オープントップバスで上海市内1日観光
観光地へのアクセスも良いメトロだが、オープントップバスを使ったツアーに参加すれば、移動中も見晴らしの良い2階席から街並みを楽しめる。日本語ガイドと音声案内で知識も身に付くので、上海の全体像を掴むにもおすすめだ。目次
上海のメトロは正式には「上海軌道交通」と呼ばれており、上海の人々や観光客にとって便利な交通機関のひとつである。メトロの路線としては1号-13号線と16号線が走行。そのうちの5号線と6号線はライトレールと呼ばれ、地下を走らない区間があるので厳密にはメトロではない。
上海のメトロは、上海地鉄運営有限公司が運営しており、上海市内から一部郊外まで路線を網羅している。メトロの2号線は、上海浦東空港から上海虹橋空港までの約60キロメートルをつないでいる。また、2号線は多くの観光地を走っており、乗継ぎの駅もほぼ走っているため観光客にとっても便利である。路線や時刻表は以下の公式サイトから確認しよう。
上海メトロ公式ホームページ
http://www.shmetro.com/EnglishPage/EnglishPage.jsp
■上海交通カード
中国語では「交通卡」と呼ばれる。上海市内のあらゆる交通機関で利用できるICカードで、日本の「PASMO」や「SUICA」と使い方は同じ。購入時に20元のデポジットが必要で、以降は100元ずつチャージが可能。バスやタクシーにも使用でき、1時間半以内に乗り換えをすれば自動的に1元割引になるのもお得。駅構内の窓口やカードショップ、浦東発展銀行や中国交通銀行で購入できる。
■1回券
初乗りは3元で、走行距離が6キロメートルを超えると10キロメートルごとに1元ずつ加算される。
■駅窓口
■自動発券機
①画面上の下に書かれている路線(何号線か)を選ぶ
②路線図が出てくるので、目的地の駅をタッチ
③枚数を選ぶと料金が表示される
④表示された金額を支払うと下から乗車券が出てくる
①荷物検査
メトロに乗車する前には荷物検査がある。買い物袋や小さいバッグは検査の対象ではないが、スーツケースや大きな荷物は検査機に通す必要がある。
②改札
自動改札口のカードリーダーに乗車券をかざし、バーをまわして改札に入る。1回券の場合は、差し込み口に切符を通す。
③行き先の確認と乗車
ホームへ降りたら乗車する電車の行き先を確認して乗車しよう。ホームには、電光掲示板やモニターが設置されている。次の電車の到着時間も表示されているので便利だ。
③改札
電車を降りたら、乗車時と同様に自動改札機に乗車券をかざす。1回券の場合は、差し込み口に切符を通す。乗り越し精算は窓口で行うことができる。
④駅を出る
出口を間違えると離れた場所に出ることがあるため、事前に確認しておいた方が良い。駅構内にも案内板があるのでチェックしよう。
■エレベーター・エスカレーターがない
上海のメトロは、駅によってはエレベーターやエスカレーターが設置されていない。スーツケースや大きな荷物を持って移動する場合は、極力中身を軽くした方が無難だ。
■トイレがない駅もある
上海のメトロの約半分の駅にはトイレがない。トイレットペーパーも日本のように設置されていないので要注意だ。移動する前に、あらかじめデパート等で済ませておくことをお勧めする。
オープントップバスで上海市内1日観光
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