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シンガポールのMRT(メトロ、地下鉄)料金、乗り方 、路線図

シンガポールのMRT(メトロ、地下鉄)

2023/11/10 更新

データガイド
データガイド

路線説明

シンガポールのメトロはMRTと呼ばれ、シンガポールを移動するには便利な交通手段のひとつである。メトロは、料金も安く本数も5分以内の間隔で走行しており、観光客にとっても利用しやすい。

メトロの路線は、南北(NS)線・東西(EW)線・北東線(NE)・環状(Circle)線・ダウンタウン(Downtown)線の5路線が走行している。都市部は地下を走っているが、ほとんどが高架線となっている。

メトロの乗車券は、スタンダードチケットと呼ばれる乗車券で、最初にチケット代とデポジットを支払う。このチケットで3回乗車するとデポジットの返却が可能となる。乗車できるのが6回までで、6回乗車するとデポジットの割引が受けられる。また、EZ-linkと呼ばれるICカードもあり、バスの乗車券として、またコンビニや駐車場の支払いにも利用できるカードもある。観光客用パスとしては、メトロとバスが乗り放題のシンガポール・ツーリスト・パスがお得で便利である。

路線図ホームページ
https://www.lta.gov.sg/content/ltaweb/en/public-transport/mrt-and-lrt-trains/train-system-map.html

乗車券の種類

乗車券の種類と料金


■スタンダードチケット:最大6回まで乗車できる乗車券。有効期限は30日間。購入時に、目的地までの乗車料金とデポジットSGD0.1を支払う。6回乗車するとデポジットの返却が可能。

■EZ-linkカード:ICカード。チャージして利用する。路線バスでも利用可能で、コンビニや駐車場の支払いも可能。最初にSGD12で購入(内デポジットとしてSGD5含み、デポジット代は返金不可)。

■シンガポール・ツーリスト・パス:観光客向けパス。MRTと路線バスが乗り放題。1日券:SGD20・2日券:SGD26・3日券:SGD30がある(内テポジットとしてSGD10含み、発行から5日以内にパスを返却すれば返金可能)。

乗車券の購入場所

■自動発券機
■EZ-linkカードは駅の窓口で購入可能
■シンガポール・ツーリスト・パスは、主要駅の窓口にて購入可能

乗車券の購入方法

■1回目の購入
①言語を選ぶ
発券機はタッチパネル式になっているので、タッチして言語を選択する。

②目的地を選ぶ
目的地を地図と名前から選ぶことができぶので、どちらかを選ぶ。地図から選ぶ場合は、路線図が表示され、指で拡大することも可能である。目的地の駅名をタッチする。

③料金を払う
料金が表示されるので、お金を入れる。乗車券とお釣りが出てくる。

■2回目以降の購入
1回目の時に購入したチケットを発券機の上に置き、1回目と同じ方法で目的地を選択。表示された料金を支払う。チケットを購入した後に、使用回数が表示されるので便利である。

乗り方


①改札を通る
乗車券を購入したら改札を通る。日本と同様にすべて自動改札となっている。乗車券をカードリーダーにかざすと改札が開くのでそのまま通過する。

②ホームへ向かう
目的地に向かう方面を確認して、ホームへ向かう。

③乗車する
メトロのドアは、転落防止のためすべてスクリーンドアになっている。電車が到着したら、ドアが同時に開くので乗車する。


降り方


車内には路線図があり、次の停車駅が点灯するようになっている。目的地の駅に着いたら降りる。乗車時と同じように改札を通らなければならず、降りるときもチケットをカードリーダーにかざすと改札が開くので、開いたら通過する。

乗換えをするときは、改札を出ずに乗換えが可能である。各線への乗換え案内が構内に書かれているので、矢印方向に進めば乗換えられるだろう。

その他注意点

シンガポールのメトロは法律が厳しく、乗車の際は十分に気を付けたい。飲食はすべて禁止で、水分補給のためにお水を飲んでも罰金SGD500が課せられる。喫煙はSGD1000、ペットの持ち込みはSGD500、可燃液体の持ち込みはSGD500の罰金だ。日本のようにお水やお茶をうっかり飲んでしまって、違反をしないように注意が必要だ。ドリアンの持ち込みもSGD500の罰金が取られるのはシンガポールならではだ。

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