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建築物
30件
居庸関
難攻不落の要塞
北京市中心部より北西に約50キロメートル、万里の長城のうち最も多くの観光客が訪れる八達嶺(バダリン)長城へ向かう途中に位置する、居庸関(ジュヨングァン)長城の上に設けられた要塞。 明の時代、北京市を守るための最後の防衛線であった居庸関(ジュヨングァン)長城は、難攻不落の九塞のひとつとして知られている。
法源寺
観光地化のなされていない、静かな趣を持つ寺院
北京法源寺は、北京駅の西側にある寺院である。 雲居寺、潭柘寺といった国際的にも名前の知れている寺院とは違って地味な存在ではあるが、逆に言えば観光地化されていないので、静かな趣を持っている心落ち着ける寺院だと言えるだろう。
孔廟・国子監博物館
歴史的価値の高い文化財
北京で一番大きなチベット仏教寺院、雍和宮の向かいに位置するのが孔廟と国子監博物館だ。 孔廟は安定門内の国子監街にあり、思想家、孔子を祀っている。1302年に建立された、赤と黄金の瓦屋根が鮮やかな美しい廟だ。瑠璃色に装飾された大成門をくぐると、孔子の像が迎えてくれる。 国子監博物館は、「左庙右学(左に廟、右に学)」と言われる中国の伝統的な建築思想に則って孔廟の…
天壇
歴代皇帝が天に祈りを捧げた、神聖なる最重要エリア
世界的にも有名な観光スポットであり、紫禁城と並んで北京を代表する建造物の一つである天壇公園は、かつては、皇帝が天に祈りを捧げるための場所であった。
白雲観
北京のパワースポット
唐代739年の創建で、かつて「天長観」と呼ばれていたが、1203年大極宮と改称。 その後、長春真人の住居となり「長春宮」と改称されたが、1394年(明代洪武27年)長春真人の死去後に「白雲観」と改称された。 道教全真派の総本山ともされる、北京で最大の道教寺院である。
牛街清真寺
イスラム街のシンボル、現存する北京最古のモスク
北京の南西に位置する牛街(ニウジエ)は1000年の歴史を持つイスラム人街である。 北京には1万人のイスラム教徒が住んでおり、その精神的な拠り所であり街の中心となるのが、北京最古のモスクといわれる牛街清真寺である。 正式名称は、清真古教寺。清真はイスラムを意味する。
正陽門
北京内城の正門
「聖主当陽,日至中天,万国瞻仰」という意味を持つ正陽。 1420年(明代永楽18年)に建てられた、9つあった城門の一つで、北京内城の正門であった。 当時、一番の高さを誇っており、かつての皇帝や皇族の専用の御門であった。 元代は麗正門と呼ばれいたが、1436年に再建された時に改称され、正陽門となった。 別名前門。1988年に国家重点文物保護単位に指定された。
智化寺
500年以上の歴史がある古典音楽
1444年(正統9年)に建立された、王振氏の一族の祖先を祭った廟。 周総理より第一陣の文化財と指名された古代建築で、現存する明代の建築物では北京最大規模と言われている。 山門や鐘鼓楼、智化殿、如来殿など、あらゆる殿堂の屋根は黒い瑠璃瓦で舗装されているが、明代の木造建築としては非常に珍しい物となっている。
茅盾故居
現代中国文学を代表する作家の終の住処
中国共産党に属し文化大革命を推進した偉大な文学家、茅盾(ぼうじゅん)。 のちに作家活動に専念し、一時は日本に亡命していたといわれる。 その後1974年から亡くなるまでこの地で過ごした。
大鐘寺
世界最大級の鐘が掛けられた大鐘寺
北京市海淀区に位置する大鐘寺。 清の時代1743年に建てられ、正式名を覚生寺という。 かつては、皇帝が雨乞いの儀式を行う際に利用されていたと言われている。 その後、北京遷都の際に皇帝永楽帝の勅命で造られた世界最大級の大きな鐘が掛けられたことから、大鐘寺と呼ばれるようになった。