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タイの鉄道の料金、乗り方 、路線図、注意点

タイの鉄道

2023/11/10 更新

データガイド
データガイド

路線説明

タイの鉄道はタイ国有鉄道の運営で、約4000キロメートルもの長距離を走行している。主要路線は北線・東北線・東線・南線の4路線。北線はバンコクからチェンマイまでを結び、東北線はバンコクからウボン・ラチャターニーまでと、バンコクからノンカイまでの2路線ある。東線はバンコクからアランヤプラテートまでと、バンコクからラヨーンまでを走行し、南線はバンコクからマレーシアのバタワースまでを結んでいる。

タイの鉄道は、特急・急行・快速・普通・近郊列車の4種類に分類される。急行と快速が主に都市間を走行している列車であり、夜行列車もある。普通と近郊列車以外は、特急料金・急行料金・快速料金が必要である。

また、これらの鉄道以外に、特別列車のイースタン・オリエント・エクスプレスと呼ばれる列車がある。これはバンコクからマレーシア・シンガポールまで走行する国際列車であり、ベルモント社が運営している。

タイ国有鉄道公式ホームページ
http://www.railway.co.th/home/Default.aspx

乗車券の種類

乗車券の種類と料金

料金は距離による基本料金に、等級・列車の種類・エアコンの有無によって加算される。寝台列車の場合は寝台料金が別途必要。乗車券は60日前から予約が可能だ。

乗車券の購入場所

■駅の窓口
■旅行代理店

鉄道の乗り方


①ホーム番号の確認
乗車券を購入したら、駅の掲示板に記載されている列車の番号とホームの番号を確認する。

②ホームへの移動
タイの駅には改札はない為、そのままホームへと移動する。

③乗車
目的地に向かう列車が到着したら、番号と行き先を確認して乗る。

④座席に座る
列車は車両によって等級・エアコンの有無などが異なるため、必ず乗車券に書かれた座席を確認して座ろう。

降り方

目的地の駅に到着したら下車しよう。鉄道の車内には、次の停車駅を案内するアナウンスは流れない。事前に到着時間や何番目の駅かなどを調べておくと安心だ。

降りる時に注意したいのが、タイのホームは短いことが多く、降りるときにホームではなく線路の上に止まる事もあるという点。この場合は線路からホームまで歩かないといけない。線路とホームとの高さは低いとはいえ、スーツケースなどの大きな荷物を抱えている場合は移動が大変だ。

その他注意点

■列車の到着遅れはよくある
タイの列車は、予定到着時間より遅れることは普通にある。5分-6分の遅れはいつもこと。長距離の場合、ひどい時には2時間-3時間遅れる事もある。長距離を移動する場合は、時間に余裕をもって計画を立てた方が良いだろう。

■車両が切り離される
1等車・2等車の指定席であれば目的地まで同じ車両で到着するが、3等車の自由席の場合、途中の駅でほかの車両と切り離されることがある。気を付けないと目的地と違うところに着いてしまって、慌てる事になるだろう。

■車内のドアは開けっぱなし
日本ではまずありえないが、タイの鉄道は暑いときはドアを開けっ放しで走行する。落ちないように気を付けるか、走行中はドア付近に近づかないようにすると良いだろう。

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