概要
特徴
上海の町中にあるフランス風の公園。かつてはフランス公園と呼ばれていた。1900年、義和団事件の際にフランス軍が駐屯したのが始まり。その後、フランス人の園芸家によってフランス風の公園が造られ、租界時代には毎年フランス人がここでパリ祭(フランス共和国の成立を祝う祭)を行っていた。
1928年までは中国人の立ち入りが禁止されていたが、公園が開放されてからは上海市民の憩いの場となった。現在では朝はダンス、太極拳、剣、バトミントン等のスポーツを楽しむ人々の姿が見られる。夜は園内にあるお洒落なレストラン、バー、クラブ、カラオケ店等に足を運ぶ観光客や若者で賑やかだ。敷地内には遊園地もある。ジャズフェスティバルや野外映画会等のイベントが開かれることもあり、幅広い年齢層の人々に親しまれる公園となっている。
見どころ
公園内にあるマルクス・エンゲルス像に注目したい。1985年に建設されたこの像の高さは6.4メートル。エンゲルスの死後90年の記念に建てられた。中国が社会主義に基づき建国されたことを思い出させる像である。園内には薔薇園や蓮の咲く池等があり、四季折々の花を楽しめる。
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(Photo by Banalities)
復興公園へのアクセス
メトロ1号線陝西南路駅4号出口より徒歩20分。