概要
特徴
多倫路の中でも観光用に整備された550メートルの路地。1930年前後に建てられた建物を使用した病院や展示館、学校、住居、店舗が並ぶ。租界時代に旧日本人居住区があった地域である為、日本人と縁のある建物やユニークな形の建物等、見所は多い。
通りのあちこちに建っている中国国内外の文化人の像にも注目したい。内山書店が建っていた辺りなので、書店主の内山完造の銅像や、この界隈に一時期住んでいたという魯迅とその仲間達の銅像が見られる。その他にもレトロな建物を利用したカフェ、茶房、骨董品屋等の店舗が並ぶ。
建造物
例えば「永安里」と言うアパートを見てみよう。道のカーブに綺麗に沿っている形が面白い。「余慶坊」と言う住宅街は、大正時代の詩人の金子光晴が妻の森三千代と共に暮らしていた場所だ。彼の著書「どくろ杯」に当時の余慶坊の様子が描かれている。現在も住宅として使用されている為、無断立ち入りや写真撮影しないよう注意しよう。1928年に竣工された珍しい中国風の教会「鴻徳堂」も見逃せない。
編集部一押しの観光プラン
大迫力の上海雑伎は老若男女問わず目が釘付けに!
上海旅行者の必読記事
(Photo by hkxforce)
多倫路文化名人街へのアクセス
8号線虹口足球場駅1号出口より徒歩10分。