バリのスキューバダイビングの特徴
バリの海は、一年を通じて水温に大きな変化がなく、
平均水温27〜30度。気候も安定して温暖で、7〜12月の雨期でも一時的にスコールが降るだけのため、基本的に
どんな時期にでもダイビングを楽しむことができる絶好のスポットだ。また、魚の餌となるプランクトンが多く栄養豊富なので、探すまでもなく
様々な種類の魚たちが目の前を行き交う光景を楽しむことができる。
美しい珊瑚礁やウミガメ、熱帯魚の群れははもちろんのこと、
マンタやマンボウといった大物や、ウミウシ、様々なものに擬態するミミックオクトパスなどの変わった生物など、レアな出会いが待っている。
エリアにより景色や出会える海洋生物も様々なので、地形派・大物派・フォト派など
様々なタイプのダイバーが満足できるだろう。
スキューバダイビングをするには、インストラクターや船を所持している
「ダイビングショップ」が用意しているダイビングプランに申し込むことになる。それぞれのダイビングショップで、様々なプラン(体験ダイビングプランやファンダイビングプランなど)が用意されているので、興味のあるプランに申し込もう。
この記事では、バリのダイビングショップの概要を解説した後で、
「ショップやプランが多すぎて選べない」という方のために、複数のショップや予約サイトを横断してお勧めのダイビングプランを紹介している。
シーン別にお勧めのツアーを紹介しているし、
どのツアーも各種予約サイトで高評価のものを厳選しているので、初心者からベテランまで参考になるだろう。
ショップ名 |
対応言語 |
エリア |
ダイビングプラン |
BALI INTER DIVE(バリ・インターダイブ) |
日本語 |
クタ |
プランリスト
|
Poni Divers BALI(ポニ・ダイバーズ・バリ) |
日本語 |
サヌール |
プランリスト
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PT. BALI OCEAN ADVENTURE(ブルーシーズン・バリ) |
日本語 |
サヌール |
プランリスト
|
各予約サイト高評価のみ!バリのお勧めダイビングプラン9選
お目当てのダイビングショップは見つかっただろうか。ショップの数が多く、選ぶのも一苦労かもしれない。そんな
「ショップやプランの数が多すぎてどれにしたら良いのか分からない」という方のために、
ダイビングショップや予約サイトを横断してお勧めのプランを紹介する。
シーン別にまとめているので、自分に適したプランを見つけよう。
紹介しているプランは、
各種予約サイトで高評価を得ているものだけを厳選しているので、どれを選んでも満足度の高い体験ができるはずだ。
①【ライセンスなしOK】体験ダイブでここまで楽しめる!お勧め体験ダイブ3選
②【ライセンスを取得】もっと深く潜りたい!楽しめるライセンス取得コース3選
③【ライセンス必要】本格ダイブに挑戦!バリの海を満喫できるダイブ3選
【ライセンスなしOK】体験ダイブでここまで楽しめる!お勧め体験ダイブ3選(目次)
体験ダイビング① バリ・インターダイブの体験ダイブ
初心者歓迎! お手頃価格で本格派スポットを満喫
バリ・インターダイブの体験ダイビングは、初心者にも優しい徹底した安全管理と、
人気のショップだからこそ実現可能な低価格が特徴。2ダイブで100ドルから、という価格設定は他の業者にはなかなかマネできないだろう。もちろん安価なだけでなく、日本語の達者な現地ガイドがインストラクターとしてついてくれるため、海を熟知したプロの案内で、初心者でも本格的なスポットでたくさんの魚たちと戯れることができる。
あの人気映画に登場したカクレクマノミの群れや、日本の水族館でも人気のチンアナゴがたくさん眺められることも。雨期は天候により透明度が下がることもあるが、
参加した人たちが皆「たくさん魚が見られた」と口を揃えて言うほど多様な海洋生物と出会うことができる。間近を行き来する魚の群は圧巻。半日2ダイブと1日2ダイブで、どちらもボートからのエントリーなので、旅程に合わせてコースを選択しよう。昼食も美味しいと評判だ。
催行会社は「特に優れている」と判断されたダイビングショップに授与されるPADIの5スター認定を受けており、
バリ島最大級の規模を誇る。長年日本人観光客向けのサービスを提供しており、メディアでも多数取り上げられているので安心だ。
■料金:$100.00-
■送迎:あり
■所要時間(送迎含む):5.5-10時間
■開催曜日:毎日
体験ダイビング② ポニ・ダイバーズ・バリの体験ダイブ
圧巻の「アジ玉」や沈船を満喫できる、豊富なコースが自慢
ポニ・ダイバーズ・バリの体験ダイブの特徴は、初心者向けでありながら行き先別に複数のコースが用意されていること。旅程が詰まっている人向けのサヌールのホテルの多い地域からボートで5〜10分ほどの近場のコースや、120メートル級のアメリカ商船「リバティー号」を眺められるコース、圧巻のアジの群れと出会えるコースなど、
目的や行き先に応じて複数のコースの中から自分にあったものを選択することができる。中には、バナナボートがセットになっている、マリンアクティビティを満喫できるコースも。
インストラクターは日本人で、丁寧な指導が評判。また、
初心者向けのコースでありながら多様な海洋生物や日本の海では見られない景色が楽しめるので、ライセンスを持っている人とまったくの初心者、という取り合わせでも互いに不安や不満なく楽しむことができるだろう。
催行会社は優良ダイビングショップに与えられる世界共通の規格、PADI「ファイブ・スター ダイブセンター」の認定を受けており、安全管理は万全。
レンタル機材や安全基準、スタッフの所持資格についても公式サイトできちんと日本語で明記されているので、とにかくコミュニケーション面の不安なくダイビングに挑みたい、という人にはイチオシの業者だ。
■料金:$99.00-
■送迎:あり
■所要時間(送迎含む):4.5-10時間
■開催曜日:毎日
体験ダイビング③ ブルーシーズン・バリの体験ダイブ
2名に1人インストラクターがつく万全のバックアップ体制で安心海底散歩
泳ぎが苦手でとにかく心配、という人や、ファミリーでの参加におすすめなのがブルーシーズン・バリの体験ダイブ。10歳から参加することができ、機材に慣れるための講習は足のつくプールで実施。経験豊富な日本人インストラクターが指導にあたってくれるので、コミュニケーション面での不安もない。何より、海へ出る際、
参加者2名につきインストラクターが1人ついてくれるというから、安心感はピカイチだ。
短時間ながらも美しいサンゴ礁や熱帯魚の群れを満喫することができるサヌールでのコースと、所要時間は長くなるが巨大な沈船とカクレクマノミ、チンアナゴ、エイなどの生物と出会うことができるトランベンでのコース、2つの行き先が用意されているので旅程に合わせて選択しよう。どちらも
浅瀬から潜りゆっくりとポイントへ移動していき、不安な場合はインストラクターが手やロープを引いて案内してくれるので安心だ。
催行するのは
日本人オーナーが2001年にオープンし、当初から日本人観光客向けに運営されてきた安心のダイビングショップ。世界共通規格であるPADIショップステータスの最高ランク「PADI5スター・キャリア・ディべロップメント・センター(CDC)」を取得しており、インストラクターの育成にもあたることができるショップのため、インストラクターのクオリティはお墨付きだ。
■料金:116.00-
■送迎:あり
■所要時間(送迎含む):5-12時間
■開催曜日:毎日
【ライセンスを取得】もっと深く潜りたい!楽しめるライセンス取得コース3選(目次)
ライセンス取得① バリ・インターダイブの取得プラン
ひとりでもグループでも! 海の美しさを満喫しながらライセンス取得
体験ダイビングのコースもご紹介したバリ・インターダイブが提供するライセンス取得コース。Cカード(オープン・ウォーター・ライセンス)取得の時間がないけれど初心者向けライセンスが欲しい、という人向けの「スクーバダイバー」コースや、同ライセンスからCカードへのグレードアップ用コース、Cカードは持っているが更に深く潜りたい、という人向けの「アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー」コースなど
多様なコースが用意されているので、自分のレベルに合った選択が可能。
Cカード取得コースは通常3日間のところ2日間に凝縮した日程なので、大変ではあるがその分充実した思い出となるだろう。指導に当たってくれるのは経験豊富な日本人インストラクター、もしくはバリの海を知り尽くした日本語堪能な現地人インストラクターだ。
現地スタッフの場合も、コミュニケーションに問題はなく、しっかりと理解しながら受講できたと評判なのでご安心を。
2日間の講習でそれぞれ違うスポットへダイブし、学びながらもバリの海を満喫することができる。ひとりでも、フレンドリーなインストラクターのサポートで楽しく安心してライセンス取得できたと好評なので、旅の思い出に是非参加してほしい。もちろん、友人連れや家族との参加もおすすめだ。
■料金:$390.00
■送迎:あり
■所要時間(送迎含む):2日間
■開催曜日:毎日
ライセンス取得② ブルーシーズン・バリの取得プラン
インストラクター育成施設の手厚い指導
体験ダイビングのコースもご紹介したブルーシーズン・バリのライセンス取得プラン。世界共通規格であるPADIショップステータスの最高ランク「PADI5スター・キャリア・ディべロップメント・センター(CDC)」を取得しており、
インストラクターの育成にもあたることができるショップのため、Cカード取得の際の講習も手厚く丁寧だ。
2日間で取得するコースと、3日間かけてじっくり取得するコースの2種類が用意されている。2日間で取得するコースは、事前にPADIのeラーニング(インターネット学習)で学科講習の内容を予習し、現地では理解度を確認するテストのみを実施するので、
バリにいる間はとにかくアクティビティを満喫したい、という人におすすめだ。
機材講習は足のつく深さのプールで行われ、海での実地訓練も段階を追って丁寧に行われるので、初心者でも安心安全。もちろん、教材も指導もすべて日本語なので、コミュニケーション面の不安もなしだ。2日目の海洋実習ではコンパスを使ってのナビゲーション等本格的な訓練もあり、
美しい海の思い出とともに今後も役立つ知識と経験が得られるコースだ。
■料金:$425.00-
■送迎:あり
■所要時間(送迎含む):2-3日間
■開催曜日:毎日
ライセンス取得③ ポニ・ダイバーズ・バリの取得プラン
じっくり実地訓練で身体で覚えるダイビング
こちらも体験ダイビングコースでもご紹介した、ポニ・ダイバーズ・バリが提供するライセンス取得コース。なんと言っても、
じっくり手厚い指導が特徴。Cカード取得コースのほか、「アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー」を取得できるコースもあるので、更にステップアップしたいという人にもおすすめだ。
Cカード取得コースは、事前に自宅で行うeラーニング(インターネット学習)で学科講習を終え、現地で3日間みっちりと実地訓練を受けるカリキュラムとなっているため、単にライセンスを取得するというだけでなく、身体で覚え今後も活かすことのできる内容となっている。
指導にあたるインストラクターは日本人が確約されており、最新の教材を用いて丁寧に指導してくれる。参加者2名につき1人スタッフが同伴するため、バックアップ体制は万全だ。
PADIの基準を度外視し安易にライセンス発行してしまう業者も多いが、こちらのダイビングショップは参加者が今後もライセンスを活かしてダイビングを続けることを考え、
きちんと熟練度に応じて基準を満たすまで指導するのが特徴。日本人オーナーが日本人観光客向けに立ち上げた会社なので、そういった意味でも安心感はバツグンだ。
■料金:$485.00
■送迎:あり
■所要時間(送迎含む):3日間
■開催曜日:毎日
【ライセンス必要】本格ダイブに挑戦!バリの海を満喫できるダイブ3選(目次)
本格ダイブ① バリ・インターダイブのファンダイビング
安価で豊富なコースが自慢の人気ファンダイビングプラン
体験ダイブ・ライセンス取得コースでもご紹介した、バリ島最大規模のダイビングショップであるバリ・インターダイブが提供するファンダイビングプラン。所要時間・行き先ともに多様なコースが用意されているので、スケジュールや見たいものに合わせて選択することができる。
バリ島最低価格保障を謳っており、手頃な価格で楽しめるのが大きな特徴だ。
おすすめはトランベンでの2ダイブ。バリ島でも有数の人気スポットだ。クタ地域から車で2時間30分かかるポイントからのビーチエントリーで、ブランクがある人や初心者もゆっくりと身体を慣らしながらダイブすることができる。
120メートル級のアメリカ商船「リバティー号」やアジが群れを成して泳ぐ「アジ玉」、ウミガメと出会えるチャンスも。
もちろん、
バックアップ体制も万全で、参加者3名につきガイドが1人同行する少人数催行。バリの海を熟知した日本語堪能な現地ガイドが案内してくれる。フレンドリーで楽しくコミュニケーションが取れたと評判だ。1名での参加の場合には追加料金がかかるが、あえて払ってでも満喫すべきプライベート感溢れるプランとの口コミも。グループで参加するなら、まず間違いなくお得感はピカイチだ。
■料金:$65.00-(機材レンタル費別途$20.00)
■送迎:あり
■所要時間(送迎含む):5-8.5時間
■開催曜日:毎日
本格ダイブ② ブルーシーズン・バリのファンダイビング
初心者から上級者までバリの海を堪能できる
体験プラン・ライセンス取得プランも人気のブルーシーズン・バリが提供するファンダイビングプラン。日本人オーナーが2001年に日本人観光客向けにオープンし、「PADI5スター・キャリア・ディべロップメント・センター(CDC)」を取得したインストラクターの育成にもあたることができるショップのため安心感はバツグンだ。
タオルも含め機材レンタルがすべてコミコミの料金なので、価格設定も良心的。
行き先や旅程に合わせて1〜3ダイブを選択することができる。ブランクがなく、
ダイビング技術に自信のある人は、バリ島南東沖に位置する島ヌサ・ペニダでの3ダイブのコースがおすすめ。乾期にはマンボウと出会えるチャンスもあり、それ以外の時期にもウミガメやマンタなど大物との遭遇が期待できるポイントだ。1日かけてバリの海を堪能することができ、最高の思い出になること間違いなし。もちろん、ランセンスを取得して間もない初心者や時間があまりない人、船酔いが心配な人にぴったりのコースも用意されている。
日本人もしくは日本語が堪能な熟練した現地スタッフが同行。安全上の注意や見所も含め、
きっちりと日本語で説明してくれる。バックアップも手厚く、不安なく美しい海を堪能できたと好評だ。ひとりでも、友人や家族と利用しても安心して楽しめるイチオシプラン。
■料金:$101.00-
■送迎:あり
■所要時間(送迎含む):4-11時間
■開催曜日:毎日
本格ダイブ③ ポニ・ダイバーズ・バリのファンダイビング
手厚いバックアップ体制が自慢の日本人向け
日本人ダイバーによる手厚いバックアップ体制が欲しいなら、こちらのポニ・ダイバーズ・バリが提供するファンダイビングプランがおすすめ。体験ダイビング、ライセンス取得コースとともに自信を持っておすすめできる優良ダイビングショップだ。機材や安全基準についても公式サイトで日本語で明記されているので、不安な人はチェックしておこう。
ライセンス取得間もないダイバーや、ブランクがあるダイバーなど、
潜ることに不安がある人には、エントリー後に簡単な講習がついたアメッドでのコースがおすすめ。海況の安定したポイントで、ボートからのエントリーとビーチからのエントリーの2ダイブを堪能することができる。いつ潜っても多様な海棲生物と出会うことができるので、大満足間違いなしだ。
ファンダイブはすべて2ダイブ(状況によって追加ダイブも可能)となっているので、
1日かけてバリの海を楽しみたい人向けのコースだ。カクレクマノミやウミウシ、ネッタイミノカサゴなど、カラフルな熱帯魚との出会いを楽しむマクロなダイビングが楽しみたいなら、パタンバイでの2ダイブがおすすめ。上級者向けのコースも用意されており、「PADIアドバンスオープンウォーターダイバー」を取得している人は沈船内を探検するコースも選択できる。
■料金:$120.00-
■送迎:あり
■所要時間(送迎含む):8-11.5時間
■開催曜日:毎日
※ツアーの諸条件は変更になる場合があり、本サイトの情報はその内容を保証するものではありません。
バリのダイビングスポット解説
最後に、バリ島のダイビングスポットについて簡単に紹介する。
バリを囲む海はプランクトンが豊富で、出会える魚の数も種類も非常に多い。また、地形も多様のため、バリ島南西部を中心に
様々な表情を見せるダイビングスポットが点在している。景色や海流、海棲生物もスポットによって異なるので、自分のダイビング技術や見たいものによって行き先を決めよう。
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「サヌール、ヌサドゥア」
サヌール、ヌサドゥアは、ホテルが多く位置するクタからも車で25分程度、ビーチからもボートですぐという、街から至近の一大ダイビングスポット。あまり時間がないけれどダイビングは外せない、という人におすすめ。海流が穏やかなので、初心者でも安心だ。美しいサンゴ礁や、ツバメウオ、ツノダシ、ミノカサゴ、ロクセンスズメダイ、チョウチョウウオなどの色鮮やかな熱帯魚の群れを楽しむことができる。
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「ヌサペニダ」
サヌールのビーチからボートで30-60分ほどの場所に位置する、バリ島南東沖のエリア。「ヌサ」とはインドネシア語で「島」のことで、ペニダ・レンボンガン・チュニンガンの3つの島から成り最大の島がペニダであるため、この一帯をまとめて「ヌサペニダ」と呼ぶことが多い。乾期にはマンボウが現れ、それ以外の時期にもマンタやウミガメなど大物との遭遇が期待できるのが特徴。潮の流れが速いため上級者向けスポットだ。
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「パダンバイ」
バリ島では珍しく、美しい白砂が広がる景色を眺めることができるのがこのエリア。空港から車で約1時間半の沿岸に位置し、バリ島の伝統的な船「ジュクン」からのエントリーが多い。「南の海」と聞いて想像するような美しい光景を堪能したいならここがおすすめだ。海中には「ブルーラグーン」と呼ばれるポイントや沈められた仏像・ボートなどがあり、小魚たちが群れる幻想的な風景を楽しむことができる。運が良ければウミガメに出会えることも。
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「アメッド」
ビーチからもボートからもエントリーできる充実したダイビングポイント。空港から車で約2時間と所要時間は長いが、その分堪能できる景色は格別。色とりどりのソフトコーラルに覆われたドロップオフがあり、海流は穏やか。サンゴ礁に生息する多様な動物たちと出会うことができ、初心者から上級者まで楽しめる人気スポットだ。運が良ければウミガメやエイ、ウツボなどの大物との遭遇も期待できる。
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「トランベン」
トランベンも、空港から車で約2時間かかるにも関わらず、人気を誇るダイビングスポット。ビーチからのエントリーが可能なので、船酔いが不安な人でも安心、初心者から上級者まで楽しめる。第二次世界大戦中に日本軍の攻撃によって座礁しその後アグン山の噴火によって海底に没した120メートル級のアメリカ商船「リバティー号」が、サンゴに覆われた様は圧巻。そこに棲みついた多様な魚たちを眺めることができる。
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「ムンジャンガン島」
空港から車で3時間半、さらにボートで20-30分のところに位置する、小さな島。国立自然公園に指定されており、ビーチを野生の鹿が歩き回るという日本では考えられないような光景が見られることも。海流が比較的穏やかで初心者でも楽しむことができ、人の手がほとんど入っていない景色は圧巻。砂地からは日本の水族館でも人気を誇るガーデンイール(チンアナゴ)が多数顔を出し、海底にはダイナミックなドロップオフが広がる。