本メディアでは一部、事業者から商品やサービスの広告出稿を受け収益化しています

大連旅行のおすすめ観光スポット5選!

2018/01/16 更新

かって日本の植民地関東州一の大都市だった歴史を持つ「大連」。日本占領時代にヨーロッパを意識して開発された街並みが「アカシアの花かおる東洋のパリ」と憧れられ、現在も「北海の真珠」とも呼ばれる中国有数の美しい街になっている。このように、歴史的にも大連と日本とは関わりが深い縁が今日も続いており、現在も多くの日本企業が現地法人を置いている。中国の中でも日本人率が高く、バンコクやホノルルにも似た気安く通りを歩ける気軽さが旅行者にはうれしい場所だ。東洋のパリの名残は今もあり、当時のレトロな建築物は現地中国人にも人気が高い。

中山広場

  • 中国の中のヨーロッパといった今も異国情緒が色濃く感じられる場所。現在も中山広場の周辺は、当時に日本が建設した統治する機関が関係する建物が数多く残る。特に目立った改築もされずに、現在も当時のまま維持されているため、この大連中心にある広場に立つと当時の雰囲気をそのまま感じられる。大連市内に伸びる基幹道路は、この広場を中心として放射状に延びている。広場自体はロシア人によって建てられていて、どこか「赤の広場」を彷彿とさせる。現在は大連市民の憩いの場として、朝早くから夜遅くまで人足が絶えない。

  • 森林動物園

  • 中国ならではのパンダも見ることができる大連森林動物園の必見スポットは実はサファリエリアだ。なんと直接動物にエサを食べさせる体験ができ、シマウマなどの草食動物以外にもトラやクマなどの猛獣にもエサやり可能。生きた鶏をそのままエサとして与えることもできるが、さすがに中国人でも少ない様子。非常に広大な動物園なので歩きやすい靴で出かけたい。ロープウェーから大連市内や遠く海も望める。現在の中国の都市部のご多分にもれず、大連も大気汚染が深刻なので爽快な気分を味わいた時におすすめスポット。市内からバスで30分程度で到着できる。

  • 星海広場

  • 高層ビルに囲まれてぽっかりと開いた大都会の空間の大きさに驚いてしまう。この広大な面積の中には遊園地など娯楽施設も用意されており、朝から夜遅くまで大連市民たちでにぎわっている。公園からのベストビュースポットに海上にかかる全長約6キロメートルの星海湾大橋橋のライトアップがあるので、昼間のみならず夜間に訪れることをおすすめしたい。巨大としか言いようのないお土産物マーケットもあり、土産物選びにもよい場所になっている。

  • 海洋公園

  • 人工的に造成された海水浴を楽しめるビーチがある海浜公園。人気のシロクマやペンギンが展示されている水族館もあり、大連のファミリー層には大人気のエリアになっている。高さ55メートルから飛び降りるバンジージャンプが楽しめる施設もあるので若い層のデートスポットにもよく使われている様子。海洋公園も相当な広さだが、中に入っている施設もかなり広く、隣接する星海公園にある恐竜館もぜひ見ておきたいおすすめスポットなので、たくさん歩くことを覚悟で訪れたい。

  • 路面電車

  • ノスタルジアたっぷりの路面電車と最新型LRTが共存する大連。大連の路面電車の歴史は、日本統治時代の明治に始まった。現在も大連では市民の足として現役だが、日本同様に中国でも路面電車は姿を消しつつある。ローカルな気分が味わえて、ゆっくり目の速度が車窓からの観光にうってつけなので乗ってみることをおすすめしたい。社内には車掌の方も同乗しているので安心。デパート前など大量の乗客が見込めるエリアなど、停留所によっては緩衝地帯がなく、いきなり車道に降りるところもあるので十分注意したい。

  • (Photo by xiquinhosilvaKan Wu Ruiwei Qi Michael Saechang Kilian Evang Kentaro IEMOTO)