概要
特徴
上海中心部から南西へ約25キロメートルのところにある映画村で、中国10大映画撮影基地のひとつ。上海電影集団公司が運営し、正式名称は、「上影车墩影视摄制基地」である。1930年代の上海を再現したオープンセットとして利用するため建設された。面積は約12万平方メートルだが、将来的には約200ヘクタールまで拡張する予定であり、その規模はハリウッドのユニバーサルスタジオを凌ぐものとなる。今までに撮影された映画の例として、中国の映画では「カンフー・ハッスル」、「ラスト、コーション」がある。日本の映画では「T.R.Y.」、「魍魎の匣」が有名だ。
見どころ
園内には、1930年代の南京東路・南京西路や蘇州の河沿いを再現した風景が広がり、まるで当時の上海や蘇州にタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。町には復元された路面電車が走っており、乗車もできる。電車は約1時間ごとに運行している。撮影用の衣装、車、小道具等を展示しているスペースもある。
映画の撮影が毎日のように行われ、その様子を見学できるのが、映画好きにはたまらない魅力となっている。園内は基本的に見学自由だが、撮影によって見学が制限されたり、写真や動画の撮影が制限されることもあるので注意が必要だ。
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(Photo by Madeleine Ball)
上海影視楽園へのアクセス
メトロ1号線蓮花路駅北3口出口より徒歩2分のバス停から蓮金専線、蓮石専線、蓮楓専線バスに乗り、車墩で下車(約30分)。車墩より徒歩約10分。