観光
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地壇公園
春節の廟会でおなじみ
明清時代の皇帝が地の神を祀った所である方澤壇とも呼ばれる地壇は、1530年(明の嘉靖9年)に建てられた。 1925年に一般に開放され、京兆公園と名づけられたが、その後市民公園に改称、更に1957年に地壇公園と改称された。 現存する唯一の国内最大の祭場である。 方澤壇・皇祗室・宰牲亭・齋宮・神庫等の古代建築が残っている。
牛街
北京のイスラム教の街
牛街は中国の少数民族の一つである回族、すなわち中国人イスラム教徒が暮らしているエリアだ。 北京市の外城の西側に位置し、中国最古のイスラム教寺院、牛街清真寺の周り一帯に広がる牛街。 かつては、古い平屋が並び狭い路地が入り組んだ、他の地域とは明らかに違う雰囲気だったが、近年、道路は拡張され、いくつかの高層マンションやショッピングセンターが建ち、その面影はなくなり…
智化寺
500年以上の歴史がある古典音楽
1444年(正統9年)に建立された、王振氏の一族の祖先を祭った廟。 周総理より第一陣の文化財と指名された古代建築で、現存する明代の建築物では北京最大規模と言われている。 山門や鐘鼓楼、智化殿、如来殿など、あらゆる殿堂の屋根は黒い瑠璃瓦で舗装されているが、明代の木造建築としては非常に珍しい物となっている。
玉淵潭公園
皇帝が釣りを楽しんだ、宮廷庭園
大きな湖のある、敷地2000万平方メートルを超えるこの広大な公園は、歴代皇帝のための庭園であった。 清の6代皇帝乾隆帝が魚釣りを楽しむために、釣魚台を建てた。 玉淵潭は、皇帝のそばにある水辺という意味である。 公園となった現在では、敷地内遊園地、プールなどが作られ、北京市民の憩いの場として親しまれている。 園内には3000本の桜の木があり、北京随一の桜の名所…
日壇公園
市街のほど近いところにある、大都会の手近なオアシス
今や2,000万人以上の人口を抱え、東京、ソウルに次ぐアジアの重要都市として発展を続ける北京。そんな喧騒から少し離れ、ホッと一息つくことが出来るような場所が、この日壇公園である。 日壇は明代の1530年より少しずつ建設され、朝日壇という名前でも長らく親しまれてきた。
茅盾故居
現代中国文学を代表する作家の終の住処
中国共産党に属し文化大革命を推進した偉大な文学家、茅盾(ぼうじゅん)。 のちに作家活動に専念し、一時は日本に亡命していたといわれる。 その後1974年から亡くなるまでこの地で過ごした。
大鐘寺
世界最大級の鐘が掛けられた大鐘寺
北京市海淀区に位置する大鐘寺。 清の時代1743年に建てられ、正式名を覚生寺という。 かつては、皇帝が雨乞いの儀式を行う際に利用されていたと言われている。 その後、北京遷都の際に皇帝永楽帝の勅命で造られた世界最大級の大きな鐘が掛けられたことから、大鐘寺と呼ばれるようになった。
郭沫若故居
20世紀の中国を代表する作家
郭沫若(1892-1978年)は、作家であり詩人、戯曲家、歴史学者など多様な顔を持ち、日本と縁が深く近代では最も有名な文人である。 1914年に日本へ留学、医学を学ぶ傍ら文学活動をしていた。1921年に文学団体である「創造社」の設立に参加した。
陶然亭公園
移り変わりの激しい北京の景観の中で、変わらずにある景色
陶然亭公園は北京市街中心部からやや外れた場所に位置する。 清代から存在するこの公園は、度々歴史上にも登場しており中国史に明るい方であれば名前を耳にしたことのある方も多いであろう。 公園内は水辺が多く、市民が水際でくつろいでいる様子が1年間通して見られる。 ボートレンタルを行うことも出来、北京市民と共にリラックスした時間を過ごすことが出来る。
北京魯迅博物館
日本でも有名な作家
日本では「阿Q正伝」や「狂人日記」等で知られる魯迅。 1956年、魯迅逝去20周年を記念して魯迅旧居の東側に地下1階、地上2階で開館した、中国最初の人物博物館である。 敷地面積は1万2000平方メートルあり、展示室の面積は1000平方メートルとなっている。 隣接している魯迅故居は中国伝統様式の家屋、四合院形式で北京市の重要文化財に指定されている。