台北駅南部(中正紀念堂周辺)
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国立歷史博物館
台湾の歴史を学ぶ
唐三彩や青銅器など中国大陸の歴史文化品と台湾の中近代の芸術作品が展示されている。 収蔵品総数は6万点。 1955年建立の4階建ての風情ある外観でありながら、中の設備はモダンに整えられ、ワイヤレスコンピュータを用いた最新の案内がある。
二二八和平公園
歴史ある台北市民の憩いの場
二二八和平公園は台北市内中心部にある緑あふれるヨーロッパ風公園である。 日本統治時代に日本政府が作った初の近代的な都市公園で「台北新公園」と名付けられていた。 面積は約7万平方メートルあり、美しい池に中国風の涼亭が建つ。早朝は太極拳を行う市民の姿がみられる。
景美夜市
地元色が濃い夜市
台北市の南はずれにある市場で、他の夜市に比べ規模は小さく、観光に力を入れ始めているがあまり観光客が来ないため、日本語がほとんど通じないが、台湾B級グルメを楽しむには充分である。中心部から外れているため、値段もリーズナブル。 固定店舗や屋台が並び、地元のサラリーマンや学生でにぎわう。30年以上の歴史を持つお店もある。
中華民国総統府
現在も利用される政治の中心
中華民国総統府は台湾の「総統」、アメリカの大統領にあたる人物が執務する場所である。 当時としては珍しいルネサンス様式で、国の威信をかけて豪華に造られている。 台湾の「総統」は国民の直接選挙によって選ばれ、国家元首と軍の統帥を兼任する。 任期は4年。最高8年である。
青田街
緑繁る閑静な街
台北で若者に人気のスポット「康青龍(カンチンロン)」。 「永康街(ヨンカンジエ)」「青田街(チンディエンジエ)」「龍泉街(ロンシェンジエ)」から一文字をとって作られた言葉。
坪林茶業博物館
お茶を飲んで健康に長生き
豊かな自然と美しい景色に囲まれた坪林に1984年、台湾発のお茶の博物館が出来た。 ここでは、お茶の歴史から、茶事、茶具の展示や、製茶の方法や茶器、品種などを紹介している。お茶の試飲も可能。 また、定期的に企画展示もしており、その時々にテーマを決め、お茶にまつわる絵画や詩句、茶器などを展示している。
台湾省城隍廟
恋愛成就の廟
台湾省城隍廟はまたの名を霞海城隍廟と言い、1856年に迪化街に建立された道教の廟である。 城隍廟とは、城隍神と言われる神を祀っており、起源は町村を守る神だが、無病息災、金運上昇などあらゆる運気の向上を司る。 霞海城隍廟は特に恋愛成就で名高い「月下老人」参りが有名で、年に何千組ものカップルが恋愛成就のお礼参りをしに来る。
郵政博物館
切手マニア垂涎の的
そびえ立つ10階建てのビルの中に「郵政博物館」はある。 1階は普通の郵便局の他、博物館の入り口があり、入場料を払うとチケット変わりに絵葉書をくれる。 中に入ると、切手売り場とミュージアムショップがある。 博物館は2-7階で、常設展示は5階まで。6階は特別展示、7階は図書館になっている。
南海学園 台北植物園
植物、昆虫、鳥、魚が見られる広大な施設
南海学園というのは学校名ではなく、南海路に面した文化教育施設の集合体の名称。 1950年ごろ、蒋介石により造成され、現在は国立歴史博物館、国立科学教育館、国立台湾芸術教育館などがある。
二二八国家紀念館
日本統治の遺恨たる二・二八事件を知る
二・二八事件とは第二次世界大戦後の台湾人が在台中国人支配対して起こした反乱で、中国本土から派遣された軍隊によって多くの台湾人が犠牲となった。 二二八国家紀念館は二・二八事件の背景を展示した資料館である。