台北4日間 28,800円-
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住所
台北市大龍街275号
メトロ淡水線 圓山駅徒歩10分
料金
無料
営業時間
8:30-21:00(日曜、祝日は17:00まで)
休業日
月曜
HP
http://www.ct.taipei.gov.tw/
日本語、英語、中国語、韓国語
目次
「黌門」という入口から入ると、外の喧騒が嘘のように静かな空間が広がる。桃やスモモの木が多く植えられているが、これは孔子には多くの桃李(弟子)がいることを意味している。入り口近くで日本語のパンフレットを貰えるので、孔子の歴史や廟内の建築物について学びながらゆっくりと見学してみよう。日本語の音声ガイドも用意されているのが嬉しい。
1875年よりほぼ10年の月日をかけ廟を完成させたが、1894年の日清戦争が始まり台湾は日本に割譲。日本統治時代には孔子廟は取り壊され、日本語学校となった。その後1929年に廟の再建が始まり、門や明倫堂の増築を経て現在の姿に至る。
最寄りの圓山駅から孔子廟へ向かう時に見えてくるのは、外壁に書かれた「萬仭宮牆」という文字。これは孔子の子孫にあたる孔徳氏が書いたもので、孔子の言行をまとめた「論語」の中の一説。学問に近道はない、真面目に学ぶのみとういう意味である。台湾最高の学問の神と言われているのは台南の孔子廟だが、台北も受験シーズンには多くの受験生が訪れ合格祈願で賑わう。
大成殿へ向かう途中に池と橋がある。ここは「萬仭宮牆」と書かれた壁の内側にあたり、美しい麒麟の絵が描かれている。中国の伝説では麒麟は才能豊かな男の子の誕生を予告するとされており、寺院などでもモチーフとして使われている。孔子が誕生した時にも麒麟が庭にやってきて偉人の生誕を告げたといわれており、廟内のあちこちに孔子のエピソードに由来する装飾があるのも見どころだ。
孔子廟にある門の装飾はどれも素晴らしく、龍や馬、麒麟等の躍動感に溢れ、今にも飛び立ちそうな彫刻が目を引く。
なお、「櫺星門」の正面の扉は祭事以外は閉ざされている。中に入るには左右の入り口から。台湾の廟にしては珍しく神様が描かれておらず、その代わりに108個の門釘が打たれており、これは天上の108星座や易術で最も尊ばれる「108」に由来している。
孔子廟に神像はなく、大成殿内の中心に孔子の位牌、その周辺に4大弟子や12哲人などの位牌が祀られている。また、孔子の位牌の上部には蒋介石が奉納した「有教無類」の扁額が飾られている。「有教無類」とは「人は生まれつき違いがあるのではなく、教育によって善人とも悪人ともなる」という教えを表している。
台北4日間 28,800円-
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