路線説明
ウィーン市内では90路線ものバスが走っており、地元の人々や多くの観光客の交通手段として利用されている。
メトロ・
トラムと合わせると937キロメートルにおよぶ距離を網羅し、移動に便利な都市である。
バスは、
メトロや
トラムが走っていない場所も運行しているため、慣れれば便利である。
バスの路線は、1Aや99Bなどのように、数字の後ろにアルファベットがつく。
バスは深夜バスもあり、ウィーン市内の主要な場所を走行している。
バスの乗車券は、メトロ・トラムと共通である。
1回乗車券は有効時間内であれば、何度でも乗り換えが可能だ。
トラムからメトロ、メトロからバスなど、乗換え時に乗車券を買う必要がないため、便利である。
路線図HP
http://www.wienerlinien.at/eportal2/
乗車券の種類
乗車券の種類と料金
■EinzelfahrtVollpreis(1回券):1回分の乗車券。€2.2
■24 Stunden Wien(24時間有効券):24時間乗り放題。€7.60
■48 Stunden Wien(48時間有効券):48時間乗り放題。€13.3
■72 Stunden Wien(72時間有効券):72時間乗り放題。€16.5
■8 TageKlimakarte(8日間有効券):8日間乗り放題。€38.4
■ウィーン・カード:72時間ウィーン市営
メトロ・市電・バス乗り放題
博物館・美術館・カフェハウスなど210か所以上で割引・特典あり。€21.9
また、交通費を抑えてウィーンを散策したいなら、メトロやバス、Sバーン等の公共交通機関が乗り放題になるトラベルカードも便利。ウィーン内57スポットの入場が無料になるなど多くの特典があり、市内の観光地をつなぐホップ・オン・ホップバスも自由に利用できるウィーンパスも付いている。2日間有効と3日間有効の2種類。
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乗車券の購入方法
■ウィーン市交通局チケット窓口
■自動券売機
■ウィーン市交通局WEBサイト
■たばこ屋
※ウィーン・カードは、観光案内所・宿泊ホテル・主要
メトロの窓口・WEBサイトで購入可能。
券売機での購入方法
タッチパネル式の自動発券機の使用方法
①表示はドイツ語になっており、一番下にある国旗を選択すると、言語が選べる。
②購入したい乗車券の種類を選ぶ。
③枚数を選ぶ。
④すぐに乗車する場合は、この券売機で打刻することが可能。
すぐに打刻する場合は、Validate nowを選び、後で打刻する場合は、Validate laterを選択する。
⑤金額が表示されたら、支払いをする。
現金・クレジットカード・マエストロカードと呼ばれるデビットカードで支払いが可能である。
バスの乗り方
乗車券を購入したら、バスの停留所へ向かう。
ウィーンのバス停は、目印となる看板が立っているため、すぐに見つけることができるだろう。
バスが到着したら乗車する。
バスのドアは自動ドアではないため、手動で開けなければならない。
バスに乗ったら必ず乗車券を刻印機に入れて、刻印しなければならない。
刻印するのを忘れた場合、突然やってくる検札管から罰金を科せられるので、要注意だ。
バスの降り方
目的地に近づいたら、降りることを運転手に意思表示しなければならない。
車内には、降りることを知らせるボタンがある。
下車するとき、扉は自動ドアではないため、ボタンを押して手動で開けなければならない。
ウィーン市内のバスは、週末になると24時間営業しており、深夜バスは30分おきに走っているので便利だ。
深夜バスの路線は、深夜専用でN6など数字の前にNがつく。
その他注意点
ウィーンのバス車内には、お年寄りやからだの不自由な人のための優先座席と、ベビーカースペースがある。
車内には、車いすやベビーカーを固定するためのベルトがついているため、その場所はできるだけ乗車しないように、空けておいたほうが良いだろう。
また、乗り降りに際しても、優先して通してあげると良いだろう。
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