マカオ3日間 38,800円-
非常にお手頃価格なマカオ2泊3日の旅。航空券とホテルのみのシンプルなプランで、現地では自由に過ごすことができる。宿泊ホテルは快適で立地も良いと好評。H.I.S.マカオ支店が24時間日本語でサポート対応してくれるため困った時も安心だ。➡ 詳細はこちら
2023/11/10 更新
修正の指摘はこちら>>住所
澳門大三巴街・セナド広場から徒歩約7分
料金
無料
営業時間
9:00-18:00
休業日
年中無休
HP
-
目次
1582年に聖アントニオ教会付属の教会として建てられたが、1601年火災により焼失した。
1602年よりイエズス会が再建を開始し、1640年に竣工。
当時アジアで最大のカトリック教会であった。
しかし、1835年、台風の際に起こった火災で再び焼失。
残ったのは石造りのファサードのみと考えられていた。
その後、1990年から1995年にかけてマカオ文化局が発掘調査を行ったところ、地下納骨堂と建物の基礎部分を発見。
さらに、地下納骨堂からは修道士の遺骨や数多くの宗教遺物が発見された。
これらの発見を受けて、マカオ文化局は地下納骨堂を復元。
博物館として整備され、現在では一般に公開されている。
また、ファサードは倒壊を防ぐためコンクリートと鋼鉄で補強されている。
2005年には、マカオ歴史地区の一部としてユネスコ世界遺産に登録された。
小高い丘の上に建つ美しいファサードを一目見ようと世界中から多くの観光客が集まる人気のスポットとなっている。
ファサードに刻まれた彫刻にも注目したい。
例えば4人のイエズス会における聖人の像。
特に、左から2人目のイグナチウス・ロヨラ、右から2人目のフランシスコ・ザビエルは有名だ。
彼らの一段上には聖母マリアの像が天使に守られるようにして建っている。
また、漢字や中国の獅子の姿など、アジアの文化を所々に見ることができるのもこのファサードの特徴のひとつ。
中でも面白いのは、『聖母踏龍頭』と傍らに書かれた、七つ頭のヒドラとそれを踏みつける女性の彫刻。
神話や聖書を題材にしたとの説もあるが、日本人のキリスト教徒が、キリスト教を迫害する徳川家康をヒドラという姿で表現したものだとの説もある。
博物館には、16世紀から19世紀にかけて使われていた数々の宗教美術品が展示されている。
それらはもともとペンニャ教会、聖ローレンス教会、聖ドミニコ教会、聖ヨセフ教会に納められていたものだという。
また、火事の際唯一残った大天使ミカエルの絵や、16世紀に使われた銀製香炉、聖水の器なども展示。
日本と関わりの深い展示品としては、1597年に長崎のキリシタン26名が磔にされた様子を描いた殉教図(複製)が挙げられる。
ファサード建設や殉教図に限らず、聖ポール天主堂と日本との関わりは意外と深い。
かつて大聖堂に併設されていた教育機関・コレジオには、ローマへの行きと帰りの2度天正遣欧少年使節団が宿泊したといわれている。
また、地下納骨堂にも、聖職者の遺骨などと共に日本人の殉教者の遺骨が納められている。
日本とマカオの歴史的なつながりに思いを馳せつつ見学したい。
マカオ3日間 38,800円-
非常にお手頃価格なマカオ2泊3日の旅。航空券とホテルのみのシンプルなプランで、現地では自由に過ごすことができる。宿泊ホテルは快適で立地も良いと好評。H.I.S.マカオ支店が24時間日本語でサポート対応してくれるため困った時も安心だ。まずフェリーターミナルからセナド広場へ向かう。
3、3A、10、10A号線のバスで約20分。さらに媽閣廟から2、5、7、10、11、18、21A号線のバスに乗り換え、約15分で到着。
※マカオの路線バスはわかりにくく、一方タクシーの料金が安いので、タクシーでの移動がおすすめ。
セナド広場からは、議事亭前地、板樟堂前地という通りを聖ドミニコ教会へ向かって歩く。
聖ドミニコ教会にあたったら、右へ曲がり板樟堂街と呼ばれる通りを進む。
板樟堂街と賣草地街という通りが作るT字路に出たところで左へ曲がる。
賣草地街を進み、大三巴街という通りの方へ曲がり坂を上ると見えてくるのが聖ポール天主堂跡。
人気記事