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シンガポールの一人旅を満喫するお勧めスポットと危険注意事項

2019/10/29 更新

マレーシア半島の南に位置するシンガポールは、東南アジアの交通、金融及び貿易の中心と言える国だ。 国民は、中国系77%、マレー系14%、インド系8%、その他1%で成り立っており、公用語も多様である。 また、治安が良く、短期間で多くの観光スポットを見ることができるため、訪れる人も多い。 この記事では、シンガポールを一人旅(女性の一人旅を含む)する時のオススメポイント、現地の人と交流できるスポット、その他危険情報や問題の対処方法などをまとめてご紹介したい。

シンガポール一人旅の魅力とは


友達や知人に気を使うことなく、自分のペースで自分の行きたい場所に行き、やりたいことができる。
いつ起きても良いし、突然目的地を変えても、気に入った場所で長居しても良い。
何を食べても、どこへ行くにも、自由気ままに旅できるのが一人旅の醍醐味だろう。
一人旅は孤独で寂しいという人もいるが、バックパッカー向けのユースホステルやドミトリーなどに泊まれば、世界中から集まる旅行者と知り合う事もできるだろう。日本人の旅行好きの人と友達になったり、英語を使って外国人の人とコミュニケーションを取る良い機会にもなる。

とはいえ海外旅行の一人旅、特に女性ともなると、旅行に対してのハードルが上がるのも事実だろう。
まず不安なのは、治安が悪い地域などでのスリなどの犯罪、問題に巻き込まれた時にどうするのかといったトラブルの対処。
次に、現地の人とのコミュニケーションの際に用いる言葉や方法。
最後に、旅先でのケガや病気、事故などにあった場合の対処が挙げられるだろう。

シンガポール一人旅の危険について

治安


シンガポールは一般的に、治安が良く、安全な国だと言われている。
人口10万人あたりの犯罪件数を表す「犯罪率」という指標を用いて、日本とシンガポールを比較すると、2010年度の日本の犯罪発生件数は約1,100件に対して、シンガポールは約600件となっている。


日本 シンガポール
犯罪件数 1087 584
殺人事件 0.84 0.46
強盗 3.17 7.48
婦女暴行 1.1 2.22


強盗以外については、犯罪率が日本よりも低くなっており、女性一人であっても、問題なく旅行できる国であると言えよう。

とはいっても、油断は禁物で、旅行中に犯罪に巻き込まれないように注意したい心がけとしては、
--------------------
・夜の遅い時間に一人で徘徊しない
・暗い裏通りに近付かない
・高級品を身につけたり、派手な格好をしない
・観光地で日本語で話しかけてくる人に気を付ける
・おしりポケットに財布を入れない
・大金を持ち歩かない
--------------------
といったことが挙げられるだろう。
これらを守れば、シンガポール旅行で犯罪などに巻き込まれることはほとんどないだろう。

病気やケガ等のトラブル

旅行に行く際には、病気やケガにも注意したい。
旅行前には必ず海外旅行保険に加入しよう。年会費無料のクレジットカードなどでも海外旅行保険が自動で付いているものもあるので、積極的に利用したい。
シンガポールであれば、大型の病院もたくさんあるので、仮に旅行中にケガをしても治療を受けることは出来る。
また都心部にはたくさんのドラッグストアがあるので、薬などを購入することも可能だ。

シンガポール一人女子旅の注意点


シンガポールへの旅行は、上記のような点に注意すれば、基本的に女性一人でも問題無いだろう。
男性にも言えることだが、女性の場合は特に、常に人通りの多い道を歩く、夜は出歩かない、といったことに気をつけたい。


知らぬ間のスキミング被害やスリ被害が多発!


最近増えている手口として、クレジットカードのスキミングがあげられる。スキミングされた結果、知らぬ間に多額の買い物をされたり、現金を引き落とされたりというケースが多発している。恐ろしいことに、クレジットカードを持っている人に近づくだけでスキミング可能な機械まで存在する。

持っておくと安心なのがスキミング防止ケースで、このケースにクレジットカードやパスポートをしまっておけばスキミングを防止できる。

➡ 口コミ高評価のスキミング防止ケースはこちら

また、知らぬ間にカバンを開けられて財布などを盗むスリ被害が多数発生している。カバンは後ろに背負わず、目の見えるところに持っておこう。

最も安全なのは首から下げるタイプの貴重品入れを使うことで、ナイフなどで切られない限りは盗まれることはない。理想を言えば、この貴重品入れを首から下げてシャツの下に入れておけば完璧。

➡ 海外旅行用の貴重品入れはこちら
➡ HowTravel厳選の防犯グッズ特集記事はこちら

海外旅行保険は必要?

一人旅には危険がつきものであり、できれば海外旅行保険に入りたいところだが、1日最低でも300円程度する保険は馬鹿にならない支出だ。また、そもそも海外旅行保険の多くは最大31日しか加入できないものがほとんどで、長期の一人旅向きではない。

一人旅をする旅人にHowTravel編集部がお勧めするのが、海外旅行保険が付帯されたクレジットカードだ。知らない人も多いが、実はクレジットカードには海外で事故や事件にあった場合や病気になった場合の保険がついている。また、保険日数も最大90日間程度のものが多く、一人旅向きなのだ。

旅慣れた人の中では知られた話ではあるが、海外旅行時に絶対もっておきたいクレジットカードはエポスカードだ。年会費永年無料で、海外旅行保険が自動付帯となっている。現地で何か事故や事件にあった際、世界38都市の日本語対応デスクでサポートを受けることもできる。補償範囲は病気やケガから、携行品の盗難や破損まで幅広い。最高2000万円まで補償(補償内容はこちら)。一般の旅行保険に入ることが馬鹿馬鹿しくなるほど手厚い。

➡ エポスカードのウェブページはこちら
➡ 海外旅行保険選びのポイント記事はこちら

①夜の過ごし方


一人旅の夜は自由に楽しもう!

ナイトクラブ、バー、カジノなどシンガポールには楽しめるナイトスポットが満載だ。
一人で行くには少し勇気がいるかもしれないが、せっかくの旅行なので、積極的に足を伸ばそう。

厳選!お勧めナイトスポット3選!

  • Orchard Tower(オーチャードタワー)

    バーやクラブがたくさん入るオーチャードタワー。
    観光客向けの夜遊びスポットなので、日本人も多く集まる。
    タイ人、ベトナム人、インドネシア人、フィリピン人・・・など近隣諸国のありとあらゆるクラブやバーがある。■住所:Orchard Tower, Orchard Rd 400, Singapore 238875
    ■電話番号:+65 6738 8545

  • Marina Bay Sands(マリーナベイサンズ)

    2011年オープンの世界最大規模を誇る「マリーナ・ベイ・サンズカジノ」。
    15,000平米もの巨大なフロアにスロットマシーン1,600台以上、テーブルゲームが500台以上、その他にはコンピューターゲーム等も入っている。
    豪華なインテリアやシャンデリアは圧巻。
    ドレスコードがあり、男性の場合、ノースリーブ、タンクトップ、ハーフパンツ、サンダルはNG。
    女性の場合、カジュアルなショートパンツや、ビーチサンダルはNGなので、気をつけよう。
    また、カジノ入口には空港の入国検査のようなゲートがあり、外国人の場合はパスポートの提示が求められるので、忘れないようにしよう。
    21歳以上しか入店できないので予め把握しておきたい。
    ■住所:10 Bayfront Ave, Singapore 018956
    ■電話番号:+65 6688 8868

  • Geylang(ゲイラン)

    アルジュニード駅から南に歩くと、シンガポールの夜遊びスポットとして外せない、ゲイランに到着する。
    60年代から70年代の古い街並みが残されており、シンガポール政府が唯一公認の売春地区だ。
    このゲイランには、ナイトクラブやバーもあるので、訪問しても良いだろう。
    置屋やたちんぼがたくさん集まる風俗街なので、女性の場合は避けた方がよいだろう。
    ■住所:Geylang Rd, Singapore, Singapore

②現地の人と交流しよう!


現地の人と交流するのも旅の醍醐味だ。
言葉については、シンガポールでは英語の他、中国語、マレー語が普及している。殆どの人が英語でコミュニケーションを取ることが可能だ。
シンガポールの英語は複数の言語が混じる国柄のため、なまりがあり、シンガポールのイングリッシュという意味で「シングリッシュ」と呼ばれている。

注意点

シンガポールは様々な文化が入り混じっている国際都市だ。画一的なマナーで通じるわけではなく、相手毎に文化的/宗教的な背景が異なるので、コミュニケーションをとるときは注意すること。

厳選!現地の人と仲良くなれるスポット!

  • Food Opera(フードオペラ)

    オーチャード・ロードに面する複合ショッピング施設、「アイオン・オーチャード」の地下4階にあるフードコート。
    世界中から観光客がやってくるため、現地の店員さんと交流したり、席が隣になった人と話してみても良いだろう。
    フードコート内には、様々な料理が並び、シンガポール名物のチキンライスや、バクテー、ラクサなどを味わうことが出来るのでオススメだ。■住所:2 Orchard Turn B4 ION Orchard
    ■電話番号:+65 6509 9198

  • ANN SIANG HILL(アンシャンヒル)

    パブやバーなどのお店が連なり、現地の人たちで毎晩賑わっているアンシャンヒル。
    チャイナタウン近くに位置し、昔の風景が残っている。
    金曜日や土曜日など、週末は22時頃から歩行者天国となり、道路まで広がった外のテラス席でお酒を飲める。■住所:Ann Siang Hill, Singapore

③他の旅人と交流しよう!ひとり旅にお勧めのホテル


他の旅行者との交流も一人旅の醍醐味だ。
旅行者同士オススメスポットを共有してみても良い。
友人になって、また別の機会に会いに行ってもよいだろう。

注意点

ユースホステルや、ゲストハウス、ドミトリータイプのホテルでは盗難に注意しよう。

厳選!旅人と仲良くなれるホテル3選!

  • Rucksack Inn@Temple Street(ラックサックイン@テンプル・ストリート)

    無料Wi-Fi、エアコンが付くドミトリーを提供し、多くのバックパッカーが集まる。
    チャイナタウンにほど近く、グルメやおみやげの購入にも最適。インテリアも綺麗で、価格も適切だ。■住所:52, Temple Street, China Town, Singapore, 058597
    ■電話番号:+65 6438 5146
    ■予算:3,500円-

  • 60's hostel(シックスティーズ ホステル)

    チャンギ国際空港から15キロメートル、ムスタファセンターから700メートルの、シンガポールラベンダー地区に位置するドミトリーホテル。
    館内全域に無料Wi-Fiが提供されている。バスルームは共用。■住所:569 Serangoon Road, lavender, 218184
    ■電話番号:-
    ■予算:2,000円-
    予約する
  • Aljunied@SG(アルジュニード@SG)

    ゲイラン地区にある、ドミトリーホテル。
    ICA(シンガポール入国管理庁)まで2.6キロメートル、チャンギ空港まで12キロメートルだ。
    電車のアクセスも良く、MRTアルジュニード駅で降りればすぐだ。■住所:96A Lor 27 Geylang, Singapore, 388198
    ■電話番号:-
    ■予算:2,000円-
    予約する

④移動手段やグルメについて

移動手段を使いこなす!


■MRT(電車)
シンガポールではMRTと呼ばれる電車が走っており、殆どの主要な観光スポットには電車でアクセス可能だ。
乗り方も非常にシンプルで、システムはほとんど日本と同じだ。
1駅なら約1.4ドル、10駅でも約2.1ドルと安価に利用できるのも良い。
詳細についてはシンガポールのメトロ(地下鉄)も参照にして欲しい。

■タクシー
シンガポールのタクシーは、日本よりも安く非常に利用しやすい。
料金システムも日本と同じで、初乗り運賃に移動距離に応じて運賃が可算されていく。
初乗り運賃は3ドル。1キロ毎に0.55ドルが可算されていく。
また、深夜の場合は深夜料金があり、25〜50%が運賃に可算されるので注意しよう。
詳細についてはシンガポールのタクシーも参照にして欲しい。

■バス
シンガポール全土で路線バスが運行されており、便利に利用できる。
ただし、MRT(電車)と違い、ルートや支払い方法、降車のタイミングなどがMRTより多少複雑のため注意すること。
詳細についてはシンガポールのバスも参照にして欲しい。

グルメを食べつくそう!

グルメについてはシンガポールの名物料理10選!お勧めグルメ旅を参照にして欲しい。

お手頃価格でシンガポール満喫2泊4日ツアー

  • シンガポール4日間 29,800円-

    成田を午前中に出発し、現地の夜に到着。滞在3日目の深夜に向こうを出発して朝帰着する4日間のツアー。とにかく安価にシンガポールを訪れたい、という人にはイチオシだ。現地では自由行動だが、困った際はH.I.S.の現地支社が日本語対応でサポートしてくれる。
    ➡ 詳細はこちら
  • ➡ その他のシンガポールツアーはこちら

    (Photo bychensiyuan, Terence Ong, Blemished Paradise, Wing1990hk, William Cho, Bahnfrend, shankar s., Dickson Phua, )

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