観光
69件
慕田峪長城
混雑を避けてゆっくりと景色を満喫できる長城
慕田峪(ムーティエンユイ)長城は、北京市の北東部に位置する長城。 北京市中心からは約70キロメートルに位置し、約2時間で行ける。 最も多くの観光客が訪れる、八達嶺(バダリン)長城に次いで人気の長城だ。 八達嶺(バダリン)長城に比べると小規模だが、観光客が少なく混雑もないのでゆっくりと時間をかけて散策することができる。
景山公園
故宮博物院を一望できるスポット
故宮博物院の北側にある人口の山を整備した公園。標高43メートル、総面積は23万平方メートル。1928年に一般開放された。 元代に御苑だったところを、明代永楽帝が「玄武(北)には山があるべき(邪気から城を守る)」という風水により、紫禁城を作る際に出た残土で5つの峰を持つ人工の山を築いた。当初は万寿山と呼ばれていたが、のちの1655年(清の順治12年)に景山と改…
明の十三陵
最大規模の皇帝陵墓群
北京市の北北西、市内中心部から約50キロメートルに位置する、八達嶺に連なる天寿山の南の麓にある、明の十三陵。 三方を山に囲まれ、現存する皇帝陵墓群では最大規模のものだ。 明の時代の第3代皇帝永楽帝から第7代皇帝を除き、第16代皇帝までの十三人の皇帝とその皇后が眠る。
中関村
中国のシリコンバレー
北京市北西部に位置し、西北三環路と西北四環路の間にある、電子製品街として栄えてきた中関村は、国内外のIT起業や研究所が集まるようになり、中国のシリコンバレーと呼ばれている。 中国の国家プロジェクトであるハイテク技術産業開発区、中関村サイエンスパークがあり、国内きっての名門大学である北京大学、清華大学が隣接している。
頤和園
中国を代表する庭園となった、西太后の避暑地
現存する中国式庭園としては最大の規模を誇る。西太后が暮らしたという楽寿堂、執務室であった仁寿殿など、数多くの豪華な宮殿が建てられ、芝居を見るための舞台もあった。現在の庭園は第二次アヘン戦争後に再建されたもので、この再建のための莫大な費用は軍の予算から流用され、それが日清戦争で日本に負けた原因となったともいわれている。
恭王府
清時代の皇族の邸宅と美しい庭園
1777年に建設され、200年以上に渡って非常によい状態で保存されている清時代の豪華な邸宅跡。 もとは、清の6代皇帝乾隆帝の家臣であった和坤(わこん)という貴族の邸宅であったが、権力を持ちすぎた和坤は失脚させられ没収された。 その後、清の8代皇帝の第6子恭親王奕訢(えききん)の邸宅となった。1927年に奕訢の子孫から教会が譲り受け、一時期学校として使われたが…
北海公園
世界で最も古い宮廷庭園
遼・金・元・明・清代を通じ「皇家園林」と呼ばれる皇室庭園で、1925年に一般公開が始まった。 景山公園の西側にあり、総面積が70万平方メートルにも及ぶ広大な公園で、古代神話の海上仙山をイメージして造られた。 人工の湖である北海をメインに、瓊華島、団城と北部湖畔地区からなる。 世界で一番古い皇室庭園。
毛主席紀念堂
どこよりも長い行列が出来る
1976年9月9日に中国建国の父・毛沢東逝去した翌年、1977年5月24日に後継者となった華国峰が建てさせた毛沢東を祀る廟。 敷地面積は57,000平方メートル、高さ33.6メートルの地上2階地下1階の巨大な建築物である。 大理石や御影石などが使われており、棺は水晶でできている。
居庸関
難攻不落の要塞
北京市中心部より北西に約50キロメートル、万里の長城のうち最も多くの観光客が訪れる八達嶺(バダリン)長城へ向かう途中に位置する、居庸関(ジュヨングァン)長城の上に設けられた要塞。 明の時代、北京市を守るための最後の防衛線であった居庸関(ジュヨングァン)長城は、難攻不落の九塞のひとつとして知られている。
南鑼鼓巷
レトロモダンなエリア
南鑼鼓巷の周辺は中国で唯一元の時代に「里坊制」という碁盤の目の区画整備をされた場所である。 今も街並みがそのまま残っており、伝統的家屋建築の四合院を改築してカフェやレストラン、雑貨やなどが連なる。