗り方


乗車券を購入したら、トラムの停留所へ向かう。停留所は目印になる看板が立っているためわかりやすい。電光掲示板には、どのくらいでトラムが到着するか、表示がしてあるところもある。

トラムに乗車したら、車内にある青色の刻印機に乗車券を挿入して打刻する。いつも検札があるわけではないが、ときどき抜き打ちで検札管が入ってきて、検札を始めることがある。その際に刻印していなければ、高い罰金が課せられるので注意が必要である。

トラムの降り方

目的地に近づいたら、降りることを運転手に意思表示しなければならない。車内には、降りることを知らせるボタンがある。柱や扉の中央にボタンがついているので、目的地に近づいたら押して降りる準備をする。

ウィーンのトラムはほとんどがバリアフリーになっている。優先座席やベビーカー専用のスペースもあって、利用しやすくなっているのが特徴である。降りる際も、車いすやベビーカーの人を優先するように心がけると良いだろう。

その他注意点

5/1のメーデーは、オーストリアでは祝日になる。ウィーン市内は多くに労働者が集まり、パレードなどのイベントが行われる。そのため、ウィーン旧市街地のリンク通りは、8:00-13:00まで交通規制がかかるため、トラムやバスが運休となる。メーデーの際にウィーンを訪れる場合は、運行状況を事前に確認しておいた方がよい。

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    (Photo by Vienna PASS公式Facebookページ)

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