概要
特徴
中国国内最大級の植物園。敷地面積は81.86ヘクタール。園内は盆景園、薔薇園、牡丹園、金木犀園、草薬園、松柏園、楓園、竹園、蘭室等のエリアに分かれており、四季折々の花を楽しめる。また、国内の希少な植物や絶滅危惧種も栽培されている。盆栽の鑑賞ができる「盆景園」は園内で最も広い区画で、4ヘクタールもの面積を占める。盆栽の数はなんと2000以上。日本の盆栽とは趣が異なり、石と植物を使い水墨画に描かれるような中国の風景を表したもの等、中国らしい盆栽が揃う。
桜の季節や、フラワーフェスタ(3月-5月)、紅葉の季節に訪れるのがおすすめ。4月にここを訪れるのならば、中国を代表する蘭が咲く蘭室にも足を運んでみたい。1万1150平方メートルの蘭園に300種余りの蘭が栽培されており、日本から贈られた蘭も展示されている。
歴史
上海植物園の前身である「竜華苗圃」が造られたのは1954年のこと。その後、1974年に現在の名称へ改め、1980年にオープンした。竜華苗圃は盆栽収集で有名であったが、そのコレクションは植物園にも引き継がれている。
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(Photo by Ironchefbalara DaiLuo)
上海植物園へのアクセス
メトロ3号線石龍路駅1号出口より徒歩10分。