概要
特徴
上海市嘉定区にあるサーキット。サーキットの設計者として有名なドイツ人のヘルマン・ティルケにより設計され、2004年に完成した。中国国内では「珠海国際サーキット」に続く国際規格サーキットである。運営するのは上海国際賽車有限公司。
コース全景は漢字の「上」という字がモチーフになっている。サーキットの総面積は5.3キロ平方メートル、1周の長さは5.451キロメートル、最長直線距離は1.175キロメートル。カーブは16あり、観客席には20万人を収容できる。
歴史
上海国際有限公司はサーキットのオープンに伴い、2004年-2010年の中国F1グランプリ選手権開催権を取得。2004年9月にF1中国GPが開催された。しかし2005年、外れた排水溝の蓋を踏んだイギリスのレーシングチーム「マクラーレン」がレースをリタイアする事件が発生した。また、2011年以降の開催権の承認を求める申請をしたものの、2010年の時点でコースのいくつもの地点に地盤沈下が起こっていると判明。改修工事の末に開催権は承認され、2017年までの開催が可能となり現在に至る。
編集部一押しの観光プラン
大迫力の上海雑伎は老若男女問わず目が釘付けに!
上海旅行者の必読記事
(Photo by sjiong)
上海国際サーキットへのアクセス
メトロ11号線上海国际赛车场駅より徒歩5分。