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観光
56件
福山宮
珍しい廟と絶景を望める
九份の街はずれの高台にある福山宮。 1848年金鉱を掘り当てたことを感謝して建立したのが始まり。土地の神様(福徳正神)への感謝と採掘作業の安全を祈願した。 その後廟の拡大をする際に、元の廟の取り壊しを恐れ、その周りに廟を増築した珍しい「廟中廟」となった。 日本統治時代には、台湾で最大の土地公廟と言われていた。
国立台湾科学教育館
見て触って体験して学べる
教育熱心な台湾で、科学教育のために1956年に台湾唯一の公立科学博物館として設立された。 地上10階、地下1階からなる円形の建物は、中は吹き抜けとなっており、足を踏み入れた瞬間からワクワクする。
台湾省城隍廟
恋愛成就の廟
台湾省城隍廟はまたの名を霞海城隍廟と言い、1856年に迪化街に建立された道教の廟である。 城隍廟とは、城隍神と言われる神を祀っており、起源は町村を守る神だが、無病息災、金運上昇などあらゆる運気の向上を司る。 霞海城隍廟は特に恋愛成就で名高い「月下老人」参りが有名で、年に何千組ものカップルが恋愛成就のお礼参りをしに来る。
郵政博物館
切手マニア垂涎の的
そびえ立つ10階建てのビルの中に「郵政博物館」はある。 1階は普通の郵便局の他、博物館の入り口があり、入場料を払うとチケット変わりに絵葉書をくれる。 中に入ると、切手売り場とミュージアムショップがある。 博物館は2-7階で、常設展示は5階まで。6階は特別展示、7階は図書館になっている。
信義公民会館
レトロとモダンの対比
1948年、四四南村に軍人村である眷村が建設された。 老朽化と都市開発により住民たちは転居したが、跡地を文化遺産として残そうという呼びかけがあり、信義公民会館として管理されるようになった。
南海学園 台北植物園
植物、昆虫、鳥、魚が見られる広大な施設
南海学園というのは学校名ではなく、南海路に面した文化教育施設の集合体の名称。 1950年ごろ、蒋介石により造成され、現在は国立歴史博物館、国立科学教育館、国立台湾芸術教育館などがある。
二二八国家紀念館
日本統治の遺恨たる二・二八事件を知る
二・二八事件とは第二次世界大戦後の台湾人が在台中国人支配対して起こした反乱で、中国本土から派遣された軍隊によって多くの台湾人が犠牲となった。 二二八国家紀念館は二・二八事件の背景を展示した資料館である。
成功高中昆虫博物館
貴重なコレクションの数々
蝴蝶宮昆蟲科学博物館は、1971年に台北市立成功高級中學校内に開館した。 校舎内と言っても、世界最大の常設型昆虫標本博物館で、この学校の卒業生そして教員でもあった陳維壽氏が収集した蝶を中心にクワガタ、カブト虫などの模型・標本、雌雄同体蝶、突変種など合わせて4,000種類余り、4万匹近くが収められている。
林安泰古暦民族博物館
美しい建築と家具を堪能できる
福建省から台湾に渡り、商売を営み財を成した林家の豪邸で、台北最古の古民家と言われている。 1987年に敦化南路エリアから、約10年月日をかけて現在の場所へ移転された。 明、清時代の福建省の建築様式である、中庭を中心に対称的に配置された四つの棟を持つ四合院建築で、移転の際、建物の規模は三分の一に縮小されたが、台北にある中で最も保存状態の良い建物である。
国史館 (総統副総統文物館)
総統と副総統の情報を取り扱う施設
国史館は中華民国の主要幹部、総統と副総統の資料を収集する国家機関である。 現在も憲法や外交に関する文書、歴史的事実を復元、保存する活動を行っている。 国史館という機関は中国の歴史において、西暦500年の南北朝時代に設置され、動乱で王朝が変わる中国では、国の歴史(正史)を作る重要な機関とされている。