台北4日間 28,800円-
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2023/11/10 更新
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台北市士林区至善路2段221号
メトロ淡水、信義線 士林駅下車後バスに乗り換え、小18番、小19番、255番、304番線、815番線故宮博物院大門広場前停留所あるいは紅30番故宮博物院正館入口停留所で下車
料金
250元
営業時間
8:330-18:30
金曜、土曜は18:30-21:00も開院
休業日
年中無休
HP
http://www.npm.gov.tw/
日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、アラビア語
目次
また、台北の故宮博物院は、展示以外も充実している。ミュージアムショップには所蔵品の精巧なレプリカのほか、アレッシィやフランツと提携して作ったオリジナルの雑貨や、関連書籍を集めたブックストアがある。レストランはコレクションを料理で再現し目でも楽しめる料理を堪能できる。
蒋介石の国民政府は戦火や日本軍から所蔵品を守るべく南京に移送、故宮博物院南京分院を設立した。しかし1937年にまた楽山等3か所に分散して避難、第二次世界大戦後に南京・北京に戻された。
その後1948年国共内戦が激化し、中華民国政府の形勢が不利になった為、故宮博物院から優れた文物を2,972箱に及ぶ約3割の所蔵品を精選して台北へ移す事を決定、翌年までに海路により基隆に第3陣にわけ運んだ。
これにより現在故宮博物院の所蔵品は、北京と台北に展示され、一部が南京博物院に保管されている。
コレクションは隋・唐・宋・元・明・清の歴代宮廷の収蔵文物を継承しており、8000年前の玉器、5500年前の新石器時代の翡翠の彫り物、4400年前の陶器、3300年前の青銅器や象形文字等豊富な内容になっている。
展示構成は書画、図書文献、器物(常設と特設展示がある)に分かれており、時間が無い方は案内カウンターでパンフレットをもらい、興味あるルートを選ぼう。より詳しく知りたい場合はガイドツアーに申し込むか、音声ガイド機(中国語、英語、日本語、韓国語)のレンタルを申し込もう。
故宮博物院で最も有名なのは「翠玉白菜」だろう。天然の翡翠と玉(ギョク)の混ざり具合を巧みに利用し、繊細な彫刻が施されている。白菜の上にはキリギリスとイナゴが留まっている。これは明代初期からよく見られる題材で、白菜は純潔、2種類の虫は子孫繁栄を表し、吉祥を象徴している。
もう一つは「肉形石」。豚の角煮に似たメノウ。職人の素晴らしい技術がうかがい知れる。この2点は門外不出だったが、2014年に日本で開催された展示会で限定公開された。
ほかにも「皇帝の玩具箱」と呼ばれている嵌玉石博古圖八方漆盒、繊細かつ精巧な象牙の彫刻である雕象牙龍舟、唐の時代の僧侶、懐素や北宋の政治家、蘇東坡の書等、どれをとっても素晴らしいコレクションの数々。
陶磁器等は、皇帝自らの指揮により技術や造形等官窯作品が制作され、時代によって優美なものから華美なものに変化していき、時の皇帝の性格を垣間見る事ができる。乾隆晩期になると民間の大衆化した趣も出てくる。
尚、北京の故宮博物院にも貴重な収蔵物が多いが、台北のそれよりも見劣りがすると言われ、「北京の故宮の価値は入れ物(=建物)にあり、台湾の故宮の価値は中身にある」等と揶揄されている。
台北4日間 28,800円-
現地に朝到着し、帰国の際も深夜出発でたっぷりと現地の観光ができるのが嬉しいプラン。2日目は終日自由行動か、昼食付きで故宮博物院を中心とした有名スポットを巡るプランか選択できる。お手頃価格で台北を満喫できる、イチオシツアー。人気記事