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サムイ島の名物料理5選！お勧めグルメ旅

2017/10/10 更新

別名「ココナッツランド」と呼び名があるサムイ島。島全体がココナッツの木でおおわれた美しく豊かな自然は「ヤシの木よりも高い建物は建ててはいけない」という条例からもわかるように、島の人々に大切に守られている。美しい海でシュノーケルやダイビングを楽しむもよし、森林でアクティビティを楽しむもよし、ホテルでゆっくりとスパを楽しむもよし。アジアの楽園サムイ島では、心行くまで緩やかな時間を過ごすことができるだろう。そんなサムイ島での食事は、リゾート地としての栄えていることから、定番のタイ料理を楽しめる店が多くなっている。中華、イタリアン、フレンチ等、各国の料理が食べらる店も点在している。

蟹のカレー炒め（ปูผัดผงกะหรี่）

プーポッパンカリーと呼ばれる蟹のカレー炒め。海に囲まれたサムイ島では新鮮な蟹を使ったプーパッポンカリーを食べることができる。蟹は主に渡り蟹や、柔らかく殻まで食べられるソフトシェルクラブが使われる。ソフトシェルクラブを食べたい場合は「プーニムパッポンカリー」と頼もう。カレーの香辛料や、ココナッツミルクが入ったソースで蟹を炒め、最後にふわりと卵でとじれば完成。食材の旨味を卵が包み込み、蟹の美味しさを思う存分堪能できる料理だ。また、ココナッツミルクや卵が辛さをマイルドにしてくれているので、そこまで辛くないのも嬉しい。

豚足ごはん（ข้าวขาหมู）

タイ米の上に豚足煮込みを乗せた料理で、現地ではカオカームーと呼ばれている。添え野菜にはカイラン菜と呼ばれる青葉が使われるのが一般的。香辛料が効いていない料理なので、辛い物が苦手な人でも食べられる料理だ。スパイシーな味がお好みの人は、「プリックナムソム」という生唐辛子入りのお酢をお好みでかけると良い。豚足と言っても骨は無いので食べやすく、じっくり煮込まれた肉は口に入れた瞬間トロトロと溶ける。味付けは角煮に近く、添えられた青菜のコリコリとした食感がアクセントになっている。トッピングに卵をつけるのがオススメ。コラーゲンたっぷりなので、女性にも嬉しいメニューである。

パッタイ(ผัดไทย)

タイの定番料理の1つであるパッタイ。定番料理ではあるが、タイ各地によってその味付けは様々で、サムイ島ではケチャップベースで甘めの味付けの店が多い。メインの具材は鶏、豚、エビなどの中から選んで、注文の時に伝える。海鮮が美味しいサムイ島ではぜひ海鮮を選びたい。麺は米麺が使われ、もやしなどのたっぷりの野菜とケチャップベースのタレで炒めれば完成だ。店によってナッツがかかっている所もある。もちもちとしたナポリタンのような味で、親しみやすい味わいになっている。

ガパオライス（ผัด กระเพรา ไก่）

日本で今ジワジワ人気が出ているタイ料理、ガパオライス。「ガパオ」とはホーリーバジルというバジルの意味なのだが、日本で出されるガパオライスではスイートバジルが使われることが多く、ぜひ本物のガパオを使ったガパオライスを食べて欲しい。このガパオさえ入っていれば、基本的に具材は何でもＯＫ。豚肉や鶏肉、エビやイカなどが使われる。あとはモヤシ等の野菜と一緒に炒めてご飯に乗せれば出来上がりのスピード料理。トッピングで油にくぐらせるように焼いた目玉焼きをつけるのが一般的。スパイシーな旨味と爽やかなバジルが美味しい逸品である。注文の時にお願いすれば辛さを抑えて作ってもらうことも可能だ。

ムーサテ（หมูสะเต๊ะ）

タイ人のソウルフード、ムーサテはもちろんここサムイ島でも食べられる。香りがよく、屋台から美味しそうな匂いが漂ってるとムーサテであることがよくある。細長いコンロで焼き鳥のように焼かれているのが特徴だ。ムーサテは豚の串焼きにピーナツベースのタレをつけて食べる料理。豚のほかに鶏肉を使う店もあるが、タイではほとんどが豚肉だ。ほんのりとココナツカレーの風味がして、甘いピーナツのタレが絶妙にマッチしている。付け合わせのパンやもち米、キュウリのピクルスとの相性も抜群。もちろんアルコールのつまみにも最高だ。1本15円ほどの安さも魅力で、ついつい食べ過ぎてしまう料理である。

(Photo by Flipsoulfly User:Takoradee Takeaway Terence Ong ＴＭ Maythee Anegboonlap)