市内中心部(故宮周辺)
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中国国家博物館
世界最大級の博物館
天安門広場の東側にある、地下1階地上4階建てで展示室48ヶ所、床面積約20万平方メートルもある世界最大級の総合博物館。 2003年に同地にあった「中国歴史博物館」と「中国革命博物館」を合併し、中国国家博物館となった。
中国美術館
未来の巨匠に出会えるかもしれない美術館
伝統建築様式で黄色い屋根が特徴的な中国美術館は1958年に建設を開始、1963年に正式にオープンした。 5階建てで展示ホールは17もあり、中国芸術の巨匠の作品から現代アートまで幅広い展示内容となっている。 中国画の他にも水彩や油絵、書、彫刻や陶磁器など展示内容は多岐にわたる。 常設展示の他、数種類の企画展示もおこなっている。
西単
中国らしくない中国
北京における若者の流行う発信基地とも呼ばれる西単エリア。 西単駅周辺には大型の百貨店やブティックが並ぶ。北京の渋谷や新宿と呼ばれている。 観光客が多くみられる王府井と違い、西単は地元の人が多く、観光客は少ない。 1990年以降都市開発を進め、大型商業施設を始め、レストランやオフィスなど近代的なビルが並ぶ。
王府井大街
北京一の繁華街
東長安街から中国美術館まで南北に伸びる全長1600メートルのエリア。 王府井大街は、故宮博物院の東に位置しており、故宮を挟んだ西にある西単と並び北京を代表する繁華街だが、若者の流行の発信基地としての西単と比べ、王府井は長い歴史の元に、国内外の知名度も高く、北京最大の繁華街と称される。 伝統的なものと新しいもの、高級品から庶民的なもの、東洋のものから西洋のもの…
正陽門
北京内城の正門
「聖主当陽,日至中天,万国瞻仰」という意味を持つ正陽。 1420年(明代永楽18年)に建てられた、9つあった城門の一つで、北京内城の正門であった。 当時、一番の高さを誇っており、かつての皇帝や皇族の専用の御門であった。 元代は麗正門と呼ばれいたが、1436年に再建された時に改称され、正陽門となった。 別名前門。1988年に国家重点文物保護単位に指定された。
智化寺
500年以上の歴史がある古典音楽
1444年(正統9年)に建立された、王振氏の一族の祖先を祭った廟。 周総理より第一陣の文化財と指名された古代建築で、現存する明代の建築物では北京最大規模と言われている。 山門や鐘鼓楼、智化殿、如来殿など、あらゆる殿堂の屋根は黒い瑠璃瓦で舗装されているが、明代の木造建築としては非常に珍しい物となっている。
郭沫若故居
20世紀の中国を代表する作家
郭沫若(1892-1978年)は、作家であり詩人、戯曲家、歴史学者など多様な顔を持ち、日本と縁が深く近代では最も有名な文人である。 1914年に日本へ留学、医学を学ぶ傍ら文学活動をしていた。1921年に文学団体である「創造社」の設立に参加した。
北京魯迅博物館
日本でも有名な作家
日本では「阿Q正伝」や「狂人日記」等で知られる魯迅。 1956年、魯迅逝去20周年を記念して魯迅旧居の東側に地下1階、地上2階で開館した、中国最初の人物博物館である。 敷地面積は1万2000平方メートルあり、展示室の面積は1000平方メートルとなっている。 隣接している魯迅故居は中国伝統様式の家屋、四合院形式で北京市の重要文化財に指定されている。
北京古観象台
ロマン感じる古代の天文観測
最も古い天文台の1つである北京古観象台は1442年、明の時代に皇帝の天文台製造されたもの。 原型は、1279年、元の時代に皇帝フビライ・カンが造らせた観賞台である。 明代には「観星台」と呼ばれていたが、清代に「観象台」と改称された。
茶家傅
たまには時間を忘れてゆっくりしよう
北京市西城区にある美しい湖、后海(ホウハイ)を臨む八角形の建物の茶館。その形から別名「八角傳」とも呼ばれている。 2001年にオープンし、オーナーの傅さんが集めた本物の明清代のアンティーク家具や紫檀の調度品などが並び、格調高い雰囲気で、国内のみならず観光客にも人気の茶館である。