概要
特徴
1879年に建立された清王朝時代の遺構。「承恩門」、「台北府城北門」とも呼ばれる。石積みで高さは10メートルほど。当時の技術力の高さが伺える総瓦屋根は見ごたえがある。現在の北門周辺は北門記念公園と言う緑の敷地があり、自由に立ち入れる。
歴史
19世紀後半の中国清王朝は、琉球を統治した日本が台湾に侵攻するのを懸念した。そういった事情から台湾を統治する「台北府城」を建立し、東西南北をすべて城壁で囲んだと言う。城壁の跡は今の主要路になっており、東の中山南路、西の中華路、南の愛国西路、北の忠孝西路と5つの城門があった。北門は表門として皇帝の恩を承けるよう命名され、中心の門として機能していた。しかし、この北門以外は日本統治時代にすべて取り壊されてしまった。
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北門へのアクセス
メトロ板南線、淡水信義線の台北駅より徒歩5分。板橋線、南港線、小南門線の西門駅より徒歩6分。中華路と忠孝西路の交差点に位置する。