
観光
32件
玉山祠
歴史とともに役割を変えてきた湖の寺院
ホアンエキム湖の中にそびえるこぢんまりとした寺院、それが玉山祠だ。 石造りの橋を渡り、大きな門をくぐって寺院を見学することができる。 もともとは橋はなく、船で訪れていたところを、1800年代の大規模な改修時に橋が建設され、一般市民もアクセスしやすくなったという経緯がある。
旧家保存館 (87マーマイの家)
ハノイの喧噪から離れて古民家の風情を楽しむ
ハノイの旧市街の一角に、ベトナムの古い家々を保存した「旧家保存館」がある。2013年より、フランスの援助を得てしばらく保存工事が続けられていたが、ようやく再公開にこぎ着けた。 別名である「87マーマイの家」は、この建物がマーマイ87番地に立地することに由来する。 ここでは、入り口で入場料を払うと、実際に家の中に入って見学をすることができるのだ。
ベトナム国立美術博物館
ベトナムの歴史的芸術品を鑑賞
ベトナム国立美術博物館は、ハノイ旧市街に位置する博物館だ。 その名の通り、歴史的価値のある美術品を中心に収蔵している。 館内は大きく2つの展示スペースに別れ、片方は古代期の出土品から中世、近世の仏像など宗教美術、さらには近現代の絵画・彫刻作品まで、ベトナム美術を数多く扱う。 仏像の繊細な表情が印象的だ。
スカイ72
ハノイを見下ろす大展望台
スカイ72は、ハノイで最も高い建築物であるランドマーク72の最上階に位置する展望台だ。 ランドマーク72は、オフィス・レジデンス・ショッピングモールが一体となった複合施設で、その名の通りベトナムの発展のランドマークと言える。
西湖府
ベトナム独自の信仰の場
タイ湖東北湖畔から湖につきだした半島の先端に位置する神社。 ベトナムの民間信仰である「聖母道」の女神「柳杏聖母」を祀っている、聖母信仰の三大聖地のうちのひとつ。 ちなみに「聖母道」とは、中国から伝わった道教とアニミズムをもとに発展したベトナム独自の信仰である。 また、西湖府の「府」とは、柳杏聖母を祀る神社を指す言葉。 1598年から1607年に建立されたとい…
鎮武観
北を守る玄天鎮武神が祀られた寺院
ベトナムにおける道教の代表的寺院。 北からやってくる脅威からタンロン城を守護するため建立された。 そのため、堂内には北方を守護する神とされている「玄天鎮武神(玄天上帝)」の銅像が祀られている。 もともと玄天鎮武神は玄武(蛇が巻きついた亀の姿で描かれる想像上の生き物)が発展し生まれた神である。
ロンビエン橋
歴史ある美しい鉄橋
ハノイ市内にある、紅河(ベトナム北部を流れる河)に架かる鉄橋。 フランス植民地時代、ハイフォンに港が開かれたことをきっかけとして、ハイフォンとハノイを鉄道で結ぶため造られた。 当時のインドシナ総督、ポール・ドゥメール(1897年から1902年の5年間総督を務め、住民からの土地税及び人頭税、塩やアヘンなどを専売して得た莫大な利益で大規模な公共事業を多く行ったと…
トゥーレ公園
地元の人々の憩いと信仰の場
ハノイ市街西部にある、トゥーレ湖を中心とした公園。 湖のほか遊園地とハノイ動物園が併設されており、地元の人々の憩いの場となっている。 遊園地も動物園も小規模なものだが、地元の人々に交じって公園の散策を楽しみたい。
胡朝城跡
世界遺産に登録された城跡
「胡朝の城塞」とも呼ばれる、ハノイから南に160キロメートル行った所に位置する遺跡。 胡朝という王朝がベトナムを統治していた時代に建てられた城の、門と一部の城壁が残る。 東西南北にある門のうち南門の規模が最も大きく、門の傍には売店および展示室が置かれている。 展示室の解説はベトナム語と英語。
西方崇福寺
仏教美術の宝庫
ハノイの南西にある「西方山(かつてはカウラウ山と呼ばれた。)」と呼ばれる場所にある寺。 「西方寺」や「崇福寺」とも呼ばれる。 風水書「高王藁」によれば、唐代に生きた「高駢(?-887)」という人物によって建立されたという。