概要
150年以上続く正午の時砲
ヌーン・デイ・ガンとは、銅鑼灣(コーズウェイベイ)の海岸沿いで英国統治時代から150年以上続けられている、毎日正午になると空砲を鳴らす午砲のことだ。
この大砲はもとは海軍が使用していたもので、1860年ころからこの地に据えられている。
かつて香港が英国の統治下にあったころ、ジャーディン・マセソン商会は、自社の船が無事入港すると祝砲を撃っていた。
それを見た英国の海軍指揮官が、大砲の弾は海軍の船のみに使用するものだと立腹し、永久に午砲を打つよう命令したことが、今でも続く午砲のはじまりと言われている。
見どころ
銅鑼灣(コーズウェイベイ)の穴場スポット
メトロ銅鑼灣(コーズウェイベイ)駅から海岸沿いに出るには、地下道を通らないと渡れない。
この地下道の入り口が大変わかりづらいが、ワールド・トレード・センターにある地下駐車場へと入る地下道が入り口となっている。
駐車場入り口には矢印とともに「Noon Day Gun」と書かれており、その地下道を抜けるとちょうど大砲の前に出る。
毎日行われているにもかかわらず、観光客はほとんどいない穴場スポットとなっている。
正午前には鐘が10回鳴らされ、これが間もなく午砲が始まるという合図。
目の前で大砲の音を聞くことができるので、銅鑼灣(コーズウェイベイ)を訪れた際にはぜひ足を運んでみよう。
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(Photo by Rob Young よね Rob Young)
ヌーン・デイ・ガンへのアクセス
香港島銅鑼灣告士打道
メトロ港島線銅鑼灣(コーズウェイベイ)駅D1出口から徒歩10分