ミャンマーには約135の民族が存在すると言われています。大半をしめているのはビルマ族ですが州をまたげば別の民族に出会うことができます。言語もビルマ語メインですが、その民族の言葉もそれぞれあり、日本で言う『方言』みたいに彼らは使い分けをしています。私は今年ミャンマーの東、タイの国境近くのイーストシャン州にあるチャイントンという町を訪れました。そこに住む人達はビルマ語、タイ語、中国語、そして周辺に住む民族の言葉を使い分けることが出来きます。その町から一日トレッキングでチャイントンからバイク〜徒歩1時間くらいの距離が離れた『エン族』の村を半日訪問。この民族の特色は歯を黒く塗ることです。理由は『動物は皆、歯が白い。しかし私たちは彼らより上の階級なのだ』と言うことを信じ、自然に生えてる木の実を使用し歯を黒く塗ります。エン族は日本の昔と同じく精霊を信じて、村に一人シャーマンがいて、他の民族とはほとんど関わりを持たず生活してるのでした。